easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

以上のフォーラム以外の利用者の話題

モデレータ: 暇人, YoN, nyu

thinkpadnerd
記事: 2387
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

thinkpadnerd さんが書きました: 24/09/16(月) 23:11

コード: 全て選択

# /opt/google/chrome/google-chrome --no-sandbox --disk-cache-dir=/tmp
--no-sandbox オプションが必要です。
セキュリティが低下する旨の警告が出ます。日本語入力はできます。
日本語入力ができない場合があります。(セッションによって、できたりできなかったりする)

できない場合は、例の環境変数
XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS=1
が有効になっています。

その場合の回避策は

コード: 全て選択

# env --unset=XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS /opt/google/chrome/google-chrome --no-sandbox --disk-cache-dir=/tmp
/opt/google/chrome/google-chrome は単に chrome でもOK

-----
何度も繰り返し実験しました。本当にできる場合とできない場合があります。自分の頭がおかしくなったかと思いました。 :?
私は普段は Chrome を使いません。
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thinkpadnerd
記事: 2387
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

thinkpadnerd さんが書きました: 24/09/17(火) 17:58 日本語入力ができない場合があります。(セッションによって、できたりできなかったりする)

できない場合は、例の環境変数
XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS=1
が有効になっています。
Chrome (及び Chromium 系のブラウザ) への対策で上記環境変数は設定されなくなりました。woof-CE にも取り込まれていますし、EasyOS の /etc/profile にもこの設定はありません。(コメント行に、設定を解除した旨の記述がある)

ところが、この設定がゾンビのように蘇ることがあります。どこか他の場所に設定が残っているのでしょうか。
まあ、このことに限らず、EasyOS は動作に一貫性のない点が見受けられます。 :?
基本的な動作に問題はなく、些細なことと言えば、些細なことなのですが...


別件ですが、コンテナ内で Kirkstone を実行できます。デスクトップにアイコンがあります。理論的には他の OS もコンテナ内で動かすことができる、と Barry さんは主張しています。
コンテナ化された Kirkstone を起動してみましたが、メニューが文字化けというか、豆腐状態でした。フォントが存在しない場合に見られる現象です。

しかし、コンテナで実行する場合は関連ファイルがコンテナ内にコピーされ、終了するとコンテナからは消える仕組みのため、対応は難しいように思います。
現状はアジア言語 (CJK) には対応していないのではないでしょうか。EasyOS 5.8.4 の初期状態では、QuickSetup などロケールの選択画面に CJK はありません。日本語化パッケージでは ja_JP.UTF-8 を選択肢に追加することで対応しています。
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Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

「簡単なバージョン管理」を使ってスナップショット (バックアップ) に戻すことは何回か行っていますが、やはり動作に一貫性がない...

ロールバックを実行して再起動した場合
・Xorg の再設定が行われる
・ロケール設定の画面が開く (再設定が必要な場合がある)
・サウンドの設定がデフォルトに戻る -> 再設定が必要

このうちのいずれか、または複数が生じます。他の設定やデータは残っており、いずれも些細なことではあります。

コンピュータは一定の命令にしたがって作動するはずなのに、何故挙動がブレるのでしょう。不思議な OS です。 :)

追記
ロケールの選択肢から ja_JP が消えてしまう事象が発生。(日本語化パッケージで追加したのに!)
ボックスに表示されているどこかの国のロケールを削除して、ja_JP を手入力すれば設定できます。
最後に編集したユーザー thinkpadnerd [ 24/11/23(土) 16:21 ], 累計 1 回
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Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

savesession, easydd の翻訳ファイルを加えて easy_kirk_update-4.pet を作成しました。これまでの update の累積です。ダウンロードリンクは最初の記事にあります。

以前の update-3 がインストールしてある場合、アンインストールしてから update-4 をインストールして下さい。
update-3 をアンインストールせずに update-4 を入れても問題は生じませんが、インストール済みのリストに両方の名前が表示されます。(ただそれだけのことです)

-----
デスクトップの save アイコンは単に保存を実行するだけだと思っていたのですが、ここで保存の動作を選択できるようになっていることが判りました。
終了時の保存確認の画面にも説明が書いてあるのですが、詳しく見ていませんでした。

