パピーLinuxは10年以上前のPCを再生できる。それは正しい。
最近、友人の2つのノートPCを再生した。でもパピーリナックスをインストールしたわけではない。
1つめのケースは2012年第2世代のi3。どうにも遅くてWindows(購入時Windows7だが、更新されて現在Windows10)起動に5分くらいかかる。いろいろ苦闘したが、結局は内蔵HDDをSSDに交換することで、Windowsの機動は45秒になった。たいへん感謝されている。それまでのHDDを新規のSSDへ、PuppyのPuddでドライブごとコピーすることで移行できた。
(F96-CEのPuddにはバグがある。BookwormPup10.0.9のPuddは動作した。ターミナルから先頭は大文字で Pudd と入力して起動すると、エラーメッセージが確認できる。)
2つめも第2世代の、こちらは celeron。Windows7→10に更新されていたが、起動に30分。HDDがすでに壊れていたらしく、Puddでコピーした SSDが動かない。けっきょく SSDにWindows10を新規インストールした。起動は1分弱(30秒はスリープからの起動でした。)
10年以上前のPCはたいていHDD。それをSSDに交換すれば、Windows10でもそこそこ動く。ただしバックグラウンドアプリとかスタートアップアプリとかはできるだけ外すなどチューニングは必要。
10年以上前のPC
Re: 10年以上前のPC
というわけで10年以上前のPC、とくにノートPCの再生はたいていこれでいける。
しかしノートPCのストレージ交換には少しハードルがあるので、ストレージはHDD、RAM 4GB というシチュエーションではパピーリナックスが最適解かもしれない。Limnuxならどれでも良いわけでない。Puppy Linmuxがこの場合に最適かと。
あと、Windows11に適合しないPCの場合も。
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- 記事: 2417
- 登録日時: 15/10/25(日) 14:00
Re: 10年以上前のPC
これについては異存はありません。
ただ、その Puppy の開発が停滞・迷走しているように感じます。Fossapup64, F96-CE のベースになっている ubuntu focal は今年4月に通常のサポートが終わります。直接関係ありませんが、10月には windows 10 のサポートも終わります。
現在「公式」とされている Puppy で残るは BookwormPup と S15Pup ですが、個人的には apt / synaptic を採用している BookwormPup は好みません。
S15Pup はベースが気難しい slackware であるうえに、woof-CE で生成されたものがほぼ毎月リリースされます。煩わしいし、十分なテストを経ずにリリースされるので、バグがある恐れもあります。
ubuntu ベースの Puppy は開発が止まっています。
このままでは先細り感が否めません。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB