タイムゾーンの設定(解決)とタスクバーの時計

4.X系の開発

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タイムゾーンの設定(解決)とタスクバーの時計

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[ 1:タイムゾーンの設定 ]

パピーv2.17Rを使っていてパピーの再起動後にタイムゾーンが「GMT-8」に戻ってしまいます。
/usr/sbin/timezone-setファイルを(v3.01やdingoのファイルも)書き直してみたり、/root/.xintrcファイルに「export TZ=GMT-9」と書き加えたりしましたがどうしても「GMT-8」に戻ってしまいます。

結局はv2.17RのISOファイル作成時にタイムゾーンを「GMT-9」にしておけば良かったのではないかと思ってます。

今のところ再起動のたびにタイムゾーンを設定しなおしています。とほほです。

ntpやntpsetのPETパッケージを作ってインストールして見ましたが、タイムゾーンを設定後に働くプログラムのようです。

「タイムゾーンを変更後に再起動してもその変更したタイムゾーンで起動する(簡単な)解決方法」を知っている方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい。 :cry:

[ 2:タスクバーの時計の表示変更方法 ]

タイムゾーンの事でハマっていたらタスクバーの時計表示を変更する方法を見つけました。すでにご存知の方もいらっしゃるとは思いますが書いておきます。

1:タスクバーの時計は「minixcal」というプログラムです。
2:表示変更は「/root/.jwmrc-tray」ファイルの「<Clock >minixcal</Clock>」行をいじります。
3:念のため「/root/.jwmrc-tray」ファイルのバックアップを取っておきます。

設定その1:

コード: 全て選択

<Clock format="%H:%M">minixcal</Clock>
設定その2:

コード: 全て選択

<Clock format="%R">minixcal</Clock>
設定その3:

コード: 全て選択

<Clock format=" %b %d %R ">minixcal</Clock>
設定その4:

コード: 全て選択

<Clock format=" %R %b %d ">minixcal</Clock>
大文字にしたり、小文字にしたり、並び替えたり、いろいろ試してみて下さい。
まだ他にオプションがあったら教えて下さい。(月、曜日、時、分などの日本語表示は無理かな?)
[Puppy4.1.2-retro-JP] EPSON Endeavor MT-3500
Celeron 533MHz 256MB
[Lupu-5.0.1 LiveCD + lang_support_ja-1.4.sfs] SOTEC Whitney System CR Board
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タイムゾーンがGMT-8に戻ってしまう問題の解決

原因その1:
一番最初にパピーをCDから起動した時、英語でいくつか質問されます。
1:Select your country: 1 other
2:Select the keyboard layout: jp106 qwerty(Japan)
3:Puppy Video Wizard:
この時に1で「1 other」を選択したのが再起動後タイムゾーンがGMT-8に戻る原因と思われます。
ここで「43 JAPAN」を選択すればよいと思われます。
(しかし実際は次のステップでエラーになるのでGMT-8になってしまいます)
この質問のデータは /etc/countryinfoファイルとして作成されます。
「43 JAPAN」を選択すると「Can't loading jp.map....」と言うようなエラーメッセージが出て60秒ほど待たされて次のステップに行きます。
このjp.mapもあやしいです。

原因その2:
/etc/rc.d/rc.countryファイルの91行目が間違っていた(英語版オリジナルが)。

コード: 全て選択

JAPAN                PUP-9    Japan         jp           a_JP            00
「a_JP」ではなく「ja_JP」が正しいと思います。また「jp」はキーボードでこれが「jp.map」となるようですが、はたして「jp」で良いのかあるいは「jp106」が良いのか、スキルが無いのでそこまでは分かりません。

対策その1、初めてパピーを起動する場合:
1:Select your country: 43 JAPAN を選択
(エラーメッセージが出ますが60秒間待ちます)
2:Puppy Video Wizard:
の順になります。
3:タイムゾーンやキーボード、ネットワークなどの個人的な設定をして個人保存ファイル作成後、再起動してもタイムゾーンはGMT-8になるはずです。
4:/etc/countryinfoファイルを次のように書き換えるとタイムゾーンがGMT-9となります。
===== /etc/countryinfo ここから =====

コード: 全て選択

TZ_VARIABLE='PUP-9'
COUNTRY_NAME='JAPAN'
COUNTRY_LOCALES='ja_JP'
DEF_TIMEZONE='Japan'
DEF_KBD_LAYOUT='jp106'
T35_COUNTRY_CODE='00'
TIMEZONE=GMT-9
===== /etc/countryinfo ここまで =====

対策その2、すでに個人保存ファイルを作成してパピーを使っている場合:
1:「メニュー|デスクトップ|タイムゾーン設定」でタイムゾーンをGMT-9にします。
2:/etc/countryinfoファイルを「対策その2」と同じように書き換えます。

これで再起動してもタイムゾーンはGMT-9のままです。逆に他の国のタイムゾーンに設定してもこのファイルを書き換えない限り、再起動してもずっとGMT-9のままになります。

3.02用の新しいtimezone-setファイルを作りました。2.17、3.01でも使えると思います。
ダウンロードして解凍したら/usr/sbinディレクトリにコピーして下さい。

http://openlab.jp/puppylinux/download/2 ... ne-set.zip

この新しいファイルでは/usr/share/zoneinfoファイル内の「国名」の付いたデータは不要です。削除しても構いません。
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