HDD にインストールした場合、RAM ですべてを実行するのではなく puppy のように随時ディスクに書き込む動作を選択することもできます。
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Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

smartmontools をソースからコンパイルして、pet パッケージにしました。
レポジトリになかったので作成しました。

smartmontools-7.4-amd64.pet
https://drive.google.com/file/d/1NVGCM7 ... drive_link
md5sum 981c8f363065e51d790ca327c8771845

EasyOS Kirkstone 用です。他のOSにも使えるかもしれませんが、主要なディストリビューションならレポジトリにあると思います。

使い方の例
smartctl コマンドはハードディスクの状態を取得し表示します。

コード: 全て選択

# /usr/local/sbin/smartctl -H /dev/sda
/dev/sda のセルフテストの結果のみを表示する。問題なければ、"PASSED" と表示されます。

コード: 全て選択

# /usr/local/sbin/smartctl --all /dev/sda
/dev/sda の全ての情報を表示します。(セルフテスト結果を含む)

/usr/local/sbin にあるのでパスが通っていません。パスを追加設定してやれば、フルパスで指定する必要はなくなります。
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Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

(この記事は intel のビデオチップ限定。他メーカーのビデオチップには当てはまりません。)
h264 のハードウエアデコードを有効にするために、ドライバをコンパイルしました。なお、Xorg のビデオドライバはデフォルトの "modesetting" を使用します。

intel-vaapi-driver-2.4.1-amd64.pet
https://drive.google.com/file/d/1FGwIDS ... sp=sharing
md5sum 9b32705317cb6a244b0c8d40d8fa762c

これによってインストールされるファイルは、
/usr/lib/dri/i965_drv_video.so
です。
(参考にした web ページ)
intel-vaapi-driver-2.4.1
https://www.linuxfromscratch.org/blfs/v ... river.html

このファイルは scarthgap 6.3.1 には入っていますが、kirkstone 5.8.4 にはありません。

Firefox でハードウエアデコードを有効にするには
・「設定」で「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する」にチェックを入れる。
・about:config で
media.mediasource.webm.audio.enabled -> false
media.mediasource.webm.enabled -> false
media.webm.enabled -> false

YouTube ではデフォルトで webm 形式 (vp9 あるいは av01) が使われます。上記設定変更で h264/avc が使われるようになります。

念のため about:support で

コード: 全て選択

H264_HW_DECODE  default  available
となっていることを確認します。
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Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

thinkpadnerd さんが書きました: 24/10/09(水) 13:02 h264 のハードウエアデコードを有効にするために、ドライバをコンパイルしました。
ハードウエアデコードが有効なら CPU の使用率は下がるはずですが、何故かそうなりません。
メニューの「最新の Firefox をダウンロード」で更新してみました。-> 131.0.2
CPU 使用率は下がりました。

OS に同梱の Firefox に問題があったのか?
更新を行なうと、読み書き可能なレイヤーに書き込まれます。メイン sfs は読み取り専用だから、旧バージョンが消えるわけではありません。新バージョンが上にかぶさっているだけです。結果、セッション保存ファイル、というかフォルダが大きくなります。
メイン sfs の Firefox を入れ替えて sfs を作り直せばいいのですが、面倒なのでこのまま使います。

追記
Firefox を更新すると、非root に設定されます。「ログイン及びセキュリティマネージャ」でこれを解除する必要があります。
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登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

swap ファイルの作成

/mnt/sda5 に 64MB の swap ファイルを作成する手順です。
# dd if=/dev/zero of=/mnt/sda5/swapfile bs=1M count=64
# mkswap /mnt/sda5/swapfile
# chmod 0600 /mnt/sda5/swapfile

OS起動時に swap を有効にするために Startup フォルダにスクリプトを置きます。
/root/Startup/swapon

コード: 全て選択

#!/bin/sh
swapon /mnt/sda5/swapfile
Puppy 4系 ~ 5系の頃は swap ファイルや swap パーティションがあれば自動的に拾ってくれたのですが、EasyOS ではそうなっていないようです。Puppy と EasyOS は同じではないので言っても仕方ないことですが。

EasyOS Kirkstone を使っていてこれまでに 2~3回フリーズしたことがあります。メモリの使用量は一般的な Puppy より多いです。(Scarthgap ではメイン sfs をメモリにコピーしない仕様に改められている。これによりメモリ使用量は大幅に減ります。)

