このスレッド、以下に総括させていただきます。
ここまで、皆さんに本当にお世話になりました。
WinXP 上の skype と比較すると、
いくつかの難点と、なぜか実際には動かない機能がありますが、
現在、Skype-2.0.0.72-fc5.i586(Fedora 7 用) は、
私の HDD-full-inst Puppy の上で、ちゃんと動いています。
@大した影響はありませんが、少し難点があります。一応、報告だけ。
(1)
WinXP の skype と比較して最低限の機能しかない。
ただし、これはしかたがないものだと思います。
必要最低限の機能は、すべて揃っております。
(2)
skype ID 保持者の検索機能が、ほとんど役に立たない。
WinXP の skype では簡単に検索できる友人が検索できませんでした。
まぁこれも winXP の skype で設定しておけば問題ありません。
(3)
相手先のプロフィール表示機能が、なぜか1度の操作では表示されない。
でも同じ操作を2度繰り返せば、表示されます。
これも面倒くさいだけで、実際の使用には大きな影響はありません。
@voiceさんに教えていただいた .pet パッケージも試しました。
Skype-2.0.0.72-fc5.i586 の使用を目指してみたのは、
あくまでも私個人が Puppy をもっと学習するための出来心です。
voiceさんに教えていただいた、
http://www.puppylinux.ca/tpp/bugs/ 内の skype-2.0.0.72.pet があり、
これをそのまま使用すればOKでした。
実際に私は、これ↑を使用してみました。
この .pet は、以下の文章内にあるような作業をまったく必要とせず、
非常に簡単にインストールすることができました。
また非常に快適に使用することができました。使用できることを確認し、
最悪の場合は、ここに戻ればよいことを確認してから削除!しました。
たんに skype最新版 を使用したいだけであれば、これを使用するのが正解です。
また他に、Goroさんに教えていただいた、
http://www.slacky.eu/ 内の skype-2.0.0.72-i686-2sl.tgz があります。
こちらは .tgz を.pet化するだけでよく、依存性の問題も発生しないようです。
余談ですが、Puppy パッケージマネージャの
<公式 puppy 3> の中にある skype-1.1.0.20 はインストール可能でしたが、
実際には ID & PW を skype 側が認識せず、ログオンできませんでした。
@私が挑戦した手法は、私同様の、超!!Linux初心者にはハードルの高いものです。
超!!初心者の私がインストールに挑戦した Skype-2.0.0.72-fc5.i586.rpm は、
skype 本家の Linux対応ダウンロードページである
http://www.skype.com/intl/ja/download/s ... ux/choose/
からダウンロードした Fedora 7 用の最新版です。
これを弄くって、.pet化してインストールしても、
依存性の問題で、何度もライブラリが足りないと言われる代物です。
わけも分からずにこれに行き着いてから、悩みがスタートしました。
puppy には、どこにファイルがあるのか分からないので解決できませんと、、
冷たく突き放されるので、ネットで探さなければなりませんでした。
さらにそれを puppy で使えるようにしてから使用しなければなりませんでした。
若かりし頃に、ほんの少しだけMS-DOSをいじり、ニフティサーブを使用し、
その後は パワーマックと呼ばれた Mac OS9.0 に移り、
Win95 の以来 GUI以外は触ったことのない私には想像できない作業でした。
それでも途中、多くの諸先輩がたから優しく丁寧なアドバイスを頂き、
なんとかできるようになり、なんとか成功し、これを私は書いております。
途中で簡単な .pet パッケージを教えていただきましたが、もはや意地でした。
@これは、超!!初心者の私が、乗り越えた備忘録とその手法です。
先輩諸氏には蛇足的な内容でありましょうが、
私自身の備忘録 & 私同様の超!!初心者の皆様の参考になればと、
ここに詳細を書かせていただきます。
というのも、今回の一連の作業と知識が、
超!!初心者の私にも分かるほどの平易な文章で、詳細にまとまったページを、
私はついに最後まで、見つけることができなかったからです。
もしかしたら、それはどこかにあるのかもしれませんが、、、
@テーマは、使用したいソフトが .pet で見つけられなかったらどうするか? です
(ちなみに別のスレッドで、sfsファイルについてのものがあります。)
(sfsファイルがあればペット化せずに簡単に使えます。)
はじめての puppy では、私のような超!!初心者には、もともとデフォルトの
puppyパッケージマネージャーに入っているものしか、使う実力がありません。
(puppy 公認ですが、skype-1.1.0.20 のように動かないものもあるようです)
