EasyPup (Buster64 ベース)

以上のフォーラム以外の利用者の話題

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

EasyPup (Buster64 ベース)

投稿記事 by thinkpadnerd »

当初の不具合は、その後、ほとんど解消されています。興味を持たれた方は、後続の記事もお読み下さい。
日本語化 pet パッケージは、4つ目の記事にあります。分かりにくくてすみません。


Barry さん作の Puppy、いや、Puplet です。でも、これの元は EasyOS なんですね。そして、EasyOS は Puppy ではありません。
ThinkPad L440 で動かしてみました。

EasyPup version 2.2.7
http://www.murga-linux.com/puppy/viewto ... e6b44dc894

Puppy として開発してもよさそうなものですが、Puppy の開発はコミュニティーに任せた関係上、遠慮されているように思われます。
Debian Buster ベースで、64bit 版のみです。しかし、Buster ベースの Puppy はすでにいくつかあります。一本化して、皆の知識を結集したほうが、さらにいいものができると思うのですが...

EasyPup は現状では、いろいろ不具合があります。wifi の設定はスムーズに進んだものの、タッチパッドをオフに設定しても再起動するとオンになってしまいます。
この投稿は EasyPup 上の Chrome からですが、scim-anthy を入れても、なぜか
gtk-query-immodules-3.0 が入ってなかったりして躓きました。gtk-3 関連のライブラリはひととおり入っているのですが。
初回起動時、Sound Card Wizard で設定してもサウンドが有効になりませんでした。再起動が必要なのかもしれません。
ビデオドライバを "intel" に変更しようとしてもできません。"modesetting" になってしまいます。X の起動時に毎回設定がリセットされているような気がします。

デフォルトのブラウザは Puppy 伝統の SeaMonkey です。パッケージマネージャも昔のインターフェースです。
一方、メディアプレーヤーは MPV とそのフロントエンド Gnome-MPV です。ミュージックプレーヤーは Audacious です。
GIMP と LibreOffice を搭載しているため、iso のサイズが 526MB もあります。その分、メモリ使用量も多くなります。最近のマシンはメモリ搭載量も多いとはいえ、重量級のアプリを iso に含めるのは、個人的には好きではありません。古き良き時代の Puppy と現代的な OS の両面を持ち合わせた Puplet です。

追記
save file のリサイズができません。→ 2.2.10 で解消されました。

追記2
Debian Buster 64bit ベースであることをタイトルに明記しました。
最後に編集したユーザー thinkpadnerd [ 20/04/08(水) 16:31 ], 累計 3 回
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CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
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CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: EasyPup

投稿記事 by thinkpadnerd »

thinkpadnerd さんが書きました: 20/02/09(日) 20:56 save file のリサイズができません。
これは仕様ではなくて、明らかにバグです。
ほんの少しテストしてみるだけだから、と考えて 256MB の save file を作ってしまいました。日本語フォントや日本語入力システムを入れたら、100MB くらい消費してしまいました。さらに、Chrome を使っていると、/root/spot/.config 以下のフォルダがどんどん大きくなっていき、空きが 100MB を切ってしまいました。

save file を作り直すと、諸々の設定をやり直さなければならないので、Chrome の使用を諦めて、久しぶりに SeaMonkey を使うことにしました。HTML エディタも含まれているので、web ページの作成にも利用できますし、EasyPup をもう少しつついてみようと思います。

gtk-3 の immodules.cache が生成できないので lang_pack_ja からもらってきて、パスを書き換えて利用することにしました。

音は出ています。
ビデオドライバは modesetting のままですが、パフォーマンスはそれほど悪くないし、OpenGL も有効です。ハードウエアデコーディングは intel ドライバでないと利用できませんが、ブラウザで標準サイズの YouTube 動画を見るぶんには、特段影響はありません。

タッチパッドの設定が保存されない問題は
synclient TouchpadOff=1
をスタートアップのスクリプトに記述して、回避しています。
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Re: EasyPup

