Ghostscript の用紙設定を A4 にするには

[シノバー]

Ghostscript の用紙設定はそのままではレターサイズに設定されています。
レターサイズはたぶん米国だけの規格で、A4に比べて少しだけ横に広く縦に短い寸胴となっています。
このためにA4で作成されたpsファイルの上部が切れて表示されるなどの不具合があります。
ps2pdf コマンドなどに -sPAPERSIZE=a4 オプションを加えるとよいのですが、めんどうです。
/etc/profile に GS_OPTIONS 変数を定義してやることで解決します。

/etc/profile の 98行目付近（パピーのバージョンにより異なる）LANG変数が定義されたあとに次の１行を加えます。

コード: 全て選択

[ "${LANG:0:5}" != "en_US" ] && export GS_OPTIONS="-sPAPERSIZE=a4"

/etc/profile を変更したあと、いちどコマンドプロンプトに戻って xwinで Xを立ち上げ直すか、PCをリスタートします。
（Xのリスタートだけでは変更が反映しません。）

[シノバー]

レターサイズは、カナダ、メキシコを含む北米にある規格らしい。
最近のパピーリナックス日本語版には、次のファイルが置かれています。
/etc/profile.d/a4paper

コード: 全て選択

#31dec10 shinobar: ghostscript paper size
case "${LANG:2:3}" in
_US|_CA|_MX) :;; 
*) export GS_OPTIONS="-sPAPERSIZE=a4";;
esac