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Re: No Save の挙動

Posted: 11/04/07(木) 10:00
by シノバー
サボり魔 さんが書きました:終了時の「No Save」の挙動がちょっと気になりました。
当方の環境設定の不足に拠るもの or そもそもそういう仕様でしたらご容赦ください。
あー、仕様ですね :lol:
最近の PPM(パッケージマネージャ)はFlashへのFrugalインストール(PUPMODE=13)の場合、PETをRAM上にインストールするのではなく、pupsaveへ直接インストールする仕様になっています(.packageへの記録のみRAM)。
Save Session Intervalの値を参照するようPPMを改造するのが筋と思いますが、どうしましょう…

Re: Wary-511j01

Posted: 11/04/07(木) 16:07
by サボり魔
シノバー さんが書きました:PETをRAM上にインストールするのではなく、pupsaveへ直接インストールする仕様になっています(.packageへの記録のみRAM)。
あ、まさにそこに引っかかっていたわけですね。そんな仕組みになってるとは…。 :shock:
シノバー さんが書きました:Save Session Intervalの値を参照するようPPMを改造するのが筋と思いますが、どうしましょう…
個人的には、
 ・PuppyのPuppyらしいところの1つであるパッケージシステムを改編するのはまずいかな?
 ・「何も残したくない」という需要がどれだけあるか疑問 (←私は残さない派)
 ・ひとまずの回避方法がわかっている(例:PUPMODE=99)
 ・いざとなればバックアップしていたSave Fileに差し替えるという奥の手がある

…あたりから考えると、本来のWaryに準じておくのがいいかなぁ、と。

2011/04/07 22:05 追記
この件に触れた手前、いじってみました。 :?

/usr/local/petget/installpkg.sh の…
(32行目)

コード: 全て選択

. /etc/rc.d/PUPSTATE  #this has PUPMODE and SAVE_LAYER.
の前に(変数名の衝突があっても上書きされるのを期待)

コード: 全て選択

. /etc/eventmanager  #this has RAMSAVEINTERVAL.
を追加

(87行目…上の追加で88行目になってる)

コード: 全て選択

if [ $PUPMODE -eq 3 -o $PUPMODE -eq 7 -o $PUPMODE -eq 13 ];then

コード: 全て選択

if [ $PUPMODE -eq 3 -o $PUPMODE -eq 7 -o $PUPMODE -eq 13 -a $RAMSAVEINTERVAL -ne 0 ];then
に変更

PETパッケージインストール後の「No Save」を試してみたところ、
再起動後には各ファイルが無くなっていました。
これで「install direct to pup_save file」されなくなったのかどうか。(ヤハリ自信無イデス)

以下、怖いところ
1つ目の読み込み追加による変数名の衝突(将来も含む)が怖い
どこかに副作用あるんじゃないか??という怖さ
:evil: (← Evil or Very Mad)

Waryを入れ直して、再度試してみないと…

Re: No Save の挙動

Posted: 11/04/08(金) 00:31
by 新谷
シノバー さんが書きました:最近の PPM(パッケージマネージャ)はFlashへのFrugalインストール(PUPMODE=13)の場合、PETをRAM上にインストールするのではなく、pupsaveへ直接インストールする仕様になっています(.packageへの記録のみRAM)。
Save Session Intervalの値を参照するようPPMを改造するのが筋と思いますが、どうしましょう....
これは、パピー3系からそうなってるみたいですね。かすかな記憶を辿っていくと、パピー3.00リリースノートに言及がありました。

パピーリナックス3.00のリリースノートの日本訳から
ftp://ring.riken.jp/pub/linux/puppylinu ... lease.html
パピーをUSBフラッシュドライブにインストールした場合、パピーはRAM中で作動し、「pup_save」ファイルに定期的(30分毎)に保存します。この一回分の保存方法は書き込みを制限し、フラッシュドライブの寿命を延長します。この保存方法はコピーダウンであってRAMの中身をフラッシュしません。ですから、もしパソコンが例えば128MBのRAMだけで、スワップパーティションもスワップファイルも無く、512MBの「pup_save」ファイルを持ち、フリーのRAMスペースにだけ一杯にすることができなければ、リブートをしなくては成りません。シャットダウン時、RAMの中身は「pup_save」ファイルへフラッシュされます。フリーなスペースはタスクバーに表示されますので、スペースが少なくなっているのが常時分かります。しかし、パピー3.00は何か新しいものを持っています。「PETget」と言うPETパッケージマネージャーはパッケージを直接RAM中ではなく、「pup_save」ファイルへセーブされます。それ故、大きなパッケージをインストールすることができ、RAMスペースを食わず、リブートの必要もありません。他のパッケージインストールシステム(例えば「DotPup」パッケージ)はまだこの特徴を持っていません。
なるほど.....大きなパッケージをインストールしても大丈夫なようにという親切なのか。
むしろ、 ~/.package がすぐにpupsaveへ記録されないことの方が問題なのでしょうか.....。