投稿記事 by thinkpadnerd »

thinkpadnerd さんが書きました: 20/02/10(月) 20:32 ビデオドライバは modesetting のままですが、
/etc/X11/xorg.conf.d に 20-intel-uxa.confDISABLED というファイルがあります。これを 20-intel-uxa.conf にリネームして X を再起動したら intel ドライバが有効になりました。intel ネイティブの va_gl も有効になりました。
xorg.conf を直接書き換えるのではなく、/etc/X11/xorg.conf.d で制御するのが今風のやり方なのでしょう。

# vainfo
で、利用できるハードウエアデコーディングのフォーマットが表示されます。この vainfo コマンドが最初から入っている puppy (puplet) は珍しいです。

youtube-dl も同梱されています。
# youtube-dl -U
でアップデート。
MPV でyoutube 動画を再生してみると、ハードウエアデコーディングが効いていますし、オーディオの出力先が pulse になっています。 :o 調べてみると、なぜか apulse も入っているのですが...
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Re: EasyPup

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EasyPup を簡易日本語化する pet パッケージを作成しました。
このスレッドの他の記事もお読み下さい。

easypup_lang_ja-r7.pet
https://drive.google.com/file/d/1D4o9Wy ... sp=sharing
md5sum b55b01bcecbee6692d3406911a717a04

以前のバージョン easypup_lang_ja-r6.pet
https://drive.google.com/file/d/1SZosYk ... sp=sharing
md5sum 86dec42007b1ca6797e575a6f4a57dc2

更新履歴
r1 --- 日本語フォントのインストールと日本語入力システム(scim-anthy)のインストールのみ。
r2 --- メニューの日本語化、アプリケーションの日本語化を行ないました。
アプリケーションの翻訳は lang_pack_ja-2.1.sfs から流用していますが、一部は EasyPup に合わせて修正してあります。(日本語化はまだ不十分で、英語のままのアプリも多いです。)
r3 --- インストール後にドライブアイコンが縦に並ぶ問題への対応。.xinitrc を自動的に修正するようにしました。
r4 --- /usr/lib/x86_64-linux-gnu/gconv に日本語文字コード関連のファイルを追加しました。
r5b --- EasyPup 2.3 の SeaMonkey 2.53.2 に合わせて微調整。辞書管理ツール kasumi の不具合を修正。一部の .mo ファイルのリネーム
r6 --- ロケール、タイムゾーン、キーボードの設定を自動化。
r7 --- EasyPup 2.4.91 に対応。

使い方
最初に出る quicksetup は何もせずに閉じる。
easypup_lang_ja-r*.pet をインストール。
自動的に X の再起動が行なわれます。

初回起動後の終了/再起動の時に early boot messages の確認画面が出ますが、no と答えて下さい。
※ ハードウエアクロックはローカルタイムに設定されます。utc の場合はお手数ですが、設定し直してください。

ドライブアイコンが縦に並ぶ場合の対処 (r3 で修正済)
/root/.xinitrc の 42行目を修正する。
Quirky Pyro の記事が参考になります。
https://sakurapup.browserloadofcoolness ... =15#p25304
最後に編集したユーザー thinkpadnerd [ 20/11/14(土) 14:23 ], 累計 10 回
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Re: EasyPup

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EasyPup 2.2.10 がリリースされました。

release note
https://bkhome.org/news/202002/easypup- ... eased.html

カーネルバージョンが従来の 4.19 から 5.4 に上がりました。ThinkPad L440 で動かしていますが、今のところ良好です。
save file のリサイズができるようになりました。実際に 256MB の save file を新規作成し 512MB に拡張してみました。
タッチパッドの設定は相変わらず持続しません。


本家フォーラムでは Debian Buster ベースの puppy がいくつか公開されています。
だいぶ前のことなので記憶に曖昧なところがありますが、BusterPup は日本語化しても再起動すると日本語設定の一部が失われてしまうようなことがありました。※ 追記2 を参照して下さい。

EasyPup は小さい不具合はありますが、日本語入力に限って言えば、割と簡単に設定できる素直な puppy いや、puplet だと思います。
厳密な意味での puppy は woof-CE を使って作られるものであり、EasyPup は Barry さんの woof-Q を使って作られているので、やはり puplet と呼ぶしかないのでしょう。

