ここでは、Wary-5.3など本家版を日本語化パックで日本語入力を可能にした環境で、グラフィックドライバが Xorgならば漢字キーを押して日本語入力ができるのに、Xvesaにすると漢字キーが効かないという場合の対処法を記します。
とりあえずは漢字キーの代わりに Ctrlキー と スペースキーを同時に押します。これで日本語入力モードに切り替わるはずです。
Xvesaで漢字キーを有効にする方法は次のとおりです。
日本語化パック lang_pack_ja を使っているならば、 /root/.Xmodmap-jp.Xvesa というファイルがあります。隠しファイルなので、ROX-Filerでは目玉アイコンをクリックすると表示されます。
Xvesaを使用している場合、 /root/.Xmodmap-jp.Xvesa を /root/.Xmodmap とリネームあるいはコピーし、Xをリスタートしてください。漢字キーで日本語入力モードに切り替えができるようになります。
なお、パピーリナックス日本語版ではXvesaについて自動的に対処されているので、以上の手数は不要のはずです。
参考までに、 /root/.Xmodmap-jp.Xvesa の内容は次のようなものです。
コード: 全て選択
keycode 49 = Zenkaku_Hankaku
!keycode 115 = Super_L
!keycode 116 = Super_R
!keycode 117 = Menu
keycode 133 = Super_L
keycode 134 = Super_R
keycode 135 = Menu
コード: 全て選択
!keycode 49 = Zenkaku_Hankaku
keycode 115 = Super_L
keycode 116 = Super_R
keycode 117 = Menu
!keycode 133 = Super_L
!keycode 134 = Super_R
!keycode 135 = Menu