P.S
PPLOGの起動、日本語入力、確認しましたがOKでした :D

Re: No Save の挙動

Posted: 11/04/08(金) 21:23
by サボり魔
新谷 さんが書きました:これは、パピー3系からそうなってるみたいですね。
結構前からなんですね。 :shock:
一旦自分の環境を作ったら、起動スクリプトで PUPMODE をいじるようにしてしまっていたので、3系・4系を通して今まで気がつきませんでした。
メモリのパンクを防ぐ親切設計だったとは。
新谷 さんが書きました:むしろ、~/.package がすぐにpupsaveへ記録されないことの方が問題なのでしょうか.....。
保存するにせよしないにせよ、一貫している方がいいかも知れませんね。
パッケージのインストールが成功した段階で RAM 上の ~/.packages 内のファイルをコピーするとか。

例えば、 元々の /usr/local/petget/installpkg.sh 360行目の

コード: 全て選択

echo "$DB_ENTRY" >> /root/.packages/user-installed-packages
の後は「インストールに成功しました!」という表示が待っているだけなので、361行目に

コード: 全て選択

if [ $FLAGNODIRECT -eq 0 ];then
  if [ ! -d $DIRECTSAVEPATH/root/.packages ];then
    mkdir $DIRECTSAVEPATH/root/.packages
  fi
  cp -fp /root/.packages/user-installed-packages $DIRECTSAVEPATH/root/.packages/user-installed-packages
  cp -fp /root/.packages/${DLPKG_NAME}.files $DIRECTSAVEPATH/root/.packages/${DLPKG_NAME}.files
  rm -f $DIRECTSAVEPATH/pet.specs 2>/dev/null
fi
を付け足すとか、でしょうか?

自作PETでは、No Save を選んでもパッケージ情報まで残っており、パッケージ全てがインストールされた状態でした。
ただ、メニューエントリの無いパッケージなので、その点がどうなるのか不明です。
コピーすべきファイルが分かりません。
メニューエントリのあるパッケージは作ったこと無いもので… :oops:
(メニューが起動時にパッケージ情報を参照しつつ組み立てられるのであれば、これで動くのかも)


追記
ディレクトリの無いところにコピーしていたため、初めてのPETパッケージだとコピーに失敗していました。
修正しました。
無線LAN用のドライバPETを入れていたので、既に $DIRECTSAVEPATH/root/.packages ディレクトリが存在しているのを忘れていました。ごめんなさい。

UTF-8

Posted: 11/04/09(土) 21:28
by シノバー
暇人さんはじめ本フォーラムが永年望んできたロケール名の .utf8から .UTF-8 への変更が Barryさんのwoofシステムに取り入れられました。次期 baby puppy(?)で採用の見込み。
http://bkhome.org/blog/?viewDetailed=02208
また、現在進行中の QuicksetWary(日本語版の母体)への言及もあります。

Re: Wary-511j01

Posted: 11/04/11(月) 14:06
by 暇人
めでたい!
シノバーさんの貢献が勝ち得た成果ですね。
&震災援助の気持ちの顕れ?

Wary-511-01q-full

Posted: 11/04/14(木) 10:58
by シノバー
大きなモデムドライバなども収録したフル版。
New kernel same of Wary-5.1.1-k2.6.32.28, without lang_pack. Download size 118MB.
a53d8ad1ae2a60bf7adc0a88728bffb4 wary-511-01q-k2.6.32.28-full.iso
http://shino.pos.to/party/bridge.cgi?puppy/wary/

lang_pack_ja をロードすることで日本語化してください。いまのところ日本語版のリリース予定なし。
http://shino.pos.to/party/bridge.cgi?pu ... languages/

正式版の呼称

Posted: 11/04/14(木) 15:45
by シノバー
4月5日に Wary-511j01 を出してからだいぶ経ちます。
いくつかの問題(Seamonkeyのバージョン、 Insertキーでクラッシュする、 No Save下でのPETインストール)を棚上げするとすれば、他に大きな問題は報告されていません。

そこで Wary-511j01 の現状のままで正式リリースしてはどうかと思います。
名称のみQuickset版(Wary511-01q)と揃えて Wary-511-01j とするのが私の案です。
略称では'-01'を省き「Wary 5.1.1日本語版」でも構わないかとも。

あるいは正式リリースであることが分かりやすい呼称として提案はありますでしょうか?