追記
gtk-query-immodules-3.0 はシステムに含まれていません。これは何かの間違いだと思いますが、英語版には必要のないファイルなので見落とされているのかもしれません。
im を追加した場合は、immodules.cache を更新する必要がありますが、手作業で書き換えることもできなくはありません。とりあえず、EasyPup は qt5 を含んでいないので、scim-anthy で対応可能です。

追記2
BusterPup を改めて起動してみたところ、lang_pack_ja-2.1.sfs ではインストールスクリプトが途中で止まってしまい、immodules.cache の更新が行われません。そのため、日本語入力が xim 経由になってしまいます。この現象は、bionicpup32 に lang_pack_ja-2.1.sfs を適用した場合と同じです。
試しに、初回起動後 lang_pack_ja-upbb-r2.pet を適用してみたら、改善されました。しかし、本来 bionicpup32 用なので、アプリの日本語訳など適合しない部分があります。
最後に編集したユーザー thinkpadnerd [ 20/02/28(金) 21:56 ], 累計 2 回
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Re: EasyPup (Buster64 ベース)

投稿記事 by thinkpadnerd »

追加情報です。

LibreOffice が同梱されていますが、データベース機能を利用するには java runtime environment が必要です。
下記の JRE sfs が利用可能です。

OpenOffice 4.1.7 & JRE 8u231 (64bit 用 sfs)
https://sakurapup.browserloadofcoolness ... 456#p26713

なお、EasyPup には sfs_load は含まれていません。
追加の sfs をロードするには、BootManager で sfs を指定した後、再起動が必要です。面倒に思われるかもしれませんが、昔の puppy はこの方式でした。

sfs の右クリックからロードできる sfs_load は便利ですが、BootManager で管理すれば、sfs をいくつロードしているか分かりますし、バージョンの異なる同じアプリを重複してロードしてしまう事故も防げます。そうは言っても sfs_load があったほうが便利だ、という人が多いでしょうね。


PDF ビューアとして evince が同梱されています。フォント情報が埋め込まれていない pdf ファイルで日本語を表示するには poppler-data が必要です。
下記の pet パッケージが利用できます。

poppler-data-0.4.9.pet
https://sakurapup.browserloadofcoolness ... =30#p26858


Firefox を起動する際に apulse を使う必要はありません。例えば、/opt 以下にインストールした場合、
/opt/firefox/firefox
で起動して、音も出ます。
pulseaudio 経由で音を出していると思われます。
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Re: EasyPup (Buster64 ベース)

投稿記事 by thinkpadnerd »

簡易日本語化 pet パッケージを改良しました。(r2)
下記の記事を参照して下さい。
https://sakurapup.browserloadofcoolness ... 471#p26894

デスクトップはあえて英語のままとしました。
JWM デスクマネージャの「アイコンレイアウト」でレイアウトを変更すると、端末が rxvt に変わってしまいます。(初期状態では、端末は sakura)

「標準アイコンレイアウト」を選んでも、初期状態には戻りません。初期状態がカスタマイズされたものだからです。アイコンレイアウトを変更した後で初期状態に戻すには、カスタマイズされたレイアウトを予め保存しておく必要があります。

デスクトップ項目を日本語化すると、アイコンレイアウトを変更した後、「デスクトップの修復」で日本語に戻す作業が必要になりますが、上記のような不整合が存在しているので、英語のままとしました。


デフォルトのブラウザ SeaMonkey を初回から日本語版として起動させたかったのですが、うまくいきませんでした。日本語化するには、公式サイトで日本語 language pack を入れてください。

https://www.seamonkey-project.org/releases/

locale は予め "ja" に設定してありますので、language pack を入れて SeaMonkey を再起動すれば日本語版になります。
なぜか初期状態ではディスクキャッシュが無効になっています。有効にするには about:config で
browser.cache.disk.enable を true に変更する必要があります。


