F96-CE 日本語化版 シンプル

標準以外の日本語環境用の派生デストリビューション

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

thinkpadnerd
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登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: F96-CE 日本語化版 シンプル

投稿記事 by thinkpadnerd »

ルビー さんが書きました: 24/08/08(木) 16:33 f96ce-simple-r3.iso の初回起動を繰り返していて気が付きましたが、毎回、固定のホスト名が付けられます。
新しい起動ごとに一意のホスト名が付けられるはずなのに、毎回「puppypc12345」の数字の部分が同じで、同一のホスト名になっています。
確認してみました。
私のマシンでは、save file を使って運用中の f96-ce と save file なしで起動した場合で、ホスト名は同じですが、puppypc12345 ではありません。
どのようにホスト名が決められるのか分かりませんが、少なくともマシンが違うとホスト名は異なるということではないでしょうか。

追記
すみません。別のマシンで確認したら、ホスト名が同じでした。
あと、「数字の部分が同じ」というのを誤って 12345 固定と解釈していました。

追記2
adrv sfs の中に、作業に使ったマシン (というか Puppy) の hostname が残っていました。おそらくこれが原因で、新しいホスト名が生成されないのだと思います。初回起動時に生成される (上書きされる) ものだと思っていました。

追記3
常用している EasyPup では最初から "EASYPC" となっていて、数字は付きません。だから何というわけではないですが...
f96-ce iso については、今後機会があれば修正します。ホスト名自体は QuickSetup で変更することができます。
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Re: F96-CE 日本語化版 シンプル

投稿記事 by thinkpadnerd »

初回起動時に新しいホスト名が生成されなかった不具合の修正 - iso を r4 としました。

r3 からの変更点は /etc にあった hostname, hosts の除去です。
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Re: F96-CE 日本語化版 シンプル

投稿記事 by ルビー »

f96ce-simple-r4.iso で、初回起動時に一意のホスト名が付けられるのを確認しました。
thinkpadnerd
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登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: F96-CE 日本語化版 シンプル

投稿記事 by thinkpadnerd »

ルビー さんが書きました: 24/08/12(月) 09:46 初回起動時に一意のホスト名が付けられるのを確認しました。
ありがとうございます。

蛇足ながら、会社Aのネットワークと会社Bのネットワークにそれぞれ taro というパソコンがあっても問題はないですね。同一のネットワーク内にあるのは問題ですが。
ランダムなホスト名を自動生成するのは親切ではあります。オリジナル版で実現していることを再現できなかったという点で、今回は日本語化による不具合でした。
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F96-CE 日本語化版 シンプルをUSBにインストール

投稿記事 by シノバー »

Rufusを使ってUSBメモリにインストール→ YouTube動画 をアップしました。
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登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: F96-CE 日本語化版 シンプルをUSBにインストール

投稿記事 by thinkpadnerd »

シノバー さんが書きました: 24/08/14(水) 17:35 Rufusを使ってUSBメモリにインストール→ YouTube動画 をアップしました。
ありがとうございます。

余談ですが、サイズ的に日本語化済みの iso はもう限界ではないか、と思っています。usb メモリというメディアがあるので、CD に収まるかどうかは重要ではなくなっていますが、例えば、F96-CE でブラウザを起動して YouTube 動画をいくつか見ていると、メモリ使用量が 2GB近くになります。

S15Pup は iso が頻繁に更新されるので、その度に (日本語化版) iso を作るのは面倒です。BookwormPup は F96-CE よりも大きいので、日本語関連のファイルを加えるとさらに大きくなり、その分メモリを食ってしまいます。BookwormPup は apt の使用を前提にしていますが、puppy とは馴染まないように思います。
そして、今の本家の様子では、もう ubuntu 系の puppy は少なくとも公式版としては出てこない気がします。

余談が長くなってしまいました。独り言です。
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登録日時: 09/03/21(土) 00:05
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蓋を閉じたときの動作

投稿記事 by シノバー »

F96をノートブックにインストールしました。
ノートの蓋をいったん閉じて、次に開くときに仮面がロックされており、パスワードを要求されます。
パスワード?そんなの設定してないよな。そういう場合は woofwoof

それで再開できますが、いちいち面倒。これを停止できないかとあちこち設定を探したが見つからない。それにしても設定方法が分かりにくい。なにしろ F96の Menu→ セットアップには 23もの項目が並んでいる!

