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日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/23(土) 03:02
by シノバー
(2024-12-21)最新版langpack_ja-2.3-amd64.pet
https://shinobar.net/puppy/opt/pup64/la ... -amd64.pet
主だったパピーあるいは Pupplet の日本語化は thinpadnerd さんがそれぞれパッKージを作られているので、近いものをインストールするのが良いでしょう。それがうまくいかない場合にこのPETを試してください。
なお、32bit版パピーの日本語化Sには
lang_pack_ja-2.1.sfs があります。
フォーラムのトピック
ダウンロード
https://shinobar.net/puppy/opt/lang_pack_ja-2.1.sfs
(以下は旧バージョンについて)
mizobuchi さんが書きました: ↑24/11/21(木) 17:55
シノバーさんが公開されている 「lang_pack_ja-2.1.sfs」をロードして、パッケージマネージャから「scim-anthy_1.2.7」
をインストールすると「全角・半角」でうまく切り替えができました
64bitの PuppyLinux でもこの方法をよく遣わせてもらっています
ということなので、「lang_pack_ja-2.1.sfs」をロードして、パッケージマネージャから「scim-anthy_1.2.7」
をインストールした状態のものを
lang_pack_ja-2.1-amd64.sfs としました。(2024-12-21追記:最新は v2.3)
https://shinobar.net/puppy/opt/pup64/langpack/
主だったパピーあるいは Pupplet の日本語化は thinpadnerd さんがそれぞれパッKージを作られているので、近いものをインストールするのが良いでしょう。それがうまくいかない場合にこのSFSを試してください。なのであまり出番は無いと思います。
Fossa64-small(VirtualBox上)で動作確認しています。それ以外の適用例があれば報告お願いします。
なお、32bit版パピーの日本語化Sには
lang_pack_ja-2.1.sfs があります。
フォーラムのトピック
ダウンロード
https://shinobar.net/puppy/opt/lang_pack_ja-2.1.sfs
Re: 日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/24(日) 17:27
by thinkpadnerd
Fossa64-small に適用してみました。
日本語入力は問題ありませんが、辞書編集ツール kasumi が起動しません。32bit 版のままではないでしょうか。
追記
gtk-2, gtk-3 とも immodules.cache が更新されていないと思います。
/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gtk-2.0/2.10.0/immodules.cache
/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gtk-3.0/3.0.0/immodules.cache
日本語入力はできますが、xim 経由での入力になっています。(変換候補が入力位置から離れたところに現れます。)
Re: 日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/24(日) 20:34
by シノバー
thinkpadnerd さんが書きました: ↑24/11/24(日) 17:27
Fossa64-small に適用してみました。
テストありがとうございます。
一部は気づいていたのですが。なかなかたいへんですね。
Re: 日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/24(日) 21:39
by thinkpadnerd
thinkpadnerd さんが書きました: ↑24/11/24(日) 17:27
gtk-2, gtk-3 とも immodules.cache が更新されていないと思います。
ご存じとは思いますが、immodules.cache はテキストファイルなので、手作業で scim 関連の記述を加えてもいいのですが、
拙作の日本語化パッケージでは、以下のコマンドをインストール時に実行しています。
コード: 全て選択
gtk-query-immodules-2.0 --update-cache
gtk-query-immodules-3.0 --update-cache
Re: 日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/25(月) 14:16
by thinkpadnerd
thinkpadnerd さんが書きました: ↑24/11/24(日) 21:39
拙作の日本語化パッケージでは、以下のコマンドをインストール時に実行しています。
コード: 全て選択
gtk-query-immodules-2.0 --update-cache
gtk-query-immodules-3.0 --update-cache
Fossa64-small に日本語サポートパッケージ sfs をロードした状態で上記コマンドを実行するとエラーになります。
一番目のコマンドのエラーは 32bit の im-scim.so と im-scim-bridge.so が残っているのが原因です。
二番目のコマンドはシステムに存在しません。標準版にはありますが、Fossa64-small では削られたようです。
↓
追記
/usr/lib/x86_64-linux-gnu/libgtk-3-0/gtk-query-immodules-3.0
として存在します。しかし、パスが通っていないのでエラーとなります。
2.0 のほうは、/usr/bin 以下にリンクがあります。なぜか 3.0 のほうは削られた...
