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PETパッケージの作り方

Posted: 07/04/05(木) 12:10
by YoN
http://www.puppyos.com/development/createpet.htm を参考にしてsylpheed-2.3.1のPETパッケージを作ろうとしましたが失敗しました。

手順:

コード: 全て選択

sh-3.00# tar xvzf sylpheed-2.3.1.tar.gz                                         
sh-3.00# cd sylpheed-2.3.1                                                      
sh-3.00# ./configure                                                            
checking build system type... i686-pc-linux-gnuoldld                            
checking host system type... i686-pc-linux-gnuoldld                             
checking target system type... i686-pc-linux-gnuoldld                           
checking for a BSD-compatible install... /usr/bin/install -c                    
checking whether build environment is sane... yes                               
checking whether make sets $(MAKE)... no                                        
checking for working aclocal-1.4... missing                                     
checking for working autoconf... missing                                        
checking for working automake-1.4... missing                                    
checking for working autoheader... missing                                      
checking for working makeinfo... missing                                        
checking whether to enable maintainer-specific portions of Makefiles... no      
checking for gcc... no                                                          
checking for cc... no                                                           
checking for cl.exe... no                                                       
configure: error: no acceptable C compiler found in $PATH                       
See `config.log' for more details.  
そこでconfig.logを見ると、Core testsセクションの途中からmissingというメッセージが出ています。

コード: 全て選択

configure:2213: result: /usr/bin/install -c                                     
configure:2224: checking whether build environment is sane                      
configure:2267: result: yes                                                     
configure:2282: checking whether make sets $(MAKE)                              
configure:2307: result: no                                                      
configure:2326: checking for working aclocal-1.4                                
configure:2337: result: missing                                                 
configure:2341: checking for working autoconf                                   
configure:2352: result: missing                                                 
configure:2356: checking for working automake-1.4                               
configure:2367: result: missing
configureができず先に進めません。Cコンパイラが無いと言われているようですがわかりません。
どうすればコンパイルできるのでしょう?

以下のことは完了していますか?

Posted: 07/04/05(木) 12:36
by nakaiy
初期状態の PuppyLinux には開発環境が含まれていません。

devx_214.sfsをダウンロードして、pup_save.2fsと同じところに置き、再起動します。

すると、g++や、gccなどのコンパイラーが使えるようになります。

補足:
devx で始まるファイルは開発環境が含まれたイメージファイルを示します。
数字はバージョンナンバーです。インストールされたバージョンの物だけを使用するようになっています。

Posted: 07/04/05(木) 13:45
by YoN
2007年2月21日の時点で、Nyuさんによるとdevx_214.sfsはちょっと問題があるので
使わない方がいいとおっしゃっていたので、今までdevx_213.sfsを使っていました。

今のdevx_214.sfsは2月時点から変更されているのでしょうか?
もしNyuさんのおっしゃる問題がなおっていれば使ってみます。

Posted: 07/04/05(木) 14:57
by nyu
私も2月エンド以降はパピーのソフトのコンパイルは
していません。以前は2.13のdevx_213.sfsを使って
コンパイル出来たのですが、devx_214.sfsを使って
その時点ではコンパイル出来ませんでした。それは私
のセットアップが良くなかったのか、devx_214.sfs
が良くなかったのかは分かりません。2月エンド以降
devx_214.sfsが直ってるかも分かりません。他のパピー
ユーザーがPETパッケージをどんどん作っているので、
多分大丈夫だとは思いますが、試したら如何でしょうか。

Posted: 07/04/05(木) 15:25
by nyu
devx_214.sfsをダウンロードした際、必ずmd5sumを比べて
下さい。それが一致しないと、ファイルが破損しています。
その場合、ファイルの再ダウンロードが必要です。devx_214.sfs
は「/mnt/home」にコピーして下さい。

Nyu

Posted: 07/04/05(木) 19:28
by YoN
試しに、今あるdevx_213.sfsをdevx_214.sfsとリネームするという荒技(?)をしてから、パピーを再起動しました。
改めて、sylpheed-2.3.1 のコンパイルに挑戦するとどんどん進み、PETファイルが作れました!
そしてそのPETファイルをROXファイラ上でクリックしてシルフィード2.3.1のインストールが出来ました。しかも日本語メニューです。

手順は次の通りです。

コード: 全て選択

sh-3.00# mv devx_213.sfs devx_214sfs
(もちろん2.13のバックアップもしておきました。)
パピーのCDを入れて再起動。

コード: 全て選択

sh-3.00# tar xvzf sylpheed-2.3.1.tar.gz                                         
sh-3.00# cd sylpheed-2.3.1                                                      
sh-3.00# ./configures                                  
sh-3.00# make                                                      
sh-3.00# new2dir make install
sh-3.00# cd ..                                    
sh-3.00# dir2pet sylpheed-2.3.1-i386
これでsylpheed-2.3.1-i386.petというPETパッケージができました。

ROXファイラを開き、sylpheed-2.3.1-i386.petファイル上でクリックするだけで簡単にインストールできました。スタートメニューには入らないのでコマンドラインから sylpheed&とすると日本語メニューのシルフィードが起動しました。デスクトップにアイコンを作っておくと起動が楽です。

nakaiyさんnyuさん、ありがとうございます。

その後、正式のdevx_214.sfsとdevx_214.sfs.md5.txtをダウンロードしました。
そしてmd5sumも比べてみました。

コード: 全て選択

sh-3.00# md5sum -c devx_214.sfs.md5                                             
devx_214.sfs: OK 
次回からこの正式のdevx_214.sfsを使ってみます。

Posted: 07/04/06(金) 01:36
by nyu
YoNの努力には感激します。 :lol:

Posted: 07/04/06(金) 15:19
by YoN
Puppy2.14+devx_214.sfsの組み合わせでSylpheed2.3.1日本語版のPETパッケージを作ってみました。
自分では試していません。
無保証ですが使いたい方はどうぞ。

sylpheed-2.3.1-i686.pet