けっきょくこれはGUIでは設定できない。
/etc/acpi/acpi.conf をテキストエディタで開くと、すべての行がコメントアウトされている。
このうち DISABLE_SUSPEND='yes' と DISABLE_LOCK='yes' の先頭の '#'を削除することで、この動作を停止できる。
#/etc/acpi/actions/acpi_poweroff.sh read this
#TIME_LIMIT=30 # sec, no dialog if 0(zero).
#TIMEOUT_ACTION='poweroff' # or 'suspend'
DISABLE_SUSPEND='yes'
#DEBUG_MODE='yes'
DISABLE_LOCK='yes'
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thinkpadnerd
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登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: F96-CE 日本語化版 シンプル

投稿記事 by thinkpadnerd »

シノバー さんが書きました: 24/09/23(月) 20:48 /etc/acpi/acpi.conf をテキストエディタで開くと、すべての行がコメントアウトされている。
このうち DISABLE_SUSPEND='yes' と DISABLE_LOCK='yes' の先頭の '#'を削除することで、この動作を停止できる。
ノートPCを使う際の習慣の違いだと思いますが、サスペンドを無効にしてしまうと、私は困ります。

私の使い方は...
acpitool パッケージをインストールしておきます。

# acpitool -s
で蓋を閉じなくてもスリープ状態になります。離席するときはそのまま放置。
この時、蓋を閉めても構いません。

Fn キーを押す (ThinkPad の場合) か、蓋を開けると復帰します。スクリーンセイバーは動いておらず、パスワードも要求されません。
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Re: F96-CE 日本語化版 シンプル

投稿記事 by thinkpadnerd »

Firefox は今やマイナーなブラウザなので、攻撃の対象にもならないと思っていましたが、何やら深刻なセキュリティホールが見つかったようです。

F96-CE の Firefox は古いバージョンなので、更新すればいいのですが、更新は止められています。Firefox の ディレクトリにある /distribution/policies.json を削除すれば更新は可能になりますが、save file を消費します。

拙作の Firefox sfs をロードすれば、システムに含まれている Firefox ポータブル版とはかぶらないのですが、どうやって新しいバージョンを起動するかという問題があります。それと、できれば profile は引き継ぎたい。

デスクトップのアイコンは /usr/local/bin/defaultbrowser をたたきます。defaultbrowser は /usr/bin/firefox_esr をたたきます。メニューの Firefox ESR も /usr/bin/firefox_esr をたたきます。

/usr/bin/firefox_esr はリンクであって、ポータブル版の実行ファイル (起動スクリプト) を指しています。そこで、firefox_esr を例えば firefox_esr.bak のようにリネームします。
そして、firefox_esr という名前で新にスクリプトを作成します。

/usr/bin/firefox_esr

コード: 全て選択

#!/bin/sh
/opt/firefox/firefox -profile "/opt/FirefoxESR-portable64/profile"
このようにすれば、デスクトップアイコンからも、メニューからも新しいバージョンを起動することができ、profile も引き継ぐことができます。
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ルビー
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登録日時: 14/11/24(月) 12:12

Re: F96-CE 日本語化版 シンプル

投稿記事 by ルビー »

thinkpadnerd さんが書きました: 24/10/13(日) 22:44 Firefox の ディレクトリにある /distribution/policies.json を削除すれば更新は可能になりますが、save file を消費します。
どれくらいpupsaveを使うのか、試しにF96-CEのFirefoxを初期状態からそのままで、更新してみました。
102.9.0esr → 128.3.1esr になって、pupsaveを245MB消費しました。
thinkpadnerd
記事: 2417
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: F96-CE 日本語化版 シンプル

投稿記事 by thinkpadnerd »

ルビー さんが書きました: 24/10/17(木) 19:16 102.9.0esr → 128.3.1esr になって、pupsaveを245MB消費しました。
sfs だと 70数MB なので3分の1のサイズ。もちろん、save ファイル / フォルダを消費しません。
メイン sfs にブラウザを格納、しかもポータブル版というのはどうなんだろう、と思います。ポータブル版であることに意味があるとは思えません。
この点では S15Pup のように、ブラウザを adrv sfs に格納し、取り替えできるようにするほうが気が利いています。

追記
日本語化版では adrv に日本語化ファイルを仕込んであるのですが、ydrv にすることも可能だと思います。ところが、F96-CE には ydrv sfs (44MB) が存在します。アプリの類が入っているようですが、これを本体から分離する必要があったのだろうか、とも思います。正式リリース後に言っても仕方ないことですが...
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登録日時: 09/03/21(土) 00:05
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パピーのブラウザ

