再び、画面コピーのTIPSです(^^;。
Precise-571JPで動作確認しています。
Screenyの画面コピーはとても便利です。
Webページのメモや、ソフトのGUI設定画面のメモなどで重宝します。
便利なのですぐにキャプチャファイルが溜まってしまいますが、その時に困るのが乱数の様な数字が付けられたファイル名です。
とりあえず名前順に並んでくれれば良いのですが、何かのタイミングで順番が前後してしまうとファイル名だけでは中身の検討も付かず、訳が分からなくなります。
と言う訳で、日付と時間でファイル名を付ける事にしました。
例えば、2015年12月25日午後7時20分35秒に取ったキャプチャは、この様なファイル名になります。
cap151225-192035.png
ファイル名が長くなるので、まめに整理する人は時間だけで充分かもしれません。
capture192035.png
Screenyのキャプチャファイル名の数字は、ファイル名がバッティングしない様にプロセスIDから一意の数字が付けられています。
その数字を、dateコマンドで作成するように変更します。
Screenyはスクリプトで機能しているので、次のスクリプトファイルを編集します。
/usr/sbin/screeny
178行目
<default>capture$$</default>
を下記に編集します。
・日付+時間
<default>cap$(date +%y%m%d-%H%M%S)</default>
・時間のみ
<default>capture$(date +%H%M%S)</default>
編集後にScreenyを起動すると、
出力ファイルに名前を付けて下さい(任意)
の入力欄の文字列が変わります。
後は通常通りの操作で、希望のファイル名のキャプチャが作成されます。
編集前にファイルのバックアップは必ず取ってください。
編集に失敗してもバックアップでファイルを上書きすれば、元に戻せます。
もしバックアップを取るのを忘れても、571JPの場合はpuppy_precise_5.7.1JP.sfsをマウントして元ファイルを取り出す事ができます。
スクリプトファイルを編集するのに不安がある方は、下記をScreenyの出力ファイル名入力欄にコピペしても同じ事ができます。
・日付+時間
cap$(date +%y%m%d-%H%M%S)
・時間のみ
capture$(date +%H%M%S)
コピペが面倒なら単語登録が便利です。
単語登録の場合は、読みを半角アルファベット小文字で一文字にすると簡単に入力できます。
参照コードの箇所をコード表示にすると、頭に不要な空白が入るのでコード素書きにしてあります。