なお、Wary-511j01 は 本家版 wary-511-k2.6.32.28-small をベースにしています。
k2.6.32.28のfull版は wary-511-01q-k2.6.32.28-full に lang_pack_jaを使っていただく、また他のカーネルは対応する本家版にlang_pack_jaを適用していただく、ということでいかがでしょうか?
要望が強ければそれらの日本語リミックスも作ることはできます。

Re: 正式版の呼称

Posted: 11/04/16(土) 02:20
by 新谷
シノバー さんが書きました:4月5日に Wary-511j01 を出してからだいぶ経ちます。
いくつかの問題(Seamonkeyのバージョン、 Insertキーでクラッシュする、 No Save下でのPETインストール)を棚上げするとすれば、他に大きな問題は報告されていません。

そこで Wary-511j01 の現状のままで正式リリースしてはどうかと思います。
名称のみQuickset版(Wary511-01q)と揃えて Wary-511-01j とするのが私の案です。
略称では'-01'を省き「Wary 5.1.1日本語版」でも構わないかとも。
いいんじゃないでしょうか :lol:

ここのところ、ずっと使用していますが、特に不満は感じません。
(それほどヘビーにテストしているわけではないし、多少はカスタムしますが)

Re: Wary-511j01

Posted: 11/04/16(土) 22:31
by 暇人
いいと思います。

431から何が変わったのか?と聞かれると答えに困るわけですが。

3以前はその存在自体
412は速さ
420はそのビジュアル?
431は完成度。

5のウリは?

Wary-511-01j 正式リリース

Posted: 11/04/17(日) 08:45
by シノバー
http://shino.pos.to/party/bridge.cgi?puppy/wary/
2bbfb2af9336f8c339e0a735cd2bdbc7 wary-511-01j-k2.6.32.28-small.iso 日本語版
ファイル名のみ変更しました。パピーリナックス日本語版サイトへのアナウンス、ダウンロードの設定などよろしくお願いします。

まともなリリース・ノートは書かれてないなあ :|

Re: 正式リリース

Posted: 11/04/18(月) 08:56
by 新谷
正式リリースおめでとうございます。
ひとまず、お疲れ様でした m(_ _)m

Re: Wary-511-01j

Posted: 11/04/18(月) 16:40
by シノバー
新谷さん、暇人さん、翻訳やデバッグに協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

Waryのウリねえ…「Wary と Lucid」にも書きましたが、中途半端な感もありますねえ。
viewtopic.php?f=12&t=1990#p14305

Fullバージョンのほうはアナログモデムなどの対応が良い中での最新カーネルというところかなあ。ところで Barryさん、次期 Wary-512ではカーネルのマイナーアップグレードを考えているようで、また多くのドライバはコンパイルし直ししなきゃならない…。ふう。

日本語版について言えば Wary-511-smallをベースにしており、431JPよりも小さいということ。また日本語化部分を追加SFSとしてるので、実装RAMの小さいPCでも安定動作が期待できます。
しかし実装256MBのRAMモードでスワップなしだとYouTube再生中に落ちるのは431JPと同じ(本家版 wary-511-smallでも落ちる)。
実装RAM512MB未満では 256MB程度の pupsave(warysave)作成と スワップの利用を強く推奨します。

Wary-511-01jの成果を 4.3系に適用して 432JPみたいなのを作ることも意味があるかもしれない…。

Re: 祝 正式リリース

Posted: 11/04/18(月) 20:23
by 居眠り
正式リリースおめでとうございます。
使わせてもらっていますが、私には快適です。
古いPCにはとっても良いです。

Waryのウリ

Posted: 11/04/19(火) 01:34
by 新谷
Waryのウリということで....
確かにちょっと中途半端なところは否めないと思います。

一般的な使用という観点では、
・メディアプレイヤーが変更になった
・はじめての起動時にX画面で設定ができる
....というところでしょうか。正直そんなに変わってないよな。

技術的な観点では、
・最新カーネルを追っかけるの止めた。マイナーアップグレードのみみたい?
・snapmergepuppyの改良
・SNS(シンプルネットワーク設定)の追加
・新言語BaCon
・バッテリモニタとか音量モニタとか、モニタ関連の変更
・SFSファイルのon the fly マウント
・bonesヴァージョン管理
....というところでしょうか。賛否両論あるような気もしますが。