ほとんどの人の場合は、これだけで日常的な使用には十分なようですが、
私のように Skypeの最新版を使用したいような場合は、困ってしまいます。
(.pet はネットでも見つかりますが、多くは .deb .rmp .tgz のようです。)
どうしても使用したいソフトで、.pet パッケージが見つからなかった場合、
他の Linuxパッケージである、.deb や .rmp や .tgz を見つけてきて、
.pet に作り直さなければなりません。超!!初心者には恐ろしい作業に感じます。
結論から言うと、<そのため>には、<そのための事前準備>がまず必要です。
でもこの<そのための事前準備>とは、最初に一度だけやっておけばいい作業です。
あとは<そのための事前準備>で用意した、<それら>を使うコマンドを覚えます。
上記↑は、なんやら訳の分からない言い方ですし、
コマンド操作という、Windows しか触ったことがないに等しい 超!!初心者には、
最初は、想像もできないことであるように感じます。でも!!大丈夫です。
分散してる情報を集め、
全体で理解し、恐る恐るやってみたら、、、実は意外に簡単でした。
私も最初はビビりましたが理屈が分かってくれば、なんとかなりそうです。
単に一連の作業をわかりやす〜く、
詳細に、丁寧に、まとめたものを読めば、
Linux 超!!初心者の私にできたように、誰にでも簡単に分かるはずだと思います。
(タコの私でも何とかなりました。フォーラムの皆様は、実に優しい指導者です。)
ちなみに私の感じるLinuxのとっつきにくさは、
情報が細かく細分化されていて、それらがあちこちに分散してて、
どこを捜せばトータルな理解ができるのかが、なかなかわからないところです。
まるで初めて習う外国語を、
あっちこっちにバラバラに分散して存在している単語辞書を探し出して、
探せば何とかなるから読みこなせ、と言われているような気分になりました。
(なかには丁寧な解説をしてくださってる場所があります。でも揃ってません。)
(その一方で、分からん奴は読むな。そこまで面倒見きれん 的な解説も多いです。)
@では、始めます。<そのため>に必要な、<そのための事前準備>を始めます。
<そのための事前準備>では、<そのため>に必要な、<それら>を集めます。
<それら>とは、<5つのアプリケーション / コマンド>です。このうち、
<3つのアプリケーション / コマンド>は、すでに puppy の中に入っています。
どこにあるかというと、/usr/bin の中です。
(5つの種類については、あとで説明します)
ここで 超!初心者である私が、最初に落ち込んでしまったワナは、
/bin というフォルダは、puppy の中にふたつある。。
という基本的なことに、まったく気がついていなかったことです。
/usr/bin というフォルダと、
/bin というフォルダが puppy の中にあります。
(他にもあるかも。。)
puppyデフォルトの ROX-Filer は、
Windows のファイルエクスプローラーと違って、全体が見渡せません。
ゆえに最初は、まるで迷路の中に迷い込んだような錯覚にとらわれます。
これを解決できる Filer は捜せばあるらしいので、
いずれインストールしようと思っています。
(名前知らない。。)
で、、私は最初、/bin の中を一生懸命に捜していました。
何度見ても、何度見てもありません。。
あるわけないです。無駄に時間を浪費してしまいました。
ネットで捜す残りの<2つのアプリケーション / コマンド>も、
/usr/bin にいれなきゃいけないんで、ここでしっかり確認しないと要注意です。
(どれを探すかは、後で書きます。)
アプリケーションといっても、Windows で想像するようなものでは全くなく、
ターミナル上で、コマンド書いて実行させるものなんで、、、、
とっつきにくい感覚が最初はありました。
私は若かりし頃の、ニフティサーブを思い出しましたが、
もう、完全に忘れちゃってるんですよね。
さて、続けます。
<そのための事前準備>に必要で、
あることを確認したり、手に入れたりするべき<それら>とは、
以下の5つです。
以下の5つの<それら>を使用することで、
いろんなソフトを puppy で使えるようになるワザのひとつ習得できます。
つまり .pet パッケージの作成ができるようになります。
tgz2pet
.tgz パッケージを、.pet パッケージに変換します。
(操作は簡単です)(最初から puppy の中に入ってます)
rpm2tgz
.rpm パッケージを、.tgz パッケージに変換します。
(操作は簡単です)(ネットで探してダウンロードします)
deb2tgz
.deb パッケージを、.tgz パッケージに変換します。
(私は失敗しました)(ネットで探してダウンロードします)
undeb
.deb パッケージを解凍しちゃいます。
(deb2tgz が失敗したら使います)(最初から puppy の中に入ってます)
dir2pet
上記の undeb で解凍したものを、.pet パッケージにまとめてくれます。
