Fossapup64 9.5

以上のフォーラム以外の利用者の話題

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

アバター
タロ兵衛
記事: 875
登録日時: 08/07/08(火) 00:11
お住まい: よこはま
連絡する:

Re: Fossapup64 - BETA

投稿記事 by タロ兵衛 »

thinkpadnerd さんが書きました: 20/05/16(土) 21:21 あと、gcc-10-base と libgcc-s1_10 はコンパイラの関連ファイルだから、コンパイル済みのアプリを入れる時には不要なはずですが
そうかな?とは思ったんですが、お試し版ということで、落ちてきたものを全部入れてみました

現在デスクトップマシンで評価してますが、無線LANは内蔵してないので、USBのWifiアダプタで、やってます
fossa で対応のアダプタ増えたか調べましたが、bionicと変わってないようです。
数社ありますが、リアルテックのWifiチップを使ったものが入手しやすいでしょう
あまりカタログには出てきませんが、下記を使ったものなら動きそうです
rtl8188ee:
rtl8192c:
rtl8192ce:
rtl8192cu:
rtl8192de:
rtl8192ee:
rtl8192se:
rtl8723ae:
rtl8723be:
rtl8723com:
rtl8821ae:

私のはこれ
RTL8192CU 802.11n WLAN Adapter

新しいものはあまり出てきてませんが、
最後のrtl8821aeのバージョン違いを使った製品が今年出ました
形名を合うようにして再コンパイルすると動くようです
neo実験君こと次期メインマシン
Intel Core i5-8400 2.80GHz
xenialpup64 7.5+lang_pack_ja-xenial64e
きりん
記事: 553
登録日時: 08/02/24(日) 21:49
連絡する:

Re: Fossapup64 - BETA

投稿記事 by きりん »

こんにちわ。きりんです。
カーネルが比較的新しいので、テストしてみました。
β版の 9.0.2 です。

テスト対象は以下の3台
1.富士通 FMV(CPU=i5,RAM=8GB,HD=SATA-HD,ORG-OS=WIN8.1,UEFI64) → 何も問題なく動作。
2.LENOVO YOGABOOK(CPU=ATOM,RAM=4G,HD=eMMC,ORG-OS=WIN8.1,UEFI64) → USBメモリーからの起動は出来るが、内蔵デバイスからのSAVEFILE認識不可。→カーネルの再設定と再コンパイルで動作OK。
3.スティックコンピューター DG-STK3(CPU=ATOM,RAM=2G,HD=eMMC,ORG-OS=WIN8,UEFI32) → WIN8は削除して、再コンパイルしたカーネル利用でOK。
でした。

あれ?と思ったところ。

1.Menu → Document → Trans_tray
翻訳補助ツールがあった。意外に便利に使わせてもらっています。

2.bluetooth のサポートしてる。
CUIに近いツールですが、ベースとして必要なbluezの他、Menu → Network → Janky bluetooth が入っていました。

3. スティックコンピューター DG-STK3 では、モニターとサウンド出力が HDMI 接続で使用しています。
Retrovol がサウンドカードのコントロールを認識してくれない。
試しに、ALSA Sound Wizard を開いてみると、4項目ある。あれ?従来は3項目だったはず。Sound Card Wizard 2 が増えている。
これを使って、soft-vol を有効にすると、Retrovol は見掛け機能するようになったが、スライダーを操作しても音量が変化しないし、Pale Moon で YouTube を再生すると音が途切れるようになる(サンプリングレートが合っていない?)。
実験の続きが必要。過去のトラブル経験が生きていないな・・・。

4.スティックコンピューター DG-STK3 には、Arch linux32 も同居させています。Xfec ベースとしたのですが、puppyさんより軽快です。
はて?と考えて、sfsファイルの圧縮率を下げると動作速度の変化がどうなるか試してみたいのですが、ヒントありますか?
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Fossapup64 - BETA

投稿記事 by thinkpadnerd »

きりん さんが書きました: 20/05/25(月) 17:40 4.スティックコンピューター DG-STK3 には、Arch linux32 も同居させています。Xfec ベースとしたのですが、puppyさんより軽快です。
はて?と考えて、sfsファイルの圧縮率を下げると動作速度の変化がどうなるか試してみたいのですが、ヒントありますか?
sfs を展開した後、gz 圧縮にするのなら、Mkdist が使えるかもしれません。sfs を生成する時に「高圧縮(xz)」のチェックを外しておくと gz 圧縮になるのかな、と思うのですが...
mksquashfs コマンドで -comp gzip を指定してもできると思います。

