カーネルバージョンのバージョン違いもあります。最新カーネルでは不具合がある場合、別のものも試してください。
- pup-430JPbeta.iso……最新カーネル 2.6.30.5
- pup-430stdJPbeta.iso…… 4.20と同じカーネル2.6.25.16
- pup-430retroJPbeta.iso…… 4.20retroと同じカーネル2.6.21.7
↓バグ報告は以下トピックにお願いします。
viewtopic.php?f=32&t=1372
実装RAM256MB以下での運用
今回のISOファイルは118MBと、alphaよりは小さいものの、やはり(辞書など日本語化のため)大きめです。実装RAM256MBで試したところ、動きますが、Youtubeなどを見ているとSeamonkeyが落ちます。
実装RAM256MB以下の場合、ライブCDで起動したら、いったん終了して個人保存ファイルを作ってください。128MB以上の個人保存ファイルを使っていると、より安定に動作すると思います。実装RAM128MBでは個人保存ファイルは256MB以上にしてください。
4.1x/4.2x から 4.30JPbeta への移行
次の記事を参照ください。
viewtopic.php?f=28&t=1367&start=15#p9162
アルファ版からの移行
4.30JPalphaからの移行は、pupsaveをそのままで、pup-430JPalpha.sfs→pup-430JPbeta.sfs 差し替えのみでスムースにいけるはずですが、異常が認められたら pfix=ramで起動し確認ください。
menu.lstなどでalphaに固定する記述があった場合
コード: 全て選択
find --set-root --ignore-floppies /pup430/pup-430JPalpha.sfs
↓
find --set-root --ignore-floppies /pup430/initrd.gz
カーネル違いへの移行
4.30JPbetaにはカーネル違いの通常版/std/retro版の3つがあります。
これらの間を移行する場合、vmlinuz, initrd.gz, pup-430xxx.sfsと、通常版ではそれに加えてzp430305.sfsの3つないし4つをセットで入れ替えると移行でき、pupsave- xxx.2fsも引き継ぐことが可能です。ただし、次の点に注意してください。
- ネットワークやサウンドのモジュールが見つからない場合、端末より depmod を実行のうえ、再起動してみてください。
- sfsのバージョンは通常版(カーネル2.6.30.5)はsfs-4.x、std/retro版はsfs-3.xです。,追加SFSファイルはそれぞれのsfsバージョンに合わせないと使えません。SFSバージョン間変換ツールで変換可能です。
- 壁紙は引き継がれないかもしれません。再度設定しなおしてください。
4.30alpha→4.30betaの変更点
- ヘルプの更新。
ハイライトは「パピー用のプログラムを書くには」で、従来のFreeBasicが消え、新言語Genieにスクープが当たってます。 - アプリの更新
- ユニバーサルインストーラーのzpxxx.sfs対応
- Grub4Dos v1.1 - USBメモリなどにインストールするさい、そのUSBメモリ内だけをメニューにすることができます。
- acpid -4 - 従来シャットダウンして蓋を閉めるとそこでサスペンドするので、こんど蓋を開けたときにシャットダウンするというおかしな動作がありました。今回の修正で、シャットダウンの後、蓋を閉めて放置すれば、そのうち電源が自動的に切れます。
- winfont-3.3 - 仮想メモリが有効にならないケースがあったものと、Win 9x/Meのフォントが使えなかったものの修正
- e3,MP - いずれも日本語対応(新谷さん情報による)
- 追加アプリ
/usr/bin/xevを追加。pcdripper削除。Ycalcメニューに復活。その他はメニューに無くてもコマンドプロンプトまたはgexecより実行可。 - Xorg/Xvesaのキーコード対応
/root/.Xmodmap.xorgと .Xmodmap.xvesaとを用意しました。
いずれにおいても漢字キー、Windowsキー(メニュー表示)が効くはす。 - 過大な画像の縮小
/usr/share/inkspace/about.svg(200kBあった)など、10kBを超える画像は縮小ないし圧縮しました。 - 壁紙はジェバJQ8さん作のもの