もちろん、フルパスで指定すれば実行できます。ところが...
gtk-3.0 用の scim.so がありません。このファイルは日本語サポートパッケージ sfs に含まれていなければなりません。
追記
確認してみたら、gtk-2.0 用の scim.so もありません。このファイルは日本語サポートパッケージ sfs に含まれていなければなりません。
Re: 日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/25(月) 15:09
by thinkpadnerd
thinkpadnerd さんが書きました: ↑24/11/24(日) 17:27
辞書編集ツール kasumi が起動しません。32bit 版のままではないでしょうか。
kasumi をパッケージマネージャから入れることはできます。しかし、このバージョンの kasumi にはバグがあって、単語の登録が保存されません。
/root/.anthy/private_words_default
という空のファイルを作っておくと保存されます。本来はこのファイルが自動的に作られるはずなのですが。
Re: 日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/26(火) 18:13
by thinkpadnerd
scim-gtk-immodule_1.4.18 をインストールすると、64bit の gtk-2.0 及び gtk-3.0 用 im-scim.so がインストールされます。
ところが、依然として xim 経由での入力のままです。.xinitrc に /usr/bin/scim-bridge を使う記述がありますが、32bit ファイルであるため使うことはできず、xim にフォールバックするようです。それで scim-bridge は削除。
これで scim が使える、と思いきや、scim-im-agent と scim-modules-socket が不足していることが分かり、これらも追加しました。
シノバーさんには申し訳ないけれども、残存している 32bit 用バイナリは削除して、ここに書いたパッケージを追加したうえで sfs を作り直す必要があるかと思います。
あと、汎用日本語化パッケージとしては、ubuntu 系と slackware 系でディレクトリ構造が違うので、その面での難しさもあります。
Re: 日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/27(水) 17:42
by thinkpadnerd
(この記事の内容は古いです。より新しいバージョンをご利用下さい。)
僭越ながら、改良を加えて version 2.1.1 を作りました。
lang_pack_ja-2.1.1-amd64.sfs
https://drive.google.com/file/d/1jrFLKk ... sp=sharing
md5sum 26845334bbaecc578b06c05e3676b759
Fossa64-small と S15Pup64 でテストしました。S15Pup64 には専用の日本語化パッケージ (pet) がありますが、slackware 系でのテストに使いました。
ロケール設定の画面は最近の Puppy の countrywizard に置き換えました。最近の Puppy ではキーボードは "jp" が使われます。"jp106" を指定すると、S15Pup64 では受け付けてもらえませんでした。
言語 ja_JP.UTF-8 (UTF-8 にチェック)
タイムゾーン Asia/Tokyo
キーボード jp japanese
-----
テスト対象が上記の2つだけなので、はたして汎用性があるのかどうか分かりません。Fossapup64 のパッケージを基準にしているので、それ以前の Puppy では動かない恐れがあります。
また、アプリの日本語訳は更新されていないので、英語のままとなる部分が結構あります。
Re: 日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/27(水) 23:35
by シノバー
thinkpadnerd さんが書きました: ↑24/11/27(水) 17:42
僭越ながら、改良を加えて version 2.1.1 を作りました。
え、ええ〜!
ご指摘のところをいろいろ直していて、ふと思ったのはベースにしている lang_pack_ja-2.1.sfs(32bit版)があまりに古い。
ここは最近の thinkpadnerdさんの PET をベースにしよううと思いたち、作業を始めていたところなんですよ。
いずれにせよ参考にさせていただきます。
Re: 日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/28(木) 18:31
by thinkpadnerd
thinkpadnerd さんが書きました: ↑24/11/27(水) 17:42
改良を加えて version 2.1.1 を作りました。
lang_pack_ja-2.1.1-amd64.sfs
lang_pack_ja-2.1.1-amd64.sfs のテストとして、LxPupSc64 に適用してみました。
日本語入力に関しては良好。アプリの日本語訳が当たらない部分があるのは、翻訳ファイルを更新していないからで、仕方がありません。
-----
以下余談です。
最新の iso をダウンロードして試してみたのですが、ゴミ箱に最初からファイルが入っている。
LXDE デスクトップは使い辛い... (意見には個人差があります)
Firefox で動画を全画面再生した後、全画面を解除したら、タスクバーが消えてしまいました。X を再起動したら直りましたが、これは日本語化の影響ではないと思います。
lang_pack_ja-2.1.1-amd64
Posted: 24/11/28(木) 21:23
by シノバー
VirtualBoxで動作確認ができました。次にミラーしました。
https://shinobar.net/puppy/opt/pup64/la ... -amd64.sfs
中身を見せていただいて、「う〜ん」と唸りました。Thinkpadnerdさんの日本語化パッケージの永年の経験が詰まっている感。
なので、次期バージョンはこれをベースに作業を進めます。
langpack_ja-2.2-amd64
Posted: 24/11/28(木) 21:54
by シノバー
とりあえずの v2.2
https://shinobar.net/puppy/opt/pup64/la ... -amd64.sfs
Thinkpadnerdさんの lang_pack_ja-2.1.1-amd64 の主要部分をそのままに、rc.nls や activatenls などのスクリプトの バグ修正などに止めました。
