日本語キーボードについて
Posted: 09/11/23(月) 01:54
日本語キーボードについて
http://ja.wikipedia.org/wiki/QWERTY%E9%85%8D%E5%88%97
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011700 ... board2.htm
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011700 ... yboard.htm
実は色々書いている途中、u - underline text を押すと、なぜか白紙になってしまった。ショックだったので、ふて寝して、心機一転書き直そうと思ったが、自分の知識の裏付けを探していたら、上記のようなモノを見つけた。 参考までに。 結局書く内容を多少修正する必要がある
と感じている。 以下は上記を参考にした修正文書です。 自分が初めに提案しようとしていた配列がOEAに近いので、それがベースになる予定です。
初めに ー 現在日本で広く使われているキーボードの配列は初心者が覚えやすい配慮がまったくされていないだけでなく、熟練者が楽に早く打てるような工夫もされていない。いまからPCを触っていく子供たちや中高年に、「まづキー配列を覚えろ」という様な事は暴言にも等しい。(現行のキー配列のメリットが「広く使われている」事以外何もないから)。 せっかく覚えるのだから、「初心者が覚えやすく、また慣れると楽に効率よく打てるキー配列をみんなで考えましょう」という事がこのThreadの提案です。 これをPuppyLinux日本語版で実験的に配布する事が私の夢です。
覚えやすさ ー 覚えやすいかどうかは別として、ナンバーキーを使う方法が考えられる。ノートPC等でなく、卓上型のPCは大抵0ー9の数字のキーが右側に独立してある。ノートのばあい、USBの数字キーを付ける事が出来る。 これを使い、ケータイ電話と同じ方法で日本語の打ち込みと変換を行う。 すでにケータイ電話機において熟練者なら、この方法で充分かもしれない。ただしSCIMに、そのためのFrontEndを作って提供する必要がある。
ケータイ方式を、折角たくさんあるアルファベットをつかって実現する事の方が、効率性も合わせて考慮すると、自然である。aiueoが同じ頻度で現れると仮定すると、母音を一文字打ち込む際、ケータイ方式だと3キーストロークである。(1+2+3+4+5)/5 = 3。 子音も同様に三とする(実際はそれ以上だが)。 ローマ字方式だと、母音の頻度に関わらず、母音は1、子音は2(もしくは3)。 ローマ字方式の方が優れている事がわかる。 また、和文配列(新50音順配列)等は、4段必要だから、アルファベットキー以外への影響も考えると控えた方が良いと思う。 ワープロのみなら、新50音順配列はかなり有効だと思えるが、PCを使う(とくに学術的に使う)際や、インターネット上では<>@/等の記号を頻繁に使うから、それらのキー配置を鑑みるとローマ字方式の方が良いと思える。(ウェブブラウザで、マウスしか使わない人はやっぱり新50音順配列で充分かもしれませんけど)。
一応ここでは、ローマ字方式の方が良いという事で、話を進めます。
効率 ー 効率と一言で言っても、速度、疲れやすさ、苦痛度等を考える必要がある。速度だけを計測するなら、ランダムに抽出したサンプルを11人以上準備し、決まった入力パターンの打ち込み時間を計測すれば良いだけだが、実際の使用感(主観になってしまうが)もインタビューする必要がある。速く打てるから快適とは限らないから。
生理学者に意見を聞く事も有効だと思われる。
自分自身で実験した結果、sa や l; は時間がかかるが、 df や jk は早い。ls や ;a も楽で早い。 fj や dk も早いが、fjよりもdkの方が速く楽に打てる。この事から、
い) 人差し指と中指は、薬指や小指に比較して、楽に速く打てる。
ろ) 左右交互に打つ方が楽な場合が多い。
入力文字列の頻度 ー サンプルの取り方で大きく違う事が予想されるが、裏付けとなる数字が必要。コストの面からも、ウェブ上にある日本語をランダムに多量に抽出し、どういう文字列が頻繁に出てくるか解析、それを元に頻度が高いものほど人差し指付近に置く。 また、「です」「ます」等は特別な配慮が必要だろう。 一応、ある文字をの次に何が頻度が高いかを調査するとき、 google.co.jpを利用する事も出来るが、この結果を鵜のみにする事は危険でもある。(単にひらがなを一文字づつ打っていけば、その候補を自動的に挙げてくれるという機能を利用する)
ここで強調しておきたいのは、文字頻度だけでなく、文字列の頻度もある程度は考慮に入れる必要があると言うこと。
提案 ー 以上の事を総合的に考えて、大雑把にキー配列を提案してみたいと思う。ただし、この時点では、文字頻度、 文字列頻度のデータが無いので、この辺は私的感想を元にする。
asdfg の場所に母音を配置する。 驚くべき事に、OEAだけでなくDvorakまでがこの場所に母音を配置している。 Drovakは英語に置ける文字列の統計をとって、この配列にしたと思われる(彼は音楽家のドボルザークの親戚で、統計学者だった)。OEAが、なんらかの統計、もしくは生理学的根拠を元に、その配列を決定したかは不明。
もう一つ気付いた点が、 Dvorakは右手の中段がdhtnsだが、OEAはghtsn。似ていると思うのですが、OEAは一部Dvorakを参考にしたのかな?
