Emacs 関連の PET 作ってみました

[double_star]

みなさん初めまして。

最近 Puppy で遊び初めた新参者ですが、Emacs を中心にいくつか PET 化しました。

お約束とかよく分からないまま作ったので、なんか大ポカやらかしてないとも限りませんので、問題あるようなら突っ込みお願いします。

それに趣味が偏り過ぎてるかもなので、あまり使えないかもとか、そもそも Puppy 的に Emacs は無いだろとかいうこともあるかもですが、ファイル置き場と一応ブログっぽいものです。

http://sites.google.com/site/doublestar256/pet
http://pub.ne.jp/double_star/

[暇人]

ようこそ。

[新谷]

はじめまして。
有難く使わせて頂きます<(_ _)>

.....ところで、KON2bは素晴らしい試みですね すごいなと思いました。
Linuxに対応させる予定はおありでしょうか?

[double_star]

どうもです。

KON2b ですか。とりあえず移植とかは考えてません。

もともと FreeBSD や NetBSD で全く自分用に使っていて、ほとんど独り善がりな実装ですし、最近だと機能的にももっと良いものがあるので、いまさら需要があるかという問題があります。

[新谷]

KON2b ですか。とりあえず移植とかは考えてません。

そうですか...個人的には残念ですが仕方ないですね。
kon2系はまだまだ需要のあるところには需要があると思うです。どこにあるんだと言われてもちょっと答えられないですが。

ともかく、今でも手を入れて使ってる人がいるんだなぁーと分かっただけでもハッピーです。
ご無理言ったみたいで申し訳ないです。

[double_star]

kon2系はまだまだ需要のあるところには需要があると思うです。どこにあるんだと言われてもちょっと答えられないですが。

そうなんですよ。すでに obsolete なのは分かってるんですが、昔お世話になったので未だにメンテもどきしてるわけです。

それで、せっかくなので Puppy Linux に対応させてみました。

初めから Linux のことまで考えていたわけではないので、相当書き換えないとダメかと思ってたのですが、昨日今日ぐらいで一応動くようになりました。もともと Linux のソフトなので当然といえば当然ですが、半分くらいは既に別物ですから。

http://sites.google.com/site/doublestar256/pet から kon2b-0.5-431JP.pet がそうですが、M+BITMAP の 12dot フォント込みで設定してあります。Ctrl+Alt+F2 とかで仮想端末切り替えて、kon でとりあえず試せるはずです。

[新谷]

http://sites.google.com/site/doublestar256/pet から kon2b-0.5-431JP.pet がそうですが、M+BITMAP の 12dot フォント込みで設定してあります。Ctrl+Alt+F2 とかで仮想端末切り替えて、kon でとりあえず試せるはずです。

おお 、対応していただき感謝感激です!!
試してみたところ......。

コード: 全て選択

(login: puppy Password: woofwoof でログイン)
# kon
 Kanji ON Console ver.0.5 (2010/05/23)

kon: 0x209: can't find single-byte font.
kon: 0x401: can't find multi-bytes font.
kon: type: bdf, file: /usr/share/fonts/bdf/mplus_f12r.bdf
kon: load ISO8859-1 in shmem(753668): 4096 bytes
kon: type: bdf, file: /usr/share/fonts/bdf/mplus_f12r-jisx0201.bdf
kon: load JISX0201.1976-0 in shmem(786438): 4096 bytes
kon: type: bdf, file: /usr/share/fonts/bdf/mplus_j12r.bdf.gz
kon: gunzip -c /usr/share/fonts/bdf/mplus_j12r.bdf.gz
kon: load JISX0208.19* in shmem(819207): 228800 bytes
kon: type: bdf, file: /usr/share/fonts/bdf/mplus_f12r-euro.bdf
kon: load ISO8859-15 in shmem(851976): 4096 bytes
kon: 0x200: shmem attached.
kon: 0x209: shmem attached.
kon: 0x20c: shmem attached.
kon: 0x401: shmem attached.
kon: mouse type `Microsoft'
kon: VGA12: video type `VGAGM' selected.
kon: sig_leave_vc: 0,0
kon: sig_enter_vc: 0,0
kon: sig_leave_vc: 0,0

.....うまく画面は切り替わるのですが、日本語の文字は表示できない???....と勘違いしてましたが、この後

コード: 全て選択

# fld -k euc

とかで文字コードを指定。とりあえず、euc、jis、sjisコードで日本語表示できました。
詳細は/usr/share/doc/kon2b/README.kon2b に書いてたのに見逃してました....。

それで、更に/usr/share/doc/kon2b/README.kon2bから一部引用...