大きな変更点のひとつとして、パッケージ名を lang_pack_ja-* → langpack_ja-* に変更しました。
LANGを ja_JP に切り替えたさいに出る、お馴染みの青い警告メッセージを抑制するためです。 PETの場合は名前の変更だけで済みますが、SFSの場合はこの名前のPETがインストールされたかのように /var/packages/user-installed.packages ファイルに登録することで実現しています。 /etc/init.d/rc.nls がこれを行います。
スクリプト /usr/local/bin/activatenls の変更点は、 /usr/share/application 内の *.desktop ファイルを applications.nls 内のものに置き換える条件をこれまではファイルのタイムスタンプを見て後者が新しいときのみ置き換えていたものを、それぞれに日本語の名前(Name[ja])の有り/無しで判断するようにしたことです。
ついでに *.desktop や /usr/share/lacale/ja 内の翻訳ファイルを bookworm64_lang_ja-r9 のものに更新しています。だけど翻訳はあまり増えてないですね。
countorywizard.qs は廃止し、/usr/share/applications/countrywizard.desktop のみを置いています。 sfs_load でロードしたとき、 *.desktop ファイルを見て「実行しますか?」とオファーされるのを利用しています。
TODO:
1)ブラウザや CUPS、 Abiword の日本語化については今回触っていません。
2) PETでの pinstall.sh の代わりとして sfs_load でロードしたときに /etc/init.d 内のスクリプトが実行される機能を利用しています。しかし BookwormPup など (aufsでなく)overlayfs を採用したパピーに搭載される sfs_load.overlayfs にはその機能がありません。それへの対処が課題。
Re: 日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/29(金) 00:48
by thinkpadnerd
シノバー さんが書きました: ↑24/11/28(木) 21:54翻訳はあまり増えてないですね。
新規に起こしたものは少ないですが、更新はこれまで度々行なってきました。特に Puppy 独自のユーティリティの類が woof-CE の改良(?)に伴って頻繁に更新されます。ほんの少し文言が変更されただけでも、日本語が合わなくなってしまいます。その結果、該当箇所は英語のままとなります。
Puppy が開発された時期によって、最適な翻訳が異なります。例えば、BookwormPup に合わせた翻訳は、少し前の Puppy には適合しません。
汎用日本語化パッケージは、あれば便利でしょうけど、すべての Puppy とこれから開発されるかもしれない Puppy をカバーするのは難しいと思います。
Re: 日本語サポートパッケージ(64bit版)
Posted: 24/11/29(金) 14:19
by thinkpadnerd
langpack_ja-2.2-amd64.sfs
Fossa64-small と LxPupSc64 に適用してみました。
日本語入力は良好です。アプリの翻訳はいずれにしても、すべてのバージョンをカバーすることはできないので、バージョンによって日本語化の割合にばらつきが出るのは仕方ないと思います。
シノバー さんが書きました: ↑24/11/28(木) 21:54
PETでの pinstall.sh の代わりとして sfs_load でロードしたときに /etc/init.d 内のスクリプトが実行される機能を利用しています。しかし BookwormPup など (aufsでなく)overlayfs を採用したパピーに搭載される sfs_load.overlayfs にはその機能がありません。それへの対処が課題。
overlayfs の問題とは別に、apt を採用した Puppy 特有の難しさがあります。
apt はパッケージのバージョンを厳密にチェックするので、langpack (pet であろうと sfs であろうと) によってインストールされた日本語入力システムについて文句を言ってくる恐れがあります。単に文句を言うだけならまだしも、パッケージが壊れているので修復コマンドを実行せよ、と言ってくることもあります。そして、修復を実行した結果、日本語入力が機能しなくなるケースもあります。
apt を採用した Puppy を嫌う理由の一つです。
lang_pack_ja-2.2.1-amd64.sfs
Posted: 24/11/30(土) 05:28
by シノバー
引き続きとりあえず版ですが
lang_pack_ja-2.2.1-amd64.sfs をアップしました。
https://shinobar.net/puppy/opt/pup64/la ... -amd64.sfs
BookwormPup64 など、overlayfs を採用したパピーに対応させました。FossaPup64など aufs のものは従来どおり。
BookwormPup64 での使い方を以下に示します。
1. BookwormPup64 最初の起動後の Quicksetup などの画面はすべて閉じる。
2. langpack_ja-2.2.1-amd64.sfs をクリック、インストールする。
3. Menu → Desktop に「Japanize」があるので、これを起動する。
4. 言語を ja_JP に、Timezone は Asia/Tokyo、Ketboad layotは jp Japaneze を選択。
5. Resteart X を要求されるので、「Yes」
これでメニューは日本語、また日本語入力ができるようになる。
6. 設定を保存、再起動すると SFSが外れるので、再インストールせよとのメーっセージが出る。
7. langpack_ja-2.2.1-amd64.sfs をクリック、再インストールする。
今インストールするか?と、次の再起動でもロードするかと2回聞いてくるので、どちらも「はい」。
8. Menu → Desktop に「Japanize」があるので、これを起動する。
これでようやく日本語化が完結する。
開発メモあるいはTODO:
SFSロード後の設定は /etc/init.d/rc.nls, /usr/local/bin/activatenls, /root/Startup/watchnls の3本建てとなっていて、少し複雑。
加えて /usr/local/bin/fixmenus_on_locale があって、それぞれ重複するところがある。fixmenus_on_locale はかなり古いコードなので、かなり整理をしなければならない。