いちおうこんなのどうです?
.q.-.l.f.d.y.r.j.g.p.
.o.e.a.i.u.h.n.t.s.k.
.z.v.c.b.x.m.w.,...
母音はOEAと同じ。 「かさたなは」が右手で、右人差し指付近に「まやらわ」を置き、「ぱばじゃ」系は右手の守備範囲。使い勝手は分かりませんが、一応覚えやすいと思います。
IMを工夫すれば、xaで「しゃ」、qaで「きゃ」と打ち込める様にすれば、さらに効率が良くなるかな?その場合は、またキー配列を調整する必要あり。
IMの話がでたので、ついでにdiで「ぢ」か「でぃ」かという問題。
カタカナは、現代日本語においては外来語を表記する場合に使われるので、その辺の使い勝手を考慮するなら「でぃ」が好ましいが、その場合「どぅ」はどうすか。 「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」の違いを区別する必要があるから、zを使う訳にもいかない。 ーー この辺の変換を、Wnnは実に上手く処理してくれる。 英語を打てばそれをそのまま日本式カタカナに表記したり(一部の言葉にかぎられるが)。
ここの掲示板で、意見をつのって、納得のいくキー配列ができたら、それ専用のキーボードを作って、Puppyと抱き合わせで販売とか。 なかには「一般的なQwertyを知らないと困る」という人もいるが、人と違うキー配列という事は、それだけで「セキュリティーが高い」とも言える。 皆さんはどう思われます?
http://ja.wikipedia.org/wiki/QWERTY%E9%85%8D%E5%88%97
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011700 ... board2.htm
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011700 ... yboard.htm
実は色々書いている途中、u - underline text を押すと、なぜか白紙になってしまった。ショックだったので、ふて寝して、心機一転書き直そうと思ったが、自分の知識の裏付けを探していたら、上記のようなモノを見つけた。 参考までに。 結局書く内容を多少修正する必要がある
と感じている。 以下は上記を参考にした修正文書です。 自分が初めに提案しようとしていた配列がOEAに近いので、それがベースになる予定です。
初めに ー 現在日本で広く使われているキーボードの配列は初心者が覚えやすい配慮がまったくされていないだけでなく、熟練者が楽に早く打てるような工夫もされていない。いまからPCを触っていく子供たちや中高年に、「まづキー配列を覚えろ」という様な事は暴言にも等しい。(現行のキー配列のメリットが「広く使われている」事以外何もないから)。 せっかく覚えるのだから、「初心者が覚えやすく、また慣れると楽に効率よく打てるキー配列をみんなで考えましょう」という事がこのThreadの提案です。 これをPuppyLinux日本語版で実験的に配布する事が私の夢です。
覚えやすさ ー 覚えやすいかどうかは別として、ナンバーキーを使う方法が考えられる。ノートPC等でなく、卓上型のPCは大抵0ー9の数字のキーが右側に独立してある。ノートのばあい、USBの数字キーを付ける事が出来る。 これを使い、ケータイ電話と同じ方法で日本語の打ち込みと変換を行う。 すでにケータイ電話機において熟練者なら、この方法で充分かもしれない。ただしSCIMに、そのためのFrontEndを作って提供する必要がある。
ケータイ方式を、折角たくさんあるアルファベットをつかって実現する事の方が、効率性も合わせて考慮すると、自然である。aiueoが同じ頻度で現れると仮定すると、母音を一文字打ち込む際、ケータイ方式だと3キーストロークである。(1+2+3+4+5)/5 = 3。 子音も同様に三とする(実際はそれ以上だが)。 ローマ字方式だと、母音の頻度に関わらず、母音は1、子音は2(もしくは3)。 ローマ字方式の方が優れている事がわかる。 また、和文配列(新50音順配列)等は、4段必要だから、アルファベットキー以外への影響も考えると控えた方が良いと思う。 ワープロのみなら、新50音順配列はかなり有効だと思えるが、PCを使う(とくに学術的に使う)際や、インターネット上では<>@/等の記号を頻繁に使うから、それらのキー配置を鑑みるとローマ字方式の方が良いと思える。(ウェブブラウザで、マウスしか使わない人はやっぱり新50音順配列で充分かもしれませんけど)。