BookwormPup64 の記事にも書きましたが、メモリに余裕があっても何故か swap を使用している場合があります。ひょっとすると、swap が利用できないためにシステムがハングするのかもしれない、と考えて、予防的に swap ファイルを作りました。64MB の swap ファイルって何だよ、と思う人もいるかもしれませんが、あくまでも予防的措置です。
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シノバー
記事: 3315
登録日時: 09/03/21(土) 00:05
連絡する:

Re: swapファイル

投稿記事 by シノバー »

thinkpadnerd さんが書きました: 24/10/14(月) 19:0564MB の swap ファイルって何だよ、と思う人もいるかもしれませんが、あくまでも予防的措置です。
昔から謎でした。いつぞやの shutdounconfig は64MB の swap ファイルを作ろうとします。
どなたか64MB の swap の意味を解き明かしていただきたいものだと。
走れパピー(新ブログ)https://shinobar.net/linux/blog
New Downloads https://shinobar.net/puppy/
thinkpadnerd
記事: 2387
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

シノバー さんが書きました: 24/10/15(火) 02:21 どなたか64MB の swap の意味を解き明かしていただきたいものだと。
ネットで「64MB の swap ファイル」を検索すると、意外とたくさん出てきます。しかし、メモリの搭載量が少なかった (OSも小さかった) 時代の記事がほとんどです。

EasyOS は LIbreOffice や GIMP、さらに Firefox または Chromium を搭載しています。そのためメイン sfs が大きく、メモリにコピーされると、それだけでかなりメモリを食ってしまいます。

メモリ使用量に余裕があるのに swap が使われる理由も謎です。しかも、ほんの数MBだけとか...
swap があったほうが OSの健全性が保てるのなら、64MBでもないよりはましだろう、と考えました。
その意味では、最近の Puppy が zram swap を用意するのは親切だと思います。

一方、EasyOS は 6系 (Scarthgap) でメイン sfs をメモリにコピーしない仕様に変更されました。EasyOS はそうせざるを得なかった感がありますが、Puppy もそのうちにこの仕様をデフォルトにするかもしれません。

追記
ネットサーフィンを続けていたら、swap が約 45MBに達していました。この時点で swap がなかったら、ハングしていたかもしれません。ちなみに、メモリ使用量は約 2.8GBで、まだ余裕がありました。
swap のほうは 64MB では余裕がないと感じて、128MB に増やしました。大は小を兼ねるとは言いますが、なるべく小さく納めたいので... :)

追記2
その後 swap の使用状況を見ていると、100MBを越えてきたので、現在は 256MB に増やしています。
swap があればあったで使用量が増えるし、何だかな...
しかし、Kirkstone のメモリの使い方が窮屈なんだろうな、と想像します。幸いフリーズは起きていません。
最後に編集したユーザー thinkpadnerd [ 24/10/17(木) 18:38 ], 累計 1 回
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Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

ネット上に興味深い記事がありました。

Linux+squashfs+swapなし環境でOOM時にハングする問題
https://qiita.com/rarul/items/843e05a7b ... 0%E5%A2%83

OOM(Out Of Memory)
https://e-words.jp/w/OOM.html

Firefox でネットの閲覧を続けていると、ブラウザキャッシュの値を制限してあるにもかかわらず、メモリ使用量がどんどん増えていきます。Kirkstone はサイズの大きいメイン sfs をメモリにコピーするので、最初から不利な状況にあります。途中で save せずに、終了時にまとめて save する使い方だから、悪条件に陥りやすいかもしれません。
swap は作っておいたほうがよさげですね。

追記
ハング対策としては、swap ファイル / パーティションを作る以外に、セッション途中に手動で save することも考えられます。
また、HDD にインストールしてある場合は、puppy と同様に、随時 HDD に書き込む設定にすることもできます。
いずれも、デスクトップの save アイコンで行なえます。

しかし、すべてメモリ上で行なって終了時にまとめて save (または save しない)、という使い方も捨てがたいと思います。
さんざんいじり回したあげく save せずに終了するという使い方は、実験用途に適しています。
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Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

