EasyOS のインストール

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thinkpadnerd
記事: 2446
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

EasyOS のインストール

投稿記事 by thinkpadnerd »

EasyOS には特にインストーラがありません。インストーラらしきものと言えば、usb メモリにインストールする EasyDD くらいです。

EasyDD - dd のフロントエンド
https://sakurapup.com/forum1/viewtopic.php?f=25&t=3715

EasyDD や dd コマンドでインストールした場合、usb メモリ全体が一つの EasyOS で占められてしまいます。容量の大きい usb メモリの場合はもったいない使い方になります。

私は fat32 フォーマットで puppy をいくつかインストールしてある usb メモリに、GParted を使って ext4 のパーティションを追加し、Scarthgap と Daedalus をインストールしました。

EasyOS で img ファイルをクリックすると、loop デバイスとしてマウントされます。この時、選択肢が示されますが、read-only でマウントします。(作業が全て終わったら、img ファイルをクリックしてアンマウントすることを忘れないで下さい)
ウィンドウが2つ開きます。一つは usb にインストールした時、第1パーティションに相当するもので、limine というブートローダが含まれています。もう一つには easyos というフォルダがあります。

Linux パーティション (ext4) に Scarthgap の easyos フォルダをコピーします。
次に、Daedalus の easyos フォルダもコピーするのですが、これも easyos という名前なのでそのままではまずいです。
先にコピーした Scarthgap の easyos フォルダを easy-scarth のようにリネームしておきます。Daedalus の easyos フォルダも分かりやすいように、コピーした後 easy-daedalus のようにリネームします。

usb メモリの ext4 パーティションに easy-scarth と easy-daedalus というフォルダができました。
第1パーティション (fat32) --- puppy のフォルダ, grub2 インストール済み
第2パーティション (ext4) --- easyos のフォルダ

私の場合はすでに fat32 パーティションに puppy を起動するための grub2 があるので、これをそのまま使いました。
後は grub.cfg に easyos を登録するだけです。

grub.cfg メニューエントリー

コード: 全て選択

menuentry 'EasyOS Scarthgap'{
  search --no-floppy --set=root --fs-uuid xxxxxxxx
  linux /easy-scarth/vmlinuz    rw wkg_uuid=xxxxxxxx wkg_dir=easy-scarth/
  initrd /easy-scarth/initrd
}

menuentry 'EasyOS Daedalus'{
  search --no-floppy --set=root --fs-uuid xxxxxxxx
  linux /easy-daedalus/vmlinuz    rw wkg_uuid=xxxxxxxx wkg_dir=easy-daedalus/
  initrd /easy-daedalus/initrd
}
xxxxxxxx は uuid
例えば
# blkid /dev/sdb2
で調べることができます。(usb メモリが sdb である場合)

-----
ハードディスクにインストールする場合も基本的に同じ作業になります。
Linux パーティションに easyos フォルダをコピーし、必要に応じてリネームします。easyos が1種類の場合は "easyos" のままでも OK。
grub.cfg に追記します。
ThinkPad X121e (Precise 571 / Tahr 605 / Tahr64 606 / Xenial 7.5 / Bionic32)
CPU AMD C-50 1.0GHz, RAM 4GB
ThinkPad L440 (Xenial 7.5 / Bionic64 / Fossa64)
CPU intel Celeron 2950M 2.0GHz, RAM 4GB
libra3914
記事: 68
登録日時: 14/05/29(木) 15:25

Re: EasyOS のインストール

投稿記事 by libra3914 »

Thinkpadさんご指南のごとく実行したら複数のEasyOSを一つのパーテションにインストールできました。感謝です :D

それでこれに習って以下の如く行ったらうまくいったと思われますのでご報告します。
64Gbのusbメモリーに、通常の方法でddコマンドをを用いてEasyOS(Kirkstone)をインストールしました。 次に第二パーテションにできるeasyosをeasyos-kirkにリネームしました。この第二パーテションにThinkpadさんご指南のごとくDaedulusとScarthgapのeasyosを追加しました。それぞれeasyos-daedaとeasyos-scarthにリネームしました。
次に、第一パーテショにある、limine.cfgのEasyOS(Kirkstone)を起動していると思われる部分を下記の如く3個ならべました。

コード: 全て選択

:EasyOS Kirkstone
    COMMENT=EasyOS Kirkstone bootup
    RESOLUTION=800x600
    PROTOCOL=linux
    KERNEL_PATH=boot://2/easyos-kirk/vmlinuz
    MODULE_PATH=boot://2/easyos-kirk/initrd
    KERNEL_CMDLINE=rw wkg_uuid=xxxxxxxxxxxxxxxx wkg_dir=easyos-kirk/


:EasyOS Daedulus
    COMMENT=EasyOS Daedalus bootup
    RESOLUTION=800x600
    PROTOCOL=linux
    KERNEL_PATH=boot://2/easyos-daedalus/vmlinuz
    MODULE_PATH=boot://2/easyos-daedalus/initrd
    KERNEL_CMDLINE=rw wkg_uuid=xxxxxxxxxxxxxxxx wkg_dir=easyos-daedalus/

:EasyOS Scarthgap
    COMMENT=EasyOS Scarthgap bootup
    RESOLUTION=800x600
    PROTOCOL=linux
    KERNEL_PATH=boot://2/easyos-scarth/vmlinuz
    MODULE_PATH=boot://2/easyos-scarth/initrd
    KERNEL_CMDLINE=rw wkg_uuid=xxxxxxxxxxxxxxxx wkg_dir=easyos-scarth/
これで、BarryさんのEasyOSが三個、第二パーテションにインストール出来ました。第二パーテションの有効活用です。
なぜこれで起動できるのかは私には説明できませんが、起動の結果は不都合なさそうです。
Dell Dimension 3100C(2006年10月取得、WindowsXp-Sp3)
Pentium4 650 3.4GHz RAM2Gb HDD320GB (ramは2016.10増強、cpu hdd は2019.04換装) 
fossa64-simple-r3.iso f96-simple-r4.iso S15pup64-22.12.iso Bookwormpup64_10.0.9.iso
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