日本から配布が法律で禁止になる可能性が高い libdvdcss のライブラリが
含まれている事が Twitter からのご連絡により判明しました。
不正競争防止法違反に該当する可能性が高いです。
他の Linux ディストリビューションでは Linux Mint や SolydXK 等がこの対応を行っています。
参考: http://mypace75.blog92.fc2.com/blog-entry-907.html
- 対象は Puppy Linux 全バージョンの可能性が高い(日本語版・オリジナル版・派生)
- 日本のサーバ等から配布した場合に該当
- 本体 .iso・.exe および おぺらっぴぃ の本体 .sfs が該当
- /usr/lib 内に libdvdcss.so.〜 のファイルが含まれている事を確認 → あればそのバージョンは該当
クラウドサービスからのダウンロードも対象外の可能性があります。
一方で、日本にあるシノバーさんがサーバにミラーとして入れている
Puppy の派生物 .iso などは該当の可能性が高いので、削除対応などが必要に思われます。
注意
この問題は .iso などの「配布」が問題なのであって、Puppy の使用に関しては法的に問題は発生しません。
そのため、インストールしなおしをいけなければいけないとか、そういう問題は発生しませんが、
気になる場合は /usr/lib 内にある libdvdcss.so.〜 のファイル・シンボリックリンクを削除して下さい。
これは DVD の再生で使われるもので、他には影響を与えません。
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対応状況
.iso .exe .sfs 本体 (公式)
- Precise-571JP
- Precise-550JP
- lupu-528JP
- 431JP
- その他旧バージョン
- Openlab
- シノバーサーバ
- SourceForge.JP - 配布停止済み
- Moeppy Linux - 対応完了 daily build 2014/08/15 で対応
- WAN-CO - 対応完了 daily build 2014/08/15 で対応
- おぺらっぴぃ
- その他 派生