コード: 全て選択

6. iconv 組み込み

  まだ暫定的すが、UTF-8 が使えるような気がします（笑）。libiconv.so が
  /usr/local/lib/libiconv.so にあれば dynamic load します。kon.conf では
  次のように書きます。書式も暫定です。使用頻度が高くないのであんまりテスト
  できてません。ほかの Unicode は全くだめですのでねんのため。

   Section "Coding" {
   ja_JP.UTF-8:
        JISX0201.1976-0 JISX0208.1983-0 UTF-8 ISO-2022-JP
   } EndSection

   % kon -BootCoding ja_JP.UTF-8
   % setenv LANG ja_JP.UTF-8

なるほどです.....パピーにデフォルトではlibiconv.soは入ってないし、setenvはbashのコマンドに無かった気がするし.....もうちょっといろいろ調べたり試したりしてみます。

とにかくも、double_starさん有難うございました

[みのむし]

＞Emacs 関連の PET 作ってみました

　double_starさん、ありがとうございます。

http://sites.google.com/site/doublestar256/pet

Emacs の起動に必要なパッケージリスト

• emacs-23.2-431JP.pet
• emacs_GTK-23.2-431JP.pet
• libotf-0.9.11-431JP.pet
• m17n-db-1.6.1-431JP.pet
• m17n-lib-1.6.1-431JP.pet

無事、Emacsが起動出来ました。
なお、あるWebページで「Emacsを -nw で立ち上げると透けるエディタになります」との言及に従って実行してみましたが、
透けるエディタにはなりませんでした。...ちょっと違ったようです。
透明な端末 Eterm上で実行すると背景が透明になりました。

◎私は、背景を透明あるいは半透明に出来るテキストエディタを探しています。
何方かご存知ないでしょうか？ nano、vimが有望

背景透過のテキストエディタもどき
　最初、Eterm で試していたのですが、確かに背景透過に出来ますが、utf-8を扱えないので
どう頑張っても日本語表示出来ません。
そこで、rxvt(端末)を背景透過にする事にしました。
WWW検索して、「~/.XresourcesにinheritPixmap: Trueで背景透過に出来る」を見つけて
そのようにしましたが、背景透過に出来ませんでした。
しかし、他の設定行を真似してRxvt*inheritPixmap: Trueとしてみた所、背景透過に出来ました。
なお、nanoを前もってインストールしておきました。

URL: http://openlab.ring.gr.jp/puppylinux/download/packages/
nano-2.0.7-i686.pet

• rxvt(端末) 背景透過設定

  コード: 全て選択

  # cd
  # geany .Xresources
  (ファイル末尾に以下の行を追記)
  ----- ここから ----------
  Rxvt*inheritPixmap
  ----- ここまで ----------

• 背景透過のテキストエディタもどき
  (デスクトップの「端末」をクリックすると、背景透過の端末ウィンドウが開くので)

  コード: 全て選択

  # nano test.txt
  ----- ここから ----------
  (日本語入力してみた所、正常に入力／表示出来ました)
  ----- ここまで ----------

※これで何をしたいかと言うと縦書き文庫のページに、この「背景透過のテキストエディタもどき」を重ねて、
縦書き文庫のページをこの「背景透過のテキストエディタもどき」の下書きにする事です。
しかし、うまく行きませんでした。縦書き文庫のページにこの「背景透過のテキストエディタもどき」を重ねると
下の縦書き文庫のページが見えなくなります。ここで見えて欲しいのです。
これは、rxvtの改造しか手が無さそうです。
　デスクトップ画面の背景まで透過するのではなく、自分自身の背景を透過にするだけでいいのですが、
こうすれば重ねた場合、すぐ下のものは見えます。

[double_star]

