「端末エミュレータ ROXTerm を標準採用していて、ユーザーフレンドリだよ」
と言うことであった。
持ち出し用の ミニノートPC は、主に Wary 511-01j で運用していたのだが、
Lucid 用の Roxterm の Pet-Package を適用すると動作したので報告しておく。
【導入手順】
０） Roxterm-1.17.1-Lucid.pet は、
Lucid 用のリポジトリ：
http://distro.ibiblio.org/pub/linux/dis ... ges-lucid/
から
Roxterm-1.17.1-Lucid.pet 2010-Aug-02 10:46:59 754.1K
をダウンロードしておく。
１） 準備として、dbus 関係のライブラリ等を、wary 5 のリポジトリからインストールしておく。
PET-get パッケージマネージャにて、検索欄に dbus と入力して検索すると、
dbus-1.2.4.2permissive-w5
dbus-glib-0.82-w5
が表示されるので二つともインストールする。
２） 手順 '０' にてダウンロードしておいた、Roxterm-1.17.1-Lucid.pet をクリックしてインストールする。
３） 「メニュー」→「ユーティリティ」と辿ると Roxterm が登録されているので、クリックすると難なく動作。
なお、アイコンは、 /usr/local/lib/X11/mini-icons/roxterm.png にインストールされている。
４） 環境変数 VTE_CJK_WIDTH=1 にセットして運用する。（東アジア文字幅問題）
・viewtopic.php?f=13&t=2027
を参考に、日本語ロケールの改変を行い、
・viewtopic.php?f=13&t=2064
を参考に、 環境変数 VTE_CJK_WIDTH を 1 にセットして運用する。
Roxterm の特徴は、
・メニューが表示され、copy & paste などの操作メニューを備えている。
・SCIM-Anthy にて 日本語インライン変換入力可能。
・メニューの edit current profile から、
表示フォントの変更が簡単に行える。
背景画像を設定、もしくは、デスクトップ背景の透過設定可能。
等など。
・ウインドウ内で複数タブを切り替えて使える。
その他：
Puppy 4.3.1JP2012 では、動かなかった。
Lucid 528JP03 には、Roxterm ver 1.18.5 が入っている。（Debian Squeeze 由来か？）
Slacko 5.3.3 用には、lupufy 005 なる、Lucid 化ユーティリティPET が用意されている（試してないけど）。
→ http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=73580
Roxterm 最新版は、2.5.1 らしいが、GTK3が標準となっているらしい。