Vanilla Dpup 64bit 日本語化パッケージ (pet)
Posted: 22/10/14(金) 12:45
Vanilla Dpup 64bit の日本語化パッケージを作成しました。日本語入力は scim-anthy です。
v-dpup_lang_ja-r2.pet
https://drive.google.com/file/d/1LeX7HR ... sp=sharing
md5sum 5065bf7d2e9c7068a2ff8cd34c76cd3f
本家フォーラムのスレッド
https://forum.puppylinux.com/viewtopic.php?t=6105
使い方
初回起動後、最初に出る quicksetup は何もせずに閉じて下さい。
v-dpup_lang_ja-r*.pet をクリックして下さい。
インストールの最後に、ロケールを設定する画面が開くので、
言語 ja_JP (UTF-8 にチェック)
タイムゾーン Asia/Tokyo
キーボード jp japanese
を設定して下さい。OK を押すと、"language pack needed" のメッセージが出ますが、インストール済みなので、これも OK。次に Restart X (X 再起動) のダイアログが出るので、クリックして下さい。
X の再起動で大部分は日本語になっていますが、さらに、メニュー -> デスクトップ ->「デスクトップの修復」を実行すると日本語化が完了します。
-----
以下、注意事項を含んでいますので、Vanilla Dpup を初めて使う方はぜひお読み下さい。(私も手探り状態ですが...)
Vanilla Dpup は debian bullseye ベースですが、公式な Puppy ではありません。また、標準的な Puppy でもありません。
Puppy 標準のアプリやユーティリティーは一部のみ収録されています。インストールしてすぐに一通りの作業ができるという Puppy のコンセプトから外れています。
必要なものは apt または synaptic で入れて下さい、というスタンスです。(pet パッケージは Puppy パッケージマネージャから)
apt で入れる場合は --no-install-recommends オプションを付けないと、必須ではないパッケージまでインストールされてひどい目に合います。
私はとりあえず、cups, ffmpeg, mpv を入れました。1GB の save file で空きが約 400MB です。アプリを追加するには save file を大きめにしておくか、save to directory 方式で使う必要があります。
デフォルトブラウザは Firefox です。この点は Vanilla Upup よりまともです。初期状態は spot で起動するようになっています。(オリジナル版の仕様です)
iso と同じところにある vanilladpup-(バージョン番号)-extra.tar をダウンロードして解凍し、nlsx_vanilladpup_(バージョン番号).sfs をロードしておく必要があります。この sfs にはアプリの日本語訳(+他の言語の翻訳)が収録されています。
root で起動する場合は、Login manager で firefox-esr のチェックを外して下さい。
spot で利用する場合、日本語入力を行うには、
~$ env GTK_IM_MODULE="xim" firefox
で起動する必要があります。
この Firefox、どういうわけか、ウインドウサイズやページのスーム倍率を記憶してくれません。
タイムゾーンの設定の際に utc のチェックを外しても効果がなく、他の Puppy を起動すると時刻がずれます。Vanilla Upup もそうでしたが、困ったものです。
今後、こんなクオリティーの Puppy が標準になっていくのでしょうか。私は心配です。
v-dpup_lang_ja-r2.pet
https://drive.google.com/file/d/1LeX7HR ... sp=sharing
md5sum 5065bf7d2e9c7068a2ff8cd34c76cd3f
本家フォーラムのスレッド
https://forum.puppylinux.com/viewtopic.php?t=6105
使い方
初回起動後、最初に出る quicksetup は何もせずに閉じて下さい。
v-dpup_lang_ja-r*.pet をクリックして下さい。
インストールの最後に、ロケールを設定する画面が開くので、
言語 ja_JP (UTF-8 にチェック)
タイムゾーン Asia/Tokyo
キーボード jp japanese
を設定して下さい。OK を押すと、"language pack needed" のメッセージが出ますが、インストール済みなので、これも OK。次に Restart X (X 再起動) のダイアログが出るので、クリックして下さい。
X の再起動で大部分は日本語になっていますが、さらに、メニュー -> デスクトップ ->「デスクトップの修復」を実行すると日本語化が完了します。
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以下、注意事項を含んでいますので、Vanilla Dpup を初めて使う方はぜひお読み下さい。(私も手探り状態ですが...)
Vanilla Dpup は debian bullseye ベースですが、公式な Puppy ではありません。また、標準的な Puppy でもありません。
Puppy 標準のアプリやユーティリティーは一部のみ収録されています。インストールしてすぐに一通りの作業ができるという Puppy のコンセプトから外れています。
必要なものは apt または synaptic で入れて下さい、というスタンスです。(pet パッケージは Puppy パッケージマネージャから)
apt で入れる場合は --no-install-recommends オプションを付けないと、必須ではないパッケージまでインストールされてひどい目に合います。
私はとりあえず、cups, ffmpeg, mpv を入れました。1GB の save file で空きが約 400MB です。アプリを追加するには save file を大きめにしておくか、save to directory 方式で使う必要があります。
デフォルトブラウザは Firefox です。この点は Vanilla Upup よりまともです。初期状態は spot で起動するようになっています。(オリジナル版の仕様です)
iso と同じところにある vanilladpup-(バージョン番号)-extra.tar をダウンロードして解凍し、nlsx_vanilladpup_(バージョン番号).sfs をロードしておく必要があります。この sfs にはアプリの日本語訳(+他の言語の翻訳)が収録されています。
root で起動する場合は、Login manager で firefox-esr のチェックを外して下さい。
spot で利用する場合、日本語入力を行うには、
~$ env GTK_IM_MODULE="xim" firefox
で起動する必要があります。
この Firefox、どういうわけか、ウインドウサイズやページのスーム倍率を記憶してくれません。
タイムゾーンの設定の際に utc のチェックを外しても効果がなく、他の Puppy を起動すると時刻がずれます。Vanilla Upup もそうでしたが、困ったものです。
今後、こんなクオリティーの Puppy が標準になっていくのでしょうか。私は心配です。