＞
Emacs の起動に必要なパッケージリスト

• emacs-23.2-431JP.pet
• emacs_GTK-23.2-431JP.pet
• libotf-0.9.11-431JP.pet
• m17n-db-1.6.1-431JP.pet
• m17n-lib-1.6.1-431JP.pet

無事、Emacsが起動出来ました。

書き忘れてました。現状の GTK 版だとそういう依存関係になってます。それにこの前リリースされた IPAexfont00102.zip などを設定すれば、そこそこ綺麗に表示されます。あと unifont-5.1.20080820.bdf.gz を追加すれば emacs の etc/HELLO はなんとなく表示されると思います。

＞
なお、あるWebページで「Emacsを -nw で立ち上げると透けるエディタになります」との言及に従って実行してみましたが、
透けるエディタにはなりませんでした。...ちょっと違ったようです。
透明な端末 Eterm上で実行すると背景が透明になりました。

emacs で透ける設定というのは分かりませんが、-nw は端末エミュレータ上で emacs を起動するオプションですので、文字表示などは完全に rxvt とか Eterm などに頼ります。ようは ncurses だよりということです。

ちなみに NOGUI 版だと -nw オンリーになります。こっちの依存関係は libotf 以降は不要です。もちろん画像とか凝った文字修飾はできません。

[みのむし]

double_starさん、わざわざ返信して頂きありがとうございました。
また、貴重な情報ありがとうございます。

＞emacs で透ける設定というのは分かりませんが、-nw は端末エミュレータ上で emacs を起動するオプションですので、文字表示などは完全に rxvt とか Eterm などに頼ります。ようは ncurses だよりということです。

この通りです。透明な端末上で「emacs -nw」で起動すると、背景が透けて見えると言う事です。

[double_star]

.....うまく画面は切り替わるのですが、日本語の文字は表示できない???....と勘違いしてましたが、この後

コード: 全て選択

# fld -k euc

とかで文字コードを指定。とりあえず、euc、jis、sjisコードで日本語表示できました。
詳細は/usr/share/doc/kon2b/README.kon2b に書いてたのに見逃してました....。

すみません、説明不足で。とりあえず UTF-8 抜きで一区切りつけたもので、それで今回バージョン 0.6 ということで UTF-8 対応入れてみました。kon2b-0.6-431JP.pet がそれです。

設定ファイル /etc/kon.conf は上書きされます。それと、デフォルトの漢字コードも UTF-8 としてみました。kon.conf では次のように書きます。

コード: 全て選択

Section "CODING" {
ja_JP.UTF-8: Coding
        JISX0201.1976-0 JISX0208.1990-0 UTF-8 EUC-JP
} EndSection;

また fld -k utf-8 でも切り換えできるはずです。

もっとも対応したといっても、内部的には漢字コードを EUC-JP へ変換することで表示してますので、変換できないようなデータが来た場合、変な動作をするかもしれません。それに既知の問題として、カーソルが画面に残ったり、カット&ペーストの文字コードが EUC でペーストされるというのがあります。たぶん他にも使い込めばいろいろあると思います。

なるほどです.....パピーにデフォルトではlibiconv.soは入ってないし、setenvはbashのコマンドに無かった気がするし.....もうちょっといろいろ調べたり試したりしてみます。

iconv は Linux だと libc に含まれるので、libiconv は別途入れる必要はないのですが、Puppy の iconv() はちょっと古いものらしく何か問題あるかもしれません。それに ISO-2022-JP への変換はできないようです。これは色々削られてる影響の気はしますが、深くは調べてません。

LANG に関しての setenv は FreeBSD の csh のお話しです。Puppy だと初めから ja_JP.UTF-8 になってるので、わざわざ何かする必要はないと思います。

[新谷]

おおお！！！、UTF-8対応すごいです
試してみましたが、ばっちりです
これはかなり.....うまい例えが思いつけませんが、駅前でティッシュペーパーと一緒に配ってまわりたいくらい嬉しいです ('(ﾟ∀ﾟ∩

感謝に堪えません<(_ _)>

[新谷]

iconv、setenv等の詳細な説明も有難うございます<(_ _)>
ほとんど知らない分野なので非常に勉強になります。