
Puppy Linux Precise 5.7.1 retro 版には、WWWブラウザとして、SeaMonkey 2.19 と、Opera 12.16 が搭載されていて、CPUパワーが不足気味の古いPCでは、ブラウザとして 動作の軽い Opera を利用するよう奨められている。
次期 Puppy の 日本語版(Precise 5.7.1 Retro ベース)では、Opera 12.16 が収録される予定だ。
これを、Puppy Linux 431JP2012 で利用することを試みました。
テスト結果のまとめ:
Opera 12.16 は Gnu の Cライブラリ バージョン GLIBC_2.8 以上を要求するので、PET-Package にて
・ glibc-2.10.1.pet 1.8MB ・・・ Grumpy Wolfe さん謹製。
を導入すれば、Puppy Linux 431JP2012 にて、 Opera 12.16 が普通に動作します。
・Opera 12.16 build 1680: 本家フォーラムにポストされている、OscarTlaks 氏 が Yandex Disk にアップロードしているもの: opera-12.16.sfs (11/7/2013 at 3:03am 17.2MB) をダウンロードして利用し(マルチリンガルで、ロケールに従って最初から日本語版として起動する)、
・さらに各種言語ファイルを(en, ja を残して)削除して、スリム化(17.2mb → 12.3mb)したものを用意してそれを使いました。
→→ opera-12.16-ja.sfs サイズ: 12 MB (12,894,208 バイト)
Flash Player plugin (libflashplayer.so) は、/usr/lib/opera/plugins/ に入れれば良い。(なお、そこになければ、/usr/lib/mozilla/plugins/ を見にいってくれます。)
その他の Puppy 日本語版での動作状況
(1)Wary 511-01j では、素の状態で起動します(追加 pet などは必要ない、GNU C Library stable release version 2.10.1 が入っています)・・・いまこれは Wary 511 上のOpera から投稿してます。
(2)Lupu-528JP では、素の状態で起動します(追加 pet は必要なし)。
(3)Precise-550JP でも、問題なく動作することを確認しました。
[追記]
Slacko 5.6 4G (non PAE) + lang_pack_ja-1.8.sfs でも、動作確認。
[/追記]