Puppy Linux 日本語 フォーラム

どこぞのwebで、『最近のpuppyは431の頃と違って、pup_xxx.sfsが重ね合わせの最上位にくるので、同名ファイルを含んだsfsを読みこませるときにちと困る。』てな記事を読んだけど実際どうなんでしょう？
pup_xxx.sfsが重ね合わせの最下位にくるのが本来だと思うんだけど、何か事情があるのかな?

Lupu-528JPのスレッド
viewtopic.php?f=27&t=2129&start=31
BarryさんBlogでのmaxerroさんのコメント SFSandwich
http://bkhome.org/blog/?viewDetailed=02848

この問題は難しいですね。ニーズは分かるのですが、いちばんの問題は従来のSFSとの互換性。
少し話はずれますが、PET←→SFSの互換性の問題も頭が痛い。

Lazy Puppy 2.0.1ではpetからのインストールに際してsfsに変換してロードするようになっていますが、
例えば[petget-20120418.pet]なら「It is not allowed ...」とシステム破壊の恐れありと警句が表示され、
既存の[sfs_load-1.9.4]に対して[sfs_load-1.9.5/6.pet]をインストールしようとすると「It is recommended
not to install this package!」と警告が出て闇雲にインストールしないようになっていますね。
（強行突破も出来ますが）
この辺りの使いようでpet/sfsの互換性の維持に役立つのではないでしょうか。

sfs で上書きが無いということで
pet ... （既存ファイルの）更新
sfs ... （例えば非標準アプリケーションの）追加
みたいに住み分けるのかと思っていました。

SFS追加時に上書きするか否か選択するようにする... 無理か。できてもPuppy初心者は混乱するだろうな。

petインストールとsfsロードについていくつかの実験を行ってみました。
lupu_528JP06に対して、
１、sfs_load-1.9.6.petでsfsのアップデート成功。
pet2sfsでsfsに変換しよとしてもできないので、Lazy Puppy 2.0.1で強制的に作成したsfsを試しても失敗。
２、midori-0.4.3-without_icu-4-i686-Lucid.petでmidoriのアップデート成功。
pet2sfsでsfsに変換してロードしてもアップデート成功。

他に、Slacko 5.3.3_4g/Precise Linux 5.2.55/Upup Linux 5.3.3.3/Luci Puppy 5.28.5 などで確認すると、
pet2sfsで問題なく変換できたsfsを利用するとアップデートできました。

486HA さんが書きました: ２、midori-0.4.3-without_icu-4-i686-Lucid.petでmidoriのアップデート成功。
pet2sfsでsfsに変換してロードしてもアップデート成功。

/usr/bin/midori-wrapper がデフォルトで呼び出すのは /usr/local/bin/midori では？
midori-0.4.3-without_icu-4-i686-Lucid.petでは midori 本体は/usr/bin/midori です。lupuがデフォルトで持っていないライブラリのみを同梱しているのでsfs化でバッティングする(ゆえに上書きされない)のは /usr/share/applications/midori.desktopだけのはず。ここでもmidori-wrapper を呼んでいますが、PATHで/usr/bin が先になっていれば0.4.3が起動する仕掛け。

オーバーライトによるアップデートとはちょっと違います。
れっつばーじょんちぇっく。

Three Head-Dog 5.2.8.005にmidori-0.2.4-Lucid.petをインストールしたものに対して
sfs化けしたmidori-0.2.4-Lucidおよびmidori-0.4.3-without_icu-4-i686-Lucidをロードすると、
それぞれ更新されたバージョンのものが起動しますが、sfsをアンロードすると最初のmidori-0.2.4に戻ります。
使用しているsfsファイルは複数のpetファイルからpet2sfs/pet2sfs-GUI/SFS-Editorなどで単一化したものです。

Three Head-Dog 5.2.8.005にmidori-0.2.4-Lucid.petをインストールしたものに対して
sfs化けしたmidori-0.2.4-Lucidおよびmidori-0.4.3-without_icu-4-i686-Lucidをロードすると、
それぞれ更新されたバージョンのものが起動しますが、sfsをアンロードすると最初のmidori-0.2.4に戻ります。
使用しているsfsファイルは複数のpetファイルからpet2sfs/pet2sfs-GUI/SFS-Editorなどで単一化したものです。