LibreOffice は「ツール」->「オプション」で設定しようとしても一部の設定画面が呼び出せません。日本語化する前も同様です。iso が作成された時点で何か不備があったのではないかと思うのですが...
なぜかユーザインターフェースのフォントが明朝体になってしまいます。gtk のテーマでフォントを M+1P+IPAG に設定すればゴシック体になります。
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登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: EasyPup (Buster64 ベース)

投稿記事 by thinkpadnerd »

2.2.11 がリリースされました。
https://bkhome.org/news/202002/easypup- ... eased.html

SeaMonkey のバージョンが 2.53.1 beta 1 になっています。
日本語化するには、下記サイトから language pack を入れた後、編集->設定->表示 で「日本語」を選んで SeaMonkey を再起動して下さい。
https://www.seamonkey-project.org/releases/2.53.1b1

beta 版を同梱するとは、攻めていますね。しかし、EasyPup も、元になった EasyOS も Barry さんの実験的な OS ですから... リリースノートには、2.49.5 は時々クラッシュするから、と書いてあります。Barry さんのマシンではそうかもしれないのですが。

タッチパッドの設定が維持されない件、LibreOffice の一部設定画面が呼び出せない件は変わらずです。save file は新規作成しました。(easypup_lang_ja-r2.pet にて日本語化)
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記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: EasyPup (Buster64 ベース)

投稿記事 by thinkpadnerd »

thinkpadnerd さんが書きました: 20/02/23(日) 11:45 LibreOffice は「ツール」->「オプション」で設定しようとしても一部の設定画面が呼び出せません。
私の勘違いでした。
項目をダブルクリックすれば、表示されます。
OpenOffice と LibreOffice ではこの部分のユーザインターフェースが異なります。そのうえ、puppy のシングルクリックに慣れているので、ダブルクリックに思いが至りませんでした。

添付画像は LibreOffice です。なお、easypup_lang_ja-r2.pet を入れると LibreOffice も日本語化されます。
添付ファイルを見るにはパーミッションが必要です
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登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: EasyPup (Buster64 ベース)

投稿記事 by thinkpadnerd »

gtk-query-immodules-3.0 がない (したがって実行できない) 件ですが、/usr/lib64/libgtk-3-0/gtk-query-immodules-3.0 がそれであると分かりました。

最近の Puppy では /usr/bin 以下にあり、パスが通っているので実行できるのです。/usr/lib64 以下にあったので、実行ファイルとは気づきませんでした。そう言えば、昔の Puppy (tahrpup あたり?) はこのパターンだったような...
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記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: EasyPup (Buster64 ベース)

投稿記事 by thinkpadnerd »

thinkpadnerd さんが書きました: 20/02/23(日) 16:01 タッチパッドの設定が維持されない件
これも、私の研究不足でした。 :oops:

EasyPup では、タッチパッドの設定に pSynclient が使われています。(添付画像)
ところが、デフォルトでは起動時に設定はロードされないのです。

Startup タブで "Load settings when desktop starts" にチェックを入れないといけません。でも、不親切だと思いませんか? タッチパッド OFF を選んで OK を押せば、次回起動時も設定が有効だと思うのが普通じゃないでしょうか。

問い合わせに対し Barry さんから返事をもらいました。なお、このアプリは Barry さん作ではありません。

これで、(私の不勉強も含めて)不具合はほぼ解消したように思われますが、他にも ? な点がないわけではないです。本家フォーラムではネットワークの設定が話題になっています。
添付ファイルを見るにはパーミッションが必要です
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記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: EasyPup (Buster64 ベース)

投稿記事 by thinkpadnerd »

EasyPup 2.2.12 がリリースされました。
https://bkhome.org/news/202003/easypup- ... eased.html

・pSynclient は起動時に設定を読み込むのがデフォルトになりました。
・/usr/bin/gtk-query-immodules-3.0 が加わっています。
※ easypup_lang_ja-r2.pet は予め編集した immodules.cache をコピーすることで対応しています。2.2.12 に対しても適用できます。
・シャットダウン->再起動(コマンドライン)が正しく動作するように改良されています。(これまでは、通常の「再起動」と同じでした。)