Mkdist
viewtopic.php?f=30&t=2436

個人的には iso のサイズを考えた場合、xz 圧縮で妥協するしかないと思っています。サイズの大きいブラウザ等の sfs も同様です。展開(起動)には少々時間がかかりますが、起動してしまえば普通に動作するのではないでしょうか。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
きりん
記事: 553
登録日時: 08/02/24(日) 21:49
連絡する:

Re: Fossapup64 - BETA

投稿記事 by きりん »

thinkpadnerd さん、返信ありがとうございます。

実験してみました。sfsファイルのオリジナル圧縮形式は「xz」ですが、一度展開し「gzip」で再圧縮して比べてみました。

展開には「unsquashfs」を使用し、再圧縮には「dir2sfs」を改変して圧縮オプションを「gzip」に変更したものを使いました。
改変前後の変化は次の通りです。
ファイル名 → オリジナルサイズ → 展開後のサイズ → 再圧縮後のサイズ
adrv.sfs → 223MB → 1152MB → 302MB
main.sfs → 99MB → 448MB → 131MB

ブートしてPale Moon を起動した状態でのRAMの使用量は、700MB → 900MB でした。
全体的な起動時のもたつきは少なくなりました。
主要ファイルのコピペでインストール出来ることがpuppyさんの利点ですが、ある時点での塩着けでよいならチューニングするのもありかなと感じました。
いつも、素直に動かないハードを使っていると、起動時のもたつきはストレスのひとつなんですよね・・・・

で、疑問?
unsquashfs と unsquashfs4、mksquashfs と mksquashfs4 は何が違うのでしょうか?
mksquashfs のオプション指定で「x86 最適化」が指定されているが、raspberry piでは「arm 最適化」は指定されているのだろうか?
突くと、いろんなものが出てきます。興味尽きないですね。
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Fossapup64 - BETA

投稿記事 by thinkpadnerd »

きりん さんが書きました: 20/05/26(火) 19:37 ブートしてPale Moon を起動した状態でのRAMの使用量は、700MB → 900MB でした。
全体的な起動時のもたつきは少なくなりました。
主要ファイルのコピペでインストール出来ることがpuppyさんの利点ですが、ある時点での塩着けでよいならチューニングするのもありかなと感じました。
puppy は一定以上の RAM を搭載していれば、メイン sfs 他をメモリにコピーして起動するので、その分 RAM の使用量は増えます。RAM を潤沢に積んでいるのなら、gz 圧縮にするのもありだと思います。
きりん さんが書きました: 20/05/26(火) 19:37 unsquashfs と unsquashfs4、mksquashfs と mksquashfs4 は何が違うのでしょうか?
squash ファイルシステムには v.3 と v.4 があって、Puppy 4 系の途中で v.3 -> v.4 に移行しています。
過渡期に区別するためのファイル名だったのかな、と思います。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Fossapup64 - RC

投稿記事 by thinkpadnerd »

バージョンが 9.0.3 に上がって RC (release candidate) となりました。
カーネルは「枯れた」5.4.47 を採用しています。ROX-Filer が新しいバージョンに戻っています。
9.0.2 のバグフィックスもいくつか含まれています。

日本語化パッケージに修正を加えて r2b としました。ダウンロードリンクは最初の記事にあります。
・pale moon が 28.10.0 に変更されたので、language pack を差し替え。
・r2a を適用すると quickpet がメニューでは「Puppyパッケージマネージャ」と表示されるので修正。

何故か Pburn が入っていません。パッケージマネージャでインストールすることができます。

試用するにあたり、save file は新規に作成しました。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Fossapup64 - RC

投稿記事 by thinkpadnerd »

9.0.3 に日本語化パッケージ r2b 以前を適用した場合、abiword のインターフェースが英語になってしまうことが分かりました。この点を修正して r3 としました。

9.0.2 以前は abiword の翻訳ファイルが iso (厳密には adrv) に含まれていました。9.0.3 では日本語だけでなく他の言語のファイルも削除されてしまいました。英語版には必要ないファイルなので、文句は言えないのですが、突然の仕様の変更に振り回される結果になりました。

個人的には abiword は使わないので、どうでもよかったりします。インターフェースが日本語になったところで、日本語入力の不便さは相変わらずです。 :?
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
きりん
記事: 553
登録日時: 08/02/24(日) 21:49
連絡する:

Re: Fossapup64 - RC

投稿記事 by きりん »

不具合のひとつかな?
ROX-filerで、/proc を参照したところ、カーソルがぐるぐる状態になったまま止まりません。
killで止める必要がありました。
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Fossapup64 - RC

投稿記事 by thinkpadnerd »

きりん さんが書きました: 20/06/29(月) 17:45 ROX-filerで、/proc を参照したところ、カーソルがぐるぐる状態になったまま止まりません。
私のところでも同様です。ROX-Filer を強制終了すると、デスクトップアイコンが全部消えてしまいます。
X の再起動で直りますが...

