> 東北の地震の復興、Puppyが役に立つんじゃないかなー
私もそう思います。
Windowsを使いたい要望が現実としてあるかもしれません。
サポートを終了したWindows 2000はセキュリティ面で
危険性があり、Linuxを使うべきと考えます。
Puppy Linuxを少し触り始めた者(Puppy暦:1ヶ月)で、
微力ですが、お役に立てればと思います。
首都圏に住んでいる方なら、野菜や牛乳などだけでなく、
東北から鮮魚を供給して頂く上で「復興して頂きたい」と
思われていると思います。
> PCだって古いのをみんなが持ち出すとしてもOS
> すぐに一通り動くものと考えると
> 知人に送ることになるかもしれないなー
> とUSBに落としておこうかと
1つの方向性として, USBブートを考えますが、
私の個人的な環境では、下記方法で動作させることが
出来ませんでした。
(1)initrd.gz、pup-4311JP.sfs、vmlinuzのコピー
(2)Unetbootin
結果的に、
「BootFlash パピーをUSBメモリにインストール」の
ツールで起動に成功しました。
CD起動の欠点(起動時間や手間など)は承知していますが、
下記の点より、USB起動より, まずはCD起動での使用と考えます。
(a)KNOPPIXやUbuntuよりさらに軽いため、
多くのPCで利用可能と考えられますが、
少し古いPCのBIOSではUSB起動が未サポートの
場合も考えられること。
(b)場所によっては、セキュリティ上、USBメモリが
持ち込み禁止である場合も考えられること。
(c)USBより、CD-Rなどの方が低コストであること。
PXEのネットワークブートは、
サポート面で再考の余地有りのため、未トライです。
古いPCなら、被災地以外の自治体, 会社や個人宅で
眠っている, 休んでいるのが意外とあるかもしれません。
物資が意外と集まった様に、
マスコミなどでアナウンスしてもらえれば、
PCは意外と集まるかもしれません。
例えば、PCの寄付だけでも下記が考えられます。
[1]寄付の場合、そのPCを破棄するには、コストがかかるか?
[2]廃棄コストがかかる場合、寄付する側, 使う側のどちらが
負担するか?
[3]PCの管理は、どうするのか?(寄付・貸与する側の住所
, 代表者名・氏名, TEL, メールアドレス, PC機種名
, PCメーカー名, ユニークデータのMACアドレスなど)
[4]モニターだけ, PCだけでも寄付は可能とするか?
「少し考えすぎかも」と思いましたが、実際は
下記の様に管理されている模様です。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/ ... index.html
> 救援物資お申込書
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kodomo-m ... usshi.html
> Web:24時間対応
>※下記のフォーマットにご入力いただき,返信下さい。
中越地震での物資の例でも、下記だったそうです。
http://d.hatena.ne.jp/k_ma_calon/20110311/1299837162
> 何かしたいと思うのはわかりますが、
> 想像力を働かせて慎重な行動をしましょう。
> 災害が起きると全国から様々な支援物資が送られてきますが、
> 物資が原因の新たな災害が引き起こされる危険性が
> あることはあまり知られていません。
> 中越地震では物資が無節操に届き過ぎることで、
> 被災者が毎日徹夜で仕分け作業を行わなければ
> ならなくなったり、日が経って腐ってしまった生ものを
> 報道陣に隠れて処分しなければなりませんでした。
> せっかくの支援物資が災害を起こさないために読んで欲しいです。
> 自宅の不要品処理のような気持ちで送らないようにしましょう。
人によっては、古いPCの廃棄費用(確か\3,000位かかるはず)
の回避優先で"寄付"される場合も考えられます。
PC, USBメモリなどの貸与を募った場合、
セキュリティのトラブルが起きれば面倒になるので、
「HDDやUSBは適宜の方法でデータを消去しないと
情報漏洩の危険性があります」とする方が、
セキュリティ上良いかもしれません。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2kt ... edisk.html
> 廃棄するハードディスクのデータを完全に消去する
さて、CD起動の複数PCでも、
インターネットを利用できました。
CD起動であれば、万が一ウィルスに犯されても、
余震, 瞬停でも、耐障害性は高いと思います。
なお、新潟県中越地震では下記だったそうです。
http://www.bousai.go.jp/vol/tsudoi/giji02a.html