SeaMonkey が ver. 2.53.1 (正式リリース) になりました。

追記
SeaMonkey 2.53.1 の日本語化は、公式サイトで language pack (.xpi) をダウンロードした後、このファイルを SeaMonkey にドラッグアンドドロップして下さい。
Edit -> Preferences -> Appearance でユーザインターフェースを Japanese に変更して、ブラウザを再起動して下さい。
追記終り

Yahoo! Japan のトップページに、推奨ブラウザでない旨のメッセージが表示されます。
2.53.1 ベータや 2.49.5 では about:config で
general.useragent.override.yahoo.co.jp
というキーを作って Windows 上の Firefox に偽装すればよかったのですが、どういうわけかその手が効かなくなっています。正式版で不具合が出るのは残念...

追記
SeaMonkey の不具合というよりも、Yahoo 側の仕様の問題だと思いますが、ユーザエイジェントの設定値を以下のように変更したら、通常の表示になりました。

Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/64.0.3282.140 Safari/537.36 Edge/17.17134

Windows 10 の Edge という設定です。他の組み合わせでもいいのかもしれませんが、実験に費やす時間が無駄なのでこれでよしとします。
最後に編集したユーザー thinkpadnerd [ 20/03/22(日) 19:02 ], 累計 2 回
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登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: EasyPup (Buster64 ベース)

投稿記事 by thinkpadnerd »

簡易日本語化パッケージを改良しました。(r3)

ダウンロードリンクは以下の記事にあります。
https://sakurapup.browserloadofcoolness ... 471#p26894

パッケージをインストール後にドライブアイコンが縦に並ぶ問題を修正しました。r2 と r3 の違いはこの点だけですので、既に r2 をインストールしてご利用の場合は、インストールし直す必要はありません。
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Re: EasyPup (Buster64 ベース)

投稿記事 by thinkpadnerd »

追加アプリケーションのコーナーにある Chrome sfs を起動する方法です。

一般的には Login and Security Manager を利用して spot で起動させる方法を案内していますが、EasyPup の Login and Security Manager には SeaMonkey のチェックボックスしかありません。
通常は、/root/.spot-status をテキストエディタで開いて、実行ファイル名=false (例えば google-chrome-stable=false) を追記すればよいのですが、どういうわけか追加できません。

もう一つの方法、run-as-spot コマンドの付加で起動することができます。

chrome.sh

コード: 全て選択

#!/bin/sh
run-as-spot env GTK_IM_MODULE="xim" google-chrome-stable --disk-cache-dir=/tmp --disk-cache-size=10485760 --media-cache-size=10485760
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CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
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登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: EasyPup (Buster64 ベース)

投稿記事 by thinkpadnerd »

簡易日本語化パッケージを改良しました。(r4)

ダウンロードリンクは以下の記事にあります。
https://sakurapup.browserloadofcoolness ... a39#p26894

ふとしたことから、日本語文字コード関連のファイルが欠落していることに気づきました。今のところ EasyPup ではウェブの閲覧をするくらいなので、特に不都合を感じていませんが、作業によっては支障があるかもしれないと思って追加しました。
ファイルは debian buster の libc6 パッケージから抽出しました。

/usr/lib/x86_64-linux-gnu/gconv に CP932.so など日本語文字コード関連のファイルを追加しました。これらのファイルは、最近の Puppy には最初から含まれていますが、EasyPup では削られています。
昔の Puppy は日本語関連のファイルが削られていることが多かったのです。そういう意味では Barry さんの OS は今でも昔ながらの手法で作られているのだろうと推測されます。

使用例
windows で作成された zip ファイルに日本語名のフォルダ、ファイルが含まれている場合、XArchive で解凍しようとすると文字化けします。
https://launchpad.net/~jkbys/+archive/u ... /+packages
にある unzip_6.0-5~5.52~ja4_amd64.deb をインストールすると、文字化けが解消されます。
予め easypup_lang_ja-r4.pet をインストールしてあることが前提です。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
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