一応ここでは、ローマ字方式の方が良いという事で、話を進めます。
効率 ー 効率と一言で言っても、速度、疲れやすさ、苦痛度等を考える必要がある。速度だけを計測するなら、ランダムに抽出したサンプルを11人以上準備し、決まった入力パターンの打ち込み時間を計測すれば良いだけだが、実際の使用感(主観になってしまうが)もインタビューする必要がある。速く打てるから快適とは限らないから。
生理学者に意見を聞く事も有効だと思われる。
自分自身で実験した結果、sa や l; は時間がかかるが、 df や jk は早い。ls や ;a も楽で早い。 fj や dk も早いが、fjよりもdkの方が速く楽に打てる。この事から、
い) 人差し指と中指は、薬指や小指に比較して、楽に速く打てる。
ろ) 左右交互に打つ方が楽な場合が多い。
入力文字列の頻度 ー サンプルの取り方で大きく違う事が予想されるが、裏付けとなる数字が必要。コストの面からも、ウェブ上にある日本語をランダムに多量に抽出し、どういう文字列が頻繁に出てくるか解析、それを元に頻度が高いものほど人差し指付近に置く。 また、「です」「ます」等は特別な配慮が必要だろう。 一応、ある文字をの次に何が頻度が高いかを調査するとき、 google.co.jpを利用する事も出来るが、この結果を鵜のみにする事は危険でもある。(単にひらがなを一文字づつ打っていけば、その候補を自動的に挙げてくれるという機能を利用する)
ここで強調しておきたいのは、文字頻度だけでなく、文字列の頻度もある程度は考慮に入れる必要があると言うこと。
提案 ー 以上の事を総合的に考えて、大雑把にキー配列を提案してみたいと思う。ただし、この時点では、文字頻度、 文字列頻度のデータが無いので、この辺は私的感想を元にする。
asdfg の場所に母音を配置する。 驚くべき事に、OEAだけでなくDvorakまでがこの場所に母音を配置している。 Drovakは英語に置ける文字列の統計をとって、この配列にしたと思われる(彼は音楽家のドボルザークの親戚で、統計学者だった)。OEAが、なんらかの統計、もしくは生理学的根拠を元に、その配列を決定したかは不明。
もう一つ気付いた点が、 Dvorakは右手の中段がdhtnsだが、OEAはghtsn。似ていると思うのですが、OEAは一部Dvorakを参考にしたのかな?
いちおうこんなのどうです?
.q.-.l.f.d.y.r.j.g.p.
.o.e.a.i.u.h.n.t.s.k.
.z.v.c.b.x.m.w.,...
母音はOEAと同じ。 「かさたなは」が右手で、右人差し指付近に「まやらわ」を置き、「ぱばじゃ」系は右手の守備範囲。使い勝手は分かりませんが、一応覚えやすいと思います。
IMを工夫すれば、xaで「しゃ」、qaで「きゃ」と打ち込める様にすれば、さらに効率が良くなるかな?その場合は、またキー配列を調整する必要あり。
IMの話がでたので、ついでにdiで「ぢ」か「でぃ」かという問題。
カタカナは、現代日本語においては外来語を表記する場合に使われるので、その辺の使い勝手を考慮するなら「でぃ」が好ましいが、その場合「どぅ」はどうすか。 「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」の違いを区別する必要があるから、zを使う訳にもいかない。 ーー この辺の変換を、Wnnは実に上手く処理してくれる。 英語を打てばそれをそのまま日本式カタカナに表記したり(一部の言葉にかぎられるが)。
ここの掲示板で、意見をつのって、納得のいくキー配列ができたら、それ専用のキーボードを作って、Puppyと抱き合わせで販売とか。 なかには「一般的なQwertyを知らないと困る」という人もいるが、人と違うキー配列という事は、それだけで「セキュリティーが高い」とも言える。 皆さんはどう思われます?