投稿記事 by シノバー »

ルビー さんが書きました: 24/10/17(木) 19:16102.9.0esr → 128.3.1esr になって、pupsaveを245MB消費しました。
nntfs や vfat など Windows用パーティションにパピーをインストールすると pupsaveは保存ファイルとなり、その大きさは推奨512MBですから、これで半分埋まってしまいますね。
ブラウザはパピー本体から分離したいところだけど、CUPSの設定などで必須なので、何らかのブラウザを用意しなければならず、パピー開発者の頭を悩ませるところです。
BookWormPup64 では adrvを firefoxに充てているので、これを削除、ポータブル Google Chrome を使うことでpupsaveの消費もなく快適に過ごせます。
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記事: 2417
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: F96-CE 日本語化版 シンプル

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シノバー さんが書きました: 24/10/18(金) 23:57 BookWormPup64 では adrvを firefoxに充てているので、
この認識はありませんでした。これなら、外してしまうこともできますね。(下の注: を参照して下さい)
ただ、google chrome 一辺倒の現状には危機感を抱いています。Firefox も使ってあげないと。

個人的には、apt を使っているという点で BookwormPup は好きではありません。そんなこともあって、普段起動することはほとんどありません。でも、今後の Puppy は ubuntu / debian 系では apt が当たり前になるんでしょうねぇ。
(本家には ubuntu 系の開発を引き受ける人がいませんが :? )

何にしても選択肢がないのは困ったことです。

注: BookwormPup の adrv を外すと、デフォルトブラウザがないとみなされて、メニュー項目も変更されてしまいます。(特に「Firefox ESR spot として実行」が中途半端な形で残る)
デフォルトブラウザやメニュー項目の修正が必要になるので、adrv を外さないほうが無難です。
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登録日時: 09/03/21(土) 00:05
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Re:apt

投稿記事 by シノバー »

thinkpadnerd さんが書きました: 24/10/19(土) 10:09個人的には、apt を使っているという点で BookwormPup は好きではありません。
そこのところ、もう少しご意見を開陳いただけないでしょうか。
私はいま BookwormPup64 を常用にしています。 apt と synaptic パッケージマネージャが使えるというところをあメリットに感じてます。
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thinkpadnerd
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登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: apt

投稿記事 by thinkpadnerd »

シノバー さんが書きました: 24/10/19(土) 23:41 もう少しご意見を開陳いただけないでしょうか。
個人的な見解ですが、いろいろな点で puppy らしさが失われるということです。

save ファイルのサイズは従来は 512MBが推奨値でした。しかし、例えば、BookwormPup では最低でも 1GB用意しておかないとパンクします。
save フォルダ方式ならサイズを気にしなくていいのですが、Linux ファイルシステムに限られます。puppy 専用のパーティションを作らずに windows パーティションにインストールできるというメリットは失われます。また、save ファイル / フォルダが大きくなるとバックアップに時間がかかります。

昔の puppy は他のディストリビューションからパッケージを借用してインストールするということも普通に行なわれていたと思います。動けば何でもあり、という感じでした。もちろん、うまくいかない場合もあり、あくまでも自己責任です。
apt で管理されると、apt 以外の手段でインストールされたファイルについて apt が文句を言うことがあります。これは、システムを安定した状態に保つには役立ちますが、自由度は失われます。apt を採用するということは、apt オンリーになることを意味します。

私が apt / synaptic を理解していないだけかもしれませんが、追加インストールしたパッケージを正確に把握することができていません。
「インストール済み」というパッケージが最初から1000個位あるのですが、どう考えても自分でインストールしていないパッケージまでカウントされています。
Puppy パッケージマネージャでは、インストール済みのパッケージは明確に表示されます。step by step 方式のインストールなら、依存関係のあるパッケージを一つ一つ確認することも可能です。自分が必要ないパッケージであると判断すれば、除外することも可能です。(もちろん自己責任です)
apt では、システムを小さく保つという puppy 流が実現できません。(内蔵ディスクも usb メモリも昔と比べて容量が大きくなっているので、何故小さいシステムを目指すのかと反論されそうですが :) )

大きなシステムを容認するのなら、ubuntu や debian そのものを使えばいいのでは? という疑問が生じます。
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