ついでに
thinkpadnerd さんが書きました: 20/06/26(金) 17:22 何故か Pburn が入っていません。
quickpet -> Fossapup updates で他のフィックスと一緒にインストールされます。
私は先に自分で入れましたが、updates で入るバージョンのほうが若干新しかったので、新しいバージョンで上書きされました。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Fossapup64 - RC2

投稿記事 by thinkpadnerd »

バージョン 9.0.4 - RC2 がリリースされました。

Pale Moon のバージョンが 28.11.0 に上がっています。9.0.3 では欠落していた Pburn が戻っています。JWMDesk に新しい項目が加わりました。その他、前のバージョンでのバグフィックスが含まれています。
ROX-Filer で /proc を表示した場合無応答になる不具合は直っていません。
試用するにあたり、save file は新規作成しました。

9.0.4 に合わせて日本語化パッケージも修正しました。ダウンロードリンクは最初の記事にあります。
・Pale Moon の言語パックを差し替えました。
・JWMDesk の翻訳を加筆修正、ついでに「インストール」(dotpup) の翻訳も一部修正しました。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Fossapup64 - RC3

投稿記事 by thinkpadnerd »

バージョン 9.0.5 がリリースされました。(RC3)
カーネルは 5.4.53 になり、ファームウエアもアップデートされました。その他、細かな改善が行われているようです。

日本語化パッケージにも変更を加え、r4 としました。
・Pale Moon のバージョンが上がったので、言語パックを入れ替え。
・これまで辞書管理ツール kasumi と Fcitx 設定のメニュー項目がなかったので追加。
・その他、日本語訳の追加、修正。

9.0.5 の試用にあたり save file は新規作成しました。
作者さんも、新規にインストールしてテストしてほしいと述べておられます。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Fossapup64 9.5

投稿記事 by thinkpadnerd »

バージョンが 9.5 となり、"RC" 表記が外れました。puppylinux.com のオフィシャル puppy のリストにはまだ加わっていません。
本家フォーラムのスレッドでは細部についていろいろ意見や指摘が出ていたのですが、問題点は解消したのでしょうか。
細かいところで多少注文がついても、いつかは正式リリースに移行することになるだろうと思っていましたが、バージョンがいきなり 9.5 に上がるのは唐突な印象です。

日本語化パッケージは Pale Moon のバージョンアップに合わせて、language pack を差し替えました。(r5)
ダウンロードリンクは最初の記事にあります。

追記
2020/9/22 puppylinux.com の「オフィシャル puppy」リストに Fossapup64 があるのを確認しました。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Fossapup64 9.5

投稿記事 by thinkpadnerd »

初期状態では暗号化された市販の DVD が再生できません。libdvdcss が欠落しているからですが、多分 ubuntu focal もそうなんでしょう。ライセンスの関係と思われます。

quickpet -> fossapup updates で libdvdcss が他のバグフィックスと一緒にインストールされます。

正式リリース前に誰も気づかなかったのですね。(私もその一人)
libdvdcss があると市販の DVD のリッピングもできてしまうので問題が生じますが、ない場合は再生もできないわけですから、節度を持って使用しましょう。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
thinkpadnerd
記事: 2035
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: Fossapup64 9.5

投稿記事 by thinkpadnerd »

日本語化パッケージに少し手を加えて、r6a としました。ダウンロードリンクは最初の記事にあります。

変更点
・日本語ヘルプの追加
・anthy 用 JIS 第3・第4水準漢字変換辞書の搭載
・いくつかのアプリの日本語訳の追加修正

r6a を適用すると、これまでのシンプル版 iso 相当の内容になります。なお、日本語化 pet パッケージのアンインストールは想定していません。新しいパッケージを適用する場合は、お手数ですが新たに save file を作成して下さい。

追記
Fossapup64 9.5 日本語化版 シンプル (iso) を作成しました。
https://sakurapup.browserloadofcoolness ... =24&t=3515
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
返信する