試したいことがあったので、GPUのドライバを modesetting → intel に変えてBionicpup64を再起動したところ、Xサーバーが起動しませんでした。
黒画面で左上にプロンプトが点滅したような状態です。
Ctrl + Alt + Del、Ctrl + Alt + Backspace を入力しても何も変わらずなので、電源ボタンで強制終了しました。
パピーの起動メニューから「No X」でコンソール起動して、追加した /etc/X11/xorg.conf.d/20-intel.conf をリネームして無効にしてから、reboot で再起動で、元のパピーに復帰しました。
質問なのですが、パピー起動時のXサーバーが起動しない黒画面から、直接コンソールに入る方法はあるのでしょうか。
ググると、他のLinuxはXサーバーが起動しない場合はコンソールで立ち上がる例が多いのですが、パピーの場合はコンソールのような画面だけれども、何も入力を受け付けません。
パピーの起動メニューに「No X」が無い場合もあるだろうし、そのときはどうやってコンソールに入れば良いのだろうと思いました。
まあ、起動メニューを修正して「No X」を追加すると言う手もありますが。
試したPCは、Dell OptiPlex 3070です。
元のスレに書こうかと思いましたが、こちらにしました。
Xサーバーが起動しない場合の対処
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- 記事: 2483
- 登録日時: 15/10/25(日) 14:00
Re: Xサーバーが起動しない場合の対処
残念ながら、質問に対する直接の答えは持ち合わせていません。
その前の段階ですが、modesetting ドライバから intel ドライバに切り替えるには、xorg.conf を直接書き換えるか、xorgwizard で変更するのが普通です。もちろん、 /etc/X11/xorg.conf.d に設定を書いてもいいのですが、puppy ではこの方法は、通常、使いません。
intel ドライバ指定で起動しなかったとのことですが、20-intel.conf に何が書かれているのかも気になります。
追記
xorgwizard で設定する場合
X を終了してプロンプトに降りる。
# xorgwizard
設定が完了したら、
# xwin
で起動を試みる。
起動できない場合はプロンプトに戻るので、もう一度 xorgwizard を実行する。
「新規 xorg.conf を作成」すれば、デフォルトの設定に戻ります。
ThinkPad X121e (Bionic32 / Bionic64 / F96-CE)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
Arrows Tab Q508/SE (BW32 / BW64 / Easy Daedalus)
CPU intel Atom x7-z8700 2.4GHz, RAM 4GB
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
Arrows Tab Q508/SE (BW32 / BW64 / Easy Daedalus)
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Re: Xサーバーが起動しない場合の対処
そうでしたか。thinkpadnerd さんが書きました: ↑24/08/02(金) 18:32 もちろん、 /etc/X11/xorg.conf.d に設定を書いてもいいのですが、puppy ではこの方法は、通常、使いません。
xorg.confを編集するのは何年ぶりかなので、ググったら、今は/etc/X11/xorg.conf.dに書くとのことなので、素直にそうしました。
今回のようにXが起動しなかったら、追加したファイルを消すだけで済むので、合理的かもと思ったのです。
20-intel.confの内容もググったコピペです。
コード: 全て選択
Section "Device"
Identifier "Intel Graphics"
Driver "intel"
EndSection
ところが、Bionicpup64の セットアップ > Xorgビデオウィザード を起動したら、xorg.conf編集ボタンしか見当たらないので、どうせ編集するなら楽な方でと、xorg.conf.dに追記をすることにしました。
コマンドラインのxorgwizardは、最初から頭に無かったです。
LIFEBOOK A577/RのRAMモード起動で、xorgwizardコマンドを使ってみました。
こちらでは、modesetting → intel に変えても問題ありませんでした。
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- 記事: 2483
- 登録日時: 15/10/25(日) 14:00
Re: Xサーバーが起動しない場合の対処
これ自体は問題なさそうです。ただ、puppy の xorg.conf では
Identifier "Card0"
となっています。
直接書き換える場合
初期状態では Driver 行はコメントアウトされています。(よって、デフォルトの "modesetting" が使われる)
# を外して、"intel" を指定して X を再起動すれば切り替わります。
"modesetting" ドライバがいけないというわけではありません。archwiki によると、むしろ intel ドライバより modesetting のほうが無難であるという趣旨のことが書かれています。(デフォルトで modesetting となるのも、その考え方による)
ただ、intel ドライバでないと使えない機能もあります・
compton は動いていますでしょうか。
compton は益より害のほうが多い印象です。止めたほうがいいと思います。
これが動いていると、ドライバとの組み合わせで異常に CPU使用率が上がることがあります。正常に動いている場合でもリソースを食います。
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Re: Xサーバーが起動しない場合の対処
最悪なパターンですね。私も何度も経験しました。都度どうして対処したかよく覚えてません。
私は pmedia=ataflash で起動してる(PUPMODE=13)ので、変更部分はRAM上なので、強制終了するとそれが全部消えて、次は何事もなかったように起動します。RAM部分は30分おきの自動セーブなので運にもよります。
昔は異常終了した場合に xorgwizard を起動するかどうか聞くような機構があったのに、最近のパピーではその機能は無くなったようです。pfix=nox 起動オプションが正解でしょう。私は pfix=ram モードで起動して位置からやり直すことが多いです。
Re: Xサーバーが起動しない場合の対処
Dell OptiPlex 3070で試してみましたが、Identifier "Card0" の 20-intel.conf でも、同様にXが起動せずでした。thinkpadnerd さんが書きました: ↑24/08/03(土) 10:56 これ自体は問題なさそうです。ただ、puppy の xorg.conf では
Identifier "Card0"
となっています。
コード: 全て選択
Section "Device"
Identifier "Card0"
Driver "intel"
EndSection
勉強になりました。
ありがとうございます。
コマンドラインの xorgwizard では、intel の変更はできました。
常用パピーのLIFEBOOK A577/Rでは、mpvでながら見ができないので、~/.config/compton.conf を修正して、カレントウィンドウ以外を暗くするのは無効にして、ウィンドウの影縁だけを有効にしています。
Dell OptiPlex 3070では、なぜかcomptonは動きません。
デスクトップ > compton で、Settingsで設定値を変えて Restart でも動かないです。
動かない方が良いので、今まで動いていないことに気が付きませんでした。
そうでしたか。
左上にプロンプト点滅の黒画面は、強制電源オフ以外に手段が無さそうですね。
今まで、なにか切り抜ける方法はあるのかと、ずっと頭の中で引っ掛かっていましたが、
シノバーさんでも手に負えないのでは、あきらめが付きました。
ありがとうございます。