ねぎとろ さんが書きました:PUPPY(Ver/puplets問わず) で不具合に遭った場合
シャットダウン時にsaveせずに終了させる方法は無いでしょうか?
パピーを通常のHDDにFrugalインストールした場合、
起動モード12となり、フラッシュメモリの場合
起動モード13となります(起動時の pmedia=... に「flash」の文字が入っている場合。)HDDまたはフラッシュメモリ上のpupsaveは /initrd/pup_rw にマウントされます。モード13では これと別に /initrd/pup_ro1 が作られます。pup_ro1はramdiskです。
モード13についてまず説明します。
いろんな変更はまず ramdisk上で行われ、後にpupsaveにもコピーされます。これを「save」と呼ぶとすると、3つの機会にこれが行われます。
- デスクトップ上の「save」アイコンを押したとき
- デフォルトでは30分ごとに自動的に(設定により変更可能)
- シャットダウン時
2の設定は メニュー>システム>Pppyイベントマネージャで保存間隔を 0にセットすると禁止できます。
3を禁止することは /etc/rc.d/PUPSTATE の PUPMODE=13 の数字を 0 などに書き換えるとパピーを騙すことができるという議論がありました。
viewtopic.php?t=631
viewtopic.php?t=609
モード12では「save」動作はありません。直接 pupsaveが変更されます。
TIPS:
いずれにせよ異常が起こってからでは対処が難しくなるので、危険を予知してバックアップしておくのが基本です。動作中に現在使用中のpupsaveを触ることはタブーとされていますが、限られた操作はできます。
たとえば新しいアプリをインストールする直前などに、いま使用中の pupsaveのコピーを取ることはできます。コピーした pupsaveで起動すると、前回異常終了したと解釈されてメッセージが出ますが、無視すれば問題なく使えます。
pupsaveのコピーをたくさん残しておくとメディアのスペースを占領してしまいますが、gzip で圧縮すると、劇的にコンパクトになります。解凍すれば普通に使えます。