Kirkstone の initrd をカスタマイズしました。
init スクリプトを見てみると、3GB を越えるメモリを搭載している場合にメイン sfs をメモリにコピーするようになっていました。これを修正して 4GB を越える場合にコピーするようにしました。私のマシンは 4GBちょうど (実際には 3.75GB に目減りする) なので、コピーされなくなります。

initrd.ez (easy 5.8.4 用)
https://drive.google.com/file/d/15qmM_h ... sp=sharing
md5sum 52946272d6ca55703c2f502341e2471f

initrd.585 (easy 5.8.5 用)
https://drive.google.com/file/d/12vxuEu ... sp=sharing
md5sum a9a8f8218bcca46affeda45e48b62fc7

使用する場合は、拡張子を取って initrd にリネームして下さい。
オリジナルの initrd を例えば initrd.bak にリネームして置き換えて下さい。

起動時にメイン sfs をメモリにコピーする動作がなくなるので、若干起動が速くなります。実際、メモリ使用量も減ります。
最後に編集したユーザー thinkpadnerd [ 24/12/02(月) 15:42 ], 累計 1 回
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Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

以前に書いたように、「最新のFirefoxをダウンロード」から Firefox をインストールすると、セッション保存ディレクトリに書き込まれます。サイズが大きいので、かなりの容量を占めます。

それで、別の記事に書いた sfs をロードして使うことにしました。
すでにインストールされている Firefox は手作業で削除します。/easyos/.session フォルダ (隠しフォルダ) に行き、/usr/lib/firefox をばっさり削除します。
次に BootManager にて Firefox ESR の sfs をロードします。(再起動が必要)

再起動したら、/root/.mozilla/firefox と /root/.cache/mozilla/firefox も削除します。というのは、もともとの Firefox が通常版で、sfs は ESR なので、設定は引き継げないからです。設定は最初からやり直す必要があります。

あと、Firefox sfs に限りませんが、追加の sfs をロードすると、システムの設定の一部が初期状態に戻ります。
Kirkstone に最初から搭載されていた Firefox はメイン sfs に含まれているので消えてはいません。これは /usr/lib 以下に残っています。さっき削除したのはセッション保存ディレクトリのファイルであり、sfs は読み取り専用なので消せません。
Firefox sfs でロードしたほうは、/opt 以下にあります。

それでも、この操作によってセッション保存ディレクトリはかなり小さくなりました。その分メモリの使用量も減りました。
ややこしい作業なので誰にでもお勧めできるものではありません。
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記事: 2387
登録日時: 15/10/25(日) 14:00

Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

以下の翻訳を加えて easy_kirk_update-5.pet を作成しました。これまでのアップデートの累積です。
ダウンロードリンクは最初の記事にあります。

clients.mo (ログイン及びセキュリティマネージャの一部、表示を改善)
mscw.mo (マルチ サウンドカード ウィザード)
nm-applet.mo (ネットワークマネージャ)
pavucontrol.mo (ミキサー/音量調節)

3番めと4番めは遅れ馳せながら Scarthgap や Daedalus で実現していたものを反映させました。

すでに easy_kirk_update-*.pet をインストールしてある場合は、予めアンインストールしたうえで今回のをインストールすることをお勧めします。
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Re: easyos kirkstone 日本語化パッケージ (pet)

投稿記事 by thinkpadnerd »

Kirkstone 5.8.5 がリリースされました。(5.8.4 が最後だと思っていましたが :| )

Scarthgap や Daedalus と同様に、追加の sfs をロード ( -> 再起動) した場合、.xinitrc がリセットされ日本語が入力できなくなります。また、パッケージマネージャでアプリをインストールした場合、root で実行するか、非root で実行するか選択する画面が出ます。

これらに対応するため easy_kirk_update-6.pet を作成しました。ダウンロードリンクは最初の記事にあります。

pet に含まれている翻訳はこれまでのアップデートの累積です。
.xinitrc を修復するコードを加えた「デスクトップの修復」(fixmenus_on_locale) も同梱しています。
「デスクトップの修復」を実行し、X を再起動すると日本語入力の設定が復元されます。

追記
追加の sfs をロードした場合や、スナップショット (バックアップ) からロールバックした場合に設定の一部が失われる問題

Kirkstone は初期状態では日本語ロケール (ja_JP.UTF-8) が選べなくなっています。日本語化パッケージではロケールの選択リスト ja_JP を付け足しているのですが、この情報も消えてしまうことがあります。 :?

ロケールの再設定が求められた場合、リストになくても ja_JP を手入力すれば設定できます。
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