easyos daedalus 日本語化パッケージ (pet)

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Scarthgap, Daedalus とも i965_dri.so が含まれていません。これは最近の Linux の流れらしいのですが、intel haswell の場合、ビデオドライバ intel を指定すると、i965_dri.so がない、とエラーを返します。(Xorg.0.log で確認)

i965_dri.so の代わりに、crocus_dri.so を指定すると intel ドライバが使えます。crocus_dri.so は i965_dri.so の後継です。ビデオチップによっては、iris_dri.so が適合します。

まず、intel ドライバの指定。xorg.conf を直接書き換えるのではなく、
/etc/X11/xorg.conf.d/20-gpu-intel.confSNA
を
20-gpu-intel.conf
にリネームします。

次に、dri ドライバ "crocus" を指定します。
20-gpu-intel.conf を編集。

コード: 全て選択

Section "Device"
    Identifier "intel"
    Driver "intel"
    Option "AccelMethod" "sna" #intelaccelmethod
    #Option "TearFree" "true"
    #Option "DRI" "3"
    Option "DRI" "crocus"
EndSection

終りから2行目 "crocus" を指定する行を加えています。

X を再起動して設定を反映させます。

Scarthgap でも同じ設定が使えます。

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6.5.3 がリリースされました。
(予告によると 6.5.2.1 となるはずだったのですが... Daedalus 6.5.2.x は欠番となりました。)

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6.5.4 が出ています。

更新内容は小規模に留まっています。Barry さんのブログに説明があります。
https://bkhome.org/news/202501/easyos-d ... eased.html

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6.5.4 のバグフィックスとして 6.5.4.1 がリリースされました。

自動更新してみました。その結果、

ロケールの再設定...不要
音量の調整...不要
/usr/local/bin/defaultbrowser の再設定...不要
日本語入力の再設定...要

日本語入力は、「デスクトップの修復」を実行して X を再起動すると復活します。

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6.5.4.2 がリリースされました。

訂正
× コンテナ関連のバグフィックスらしいです。
○ JWM とパッケージマネージャのバグフィックスです。

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6.5.5 がリリースされました。

パッケージマネージャと bluetooth 関連のバグフィックスです。

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version 6.5.7 がリリースされました。

カーネルは 6.12.10。その他、ファームウエアのアップデートといくつかのバグフィックスです。

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6.6.2 がリリースされました。

変更点は Scarthgap に準じています。カーネルは前のバージョン (6.5.7) の 6.12 系から 6.6 系に戻りました。

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6.6.3 がリリースされました。

主な変更点
起動時に、「以前のバージョンにロールバック」を選んだ際の挙動が改善されています。
また、Chromium のキャッシュサイズが 20MB に制限されています。/usr/bin/chromium に書かれています。

2点目については、私は root で起動するために独自のスクリプトを使っているので、キャッシュサイズは制限されません。もちろん、スクリプトにキャッシュサイズのオプションを書けば、制限することはできます。

EasyOS はデフォルトでは、終了時までディスクに書き込まずにメモリのみで動作します。キャッシュがたまりすぎるとメモリを圧迫する (最終的にはハングするかも) ので、サイズを制限するのは効果的だと思います。

例えば
--disk-cache-size=20000000
を起動コマンドに付加します。

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6.6.4 がリリースされました。

変更点は Chromium のバージョンアップといくつかの細かなフィックスです。

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6.6.5 がリリースされました。

カーネルは 6.12.19。
EasyAPT (NeoAPT) という、コマンドラインのインストーラが加わりました。ただし、これは従来のパッケージマネージャ (PKGget) のフロントエンドであって、本当の apt ではありません。
# apt install <パッケージ名>
これ以外のオプションは使えません。複数のパッケージを指定することができます。

EasyAPT launch from menu
https://bkhome.org/news/202503/easyapt- ... -menu.html

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Arrows Tab Q508 で音が出るようにする設定 (Atom CPU が搭載された同系の PC にも有効かもしれません)

手順
/usr/lib/firmware/intel 以下を bookwormpup64 から借りてくる (コピーする)
その際に同名のファイルがある場合は、新しい時だけ上書きする

再起動すれば、音源が認識されて音が出るようになります。

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alsa の設定ファイルはいじる必要がありませんでした。Devuan Daedalus は Debian Bookworm とほぼ同じ。ファームウエアについては作成者の裁量で削られたりします。なので、ファームウエアの追加・更新で音が出るようになったと考えられます。
EasyOS はデフォルトでは Atom CPU のタブレットはサポートしていないのに対して、BookwormPup はサポートしていると言えましょう。

別件ですが、デフォルトブラウザの Chromium で日本語入力ができません。
/usr/local/bin/defaultbrowser

コード: 全て選択

#!/bin/sh
export -n XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS=1
export LIBVA_DRIVER_NAME=i965
chromium --no-sandbox --disk-cache-dir=/tmp "$@"

2行目で XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS=1
を無効化しているのに、日本語入力ができません。この現象は 6.6.5 から? いつから生じたのか、そして、その原因も不明です。
拙作の Firefox sfs では日本語入力が可能です。

[thinkpadnerd]

Daedalus 6.6.8 がリリースされました。
これに伴い、日本語化パッケージを r3 としました。変更点は、PKGget の翻訳 (.mo ファイル) の修正です。

オリジナル版の変更点
https://bkhome.org/news/202505/easyos-d ... eased.html
これの4点目が PKGget の翻訳に影響を及ぼしました。

ez_daedalus_update-2.pet もインストールすることをお勧めします。

別件ですが、デフォルトブラウザの Chromium で日本語入力ができません。
/usr/local/bin/defaultbrowser

コード: 全て選択

#!/bin/sh
export -n XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS=1
export LIBVA_DRIVER_NAME=i965
chromium --no-sandbox --disk-cache-dir=/tmp "$@"

非root での起動になっていました。正しくは、

コード: 全て選択

#!/bin/sh
export -n XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS=1
export LIBVA_DRIVER_NAME=i965
/usr/lib/chromium/chromium --no-sandbox --disk-cache-dir=/tmp "$@"

/usr/bin/chromium が存在していて、ここから起動すると、非root で起動します。非root では日本語入力ができません。
よって、chromium の実行ファイルをフルパスで指定する必要があります。
なお、3行目
export LIBVA_DRIVER_NAME=i965
は、ハードウエアに依存しますので、該当しなければ除去して下さい。