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システム起動の改善ツール

Posted: 20/06/06(土) 15:51
by きりん
どれくらい割合か判りませんが(多分に1%以下)、お試しでUSB-MEMORYやCD-ROMから起動して、使えそうだから内蔵ストレージにインストールしてつまずく人が居ると思います。
私の使っている環境も、これに該当します。
私は、USB-MEMORY上に大きめのsave-fileを作ってkernelの再コンパイルを行って対処していましたが、もっと簡便に使えるツールがあるようです。(どの設定を確認変更すればOKのはずだ、を認識できているので再コンパイルの作業が出きるのですが…)
英語版のフォーラムで次のトピックを見つけました。
InitrdModules 6 - copy "vital" modules to 'initrd.gz'.
http://murga-linux.com/puppy/viewtopic. ... 1&t=118416

ここから手繰れる、'initrdmodules_6.sfs'を利用すると、利便性が上がりそうな感じです。
次のインストール時に使ってみたいと思います。

要すれば、初回起動で必要なドライバーが組み込まれた状態のドライバー環境をブートローダーが読み込んでくれるinirdに加えてくれるツールです。

効果のありそうなケース。
1.USB-MEMORYで起動すると、何も問題なくシステムが立ち上がるが、内蔵ドライブにインストールすると、XXX.sfsが見つからないとエラーが出てしまうケース。
2.内蔵ドライブにsaveファイルを設定して再起動したが、再起動時にsaveファイルが見つからなく、初期状態で立ち上がるケース。

実際に確認したら、レポートします。

Re: システム起動の改善ツール

Posted: 20/06/27(土) 19:02
by きりん
fossapup64-9.0.3 が配布されたので実験してみました。

鶏が先か、卵が先かの部類になりますが、・・・

※ 英語の理解が乏しいので手順が間違っている可能性があります。

1.USBメモリーから起動出来るようにする。
2.ツールを立ち上げ実行する。

コード: 全て選択

# initrdmodules -l
# mods-initrd-this
# initrdmodules -c
initrdmodules -l を実行した所で、"sdhci-acpi "がリストアップされました。

3.改変したinitrd.gzを内蔵ドライブにコピーする。
4.ブートローダーを設定する。(2020.06.28 訂正:pimod オプションの指定は、行う必要ないようです)

コード: 全て選択

menuentry 'Puppy linux fossapup64-9.0.3'{
	search --no-floppy --fs-uuid --set=root 0f3ca1f6-50c5-42ab-98f1-08dad1a28fa2
	linux /fossapup64-9.0.3/vmlinuz pmedia=ataflash psubdir=/fossapup64-9.0.3 pimod=sdhci-acpi
	initrd /fossapup64-9.0.3/initrd.gz
}
pimod=sdhci-acpi の部分が強制措定している所になります。

5.起動する。

の手順でOKのようです。