> 中越地震及び新潟豪雨のボランティア活動
> パソコンとかインターネットとか、そういったもので
> 情報発信することが当たり前になっている、あるいは
> それをやっていないとボランティアも来ない、物も
> 来ない、お金も集まらないという状況になっています。
> 特に川口町の場合は、10月の下旬から、末の頃から
> 電気は通じたというような状況だったと思います。
> それで川口町のボランティアセンターなども、
> 学生ボランティア中心にパソコンを持ち込んで、
> インターネットで情報発信などをやっていたと
> 思いますが、どうしてもパソコン、プリンターなどで
> いろいろ電気が必要になる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0% ... 0%E9%9C%87
> 新潟県中越地震
> ネット上に開設されたボランティア有志による
> 情報交換サイトや掲示板に、活動支援やリンク
> 申し込みを装ってウイルスへのリンクURLを貼る
> 悪質行為が多発。
> 掲示板利用者だけでなくサイト管理者までがこれに
> 騙されパソコンがウイルス感染、更にパソコンが
> 使えなくなったボランティアの活動が一時できなく
> なるという事態まで相次いだ。
万が一ウィルスに犯されても、CD起動なら、
強制電源断すれば、解決と思います。
USB起動では, (ウィルスに感染した場合も考えて)
イメージをバックアップすべきとも考えます。
場所によっては、ウィルススキャン必須の場合も
あるかもしれません。その場合は、
HDDかUSBからのOS起動かもしれません。
HDD起動で、Clam AVが利用可能でした。
Puppy用の最新版のPuppy用のバイナリPETモジュールは
未公開でも、最新版ソースからビルド可能でした
(PuppyをNFSサーバにしてスキャンするのは、不安定化
のため、保留としました)。
HDD起動であれば、Windows同様に、OS起動時のパスワード入力
, スクリーンセーバを用いたロックが可能でした。
CD起動時には、時間がかかり, キーボード設定などが必要ですが、
使う人には、「この辺りは少し我慢してもらえれば」と思います。
Windows PEでライセンスやコストなどをクリアしても、
残念ながら、インターネットは利用できない様です。
PE以外のWindowsで, CDやネットワークブートなどで
起動出来る, Puppy同様に小さいOSはあります。
しかし、 評価版が無料で入手可能ですが、
特殊分野であり, 作ることが簡単ではありません。
さて、避難所, 被災者の数はかなり多く、
4県以外にも避難所が作られています。
各県内外に被災者の方の移動もある様です。
他被災者を探されている被災者の方も
いらっしゃいました。
今回の震災では、現状でも、自治体の他、
民間の会社, Google社でもサポートのHPが
すでにありますね。
CD起動からのインターネット接続(SeaMonkey利用)で、
下記リンクが参照可能でした。
ttp://
www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse ... e2011.html
ttp://japan.person-finder.appspot.com/
ttp://sv032.office.pref.iwate.jp/~bousai/hinansyameibo/zentaimeibo.pdf
ttp://saigai.ibc.co.jp/anpi/
ttp://
www.police.pref.fukushima.jp/shinsai/shinsaimeibo.htm
ttp://
www.pref.iwate.jp/~hp0802/oshirase/kouh ... 10311.html
公務員さんや会社員の人などには、既に端末があるとしても、
ボランティアの人の端末で連絡を取ってもらうには、
新品のPCを買って,使うのではなく
まずは古いPCを使ってもらって、その差額で、
食料, 医薬品などの優先度の高いものを買うのが
有効と思います。
「今後の多くの自治体でLinuxが使われる」IT予測や
費用対効果から、Puppy Linuxは適していると考えられます。
津波の被害を受けた自治体の一部では、
別の自治体で, 仮の機能を検討中のところがある様です。
私は、災害でボランティアを行ったこともなく、
Puppy暦も短いため、詳しい方のご意見や
現地からの要望を伺うことも必要かもしれないとも思いました。
前述リンク中の記事の中にある大学の先生は、
ボランティアにも, 災害情報にも, コンピュータにも
お詳しい様です(相手のご都合も考えられるため、
現時点では, その方のお名前を現時点ではここで挙げません)。
そのためには、この記事の参照数や返信数が
もう少し伸びる方が良いかもしれません。