(最初から puppy の中に入ってます)
deb2tgz はうまく動かない場合があります。
私の使い方が、間違ってるんかもしれません。でも最悪なくてもいいです。
undeb と dir2pet の2段階セットでやるほうが、どうも確実みたいです。
要はこれらの5つを順番に組み合わせて使用し、
最終的に .pet パッケージを作ることができるようになればいいのです。
たとえば .rpm パッケージを見つけきて、.pet パッケージにする場合は、
先に rpm2tgz で .tgz パッケージ に変換してから、
それをこんどは tgz2pet で .pet に変換すればいいわけです。
で。。。。.deb パッケージを使用する場合は、
先に deb2tgz で .tgz パッケージ に変換して、
もういちど tgz2pet で .pet に変換すればいいはずなのですが、、、
私の場合、なぜかうまくいきませんでした。
でも大丈夫。undeb で解凍して、dir2pet で .pet化すれば良いのです。
さっきも書きましたが、こっちの方が作業としては確実みたいです。
実際のやりかたは、
つい目を背けがちなターミナルの事例を、少し真剣に読めば理解できます。
難しそうに見えますが、ちょっとコツを掴めば、いくらかは理解できます。
(要はコマンドと呼ばれる単語と、簡単な文法さえ覚えれば良いようです。)
(私はここに書いてるものしか分かっていません。偉そうに書いてるくせに!!)
ちなみにいちばん簡単なのは、.tgz で終わるパッケージの .pet 化です。
ターミナルで、tgz2pet コマンドを打ち込めば簡単に、
あらら!って感じで、一瞬で .pet パッケージに変わってくれます。
実際の使い方は、
下記にコピーした一連のターミナルのコマンドを読んでほしいのですが、
ほとんどの場合は、全て同じルールのように感じます。(失敬。初心者です。)
まず cd /root/...../ という形で、場所を指定して、Enter
コマンド書いて、半角スペースを入れて、ファイル名を書き込んで、Enter
これだけです。この後で何度も書きますが、ほんとにこれだけです。
さてネットで、 rpm2tgzと、deb2tgz を探しましょう。
rpm2tgz は以下にあります。(ネット検索すれば、他にもあります)
http://slackwarec.ada.net.tr/source/a/rpm2tgz/ に行って、
rpm2targz というファイルを見つけてください。
私には理由が解らないのですが、
このファイルの名前は変更しなければならないとのこと。
難しく考えず、単にファイル名を書き換えるだけです。
rpm2targz を、rpm2tgz に書き換えてください。
次に rpm2tgz を実行可能なファイルに変えます。
ファイルの上にマウスのカーソルを持っていき、右クリックしてください。
パーミッションを選んで左クリック。何も考えずに<はい>をクリック。
(なぜか最初は実行可能になっていないんです。理由は私には分かりません。)
最後に rpm2tgz を /usr/bin に入れてあげます。
これでOK。使えるようになりました。
ターミナルで rpm2tgz と打つと、動いてくれます。
(Linux な人は、呼び出す? と言うみたい)
deb2tgz は以下にあります。(ネット検索すれば、他にもあります)
http://code.google.com/p/deb2tgz/downloads/list に行って、
deb2tgz というファイルを見つけてください。
ダウンロードしたら、さっきと同じように
deb2tgz も実行可能なファイルに変えてあげなきゃいけません。
ファイルの上にマウスのカーソルを持っていき、右クリックしてください。
パーミッションを選んで左クリック。何も考えずに<はい>をクリック。
(なぜか最初は実行可能になっていないんです。理由は私には分かりません。)
同じように deb2tgz も /usr/bin に入れます。
これでOK。たぶん、使えるようになっているはずです。
ターミナルで deb2tgz と打てば動いてくれるはずですが、
今回の場合は、動きませんでした。下記に報告しますが、エラーが返ります。
(deb2tgz の使用方法は、私が間違っているのかもしれません)
(あるいは制限があるのかもしれません)
@本番。Fedora 7 用の Skype最新版を、puppy で使えるようにします。
まず最初に、本家Linux対応ダウンロードページ
http://www.skype.com/intl/ja/download/s ... ux/choose/ から
Fedora 7 用の skype-2.0.0.72-fc5.i586.rpm をダウンロードしました。
ちなみに私は、自分の頭の中での整理と、順を追って作業がしやすいように、
/root/my-documents/ の中に、download というフォルダを作って、
そこに全てをダウンロードするようにしています。
(これをターミナルで書くと、/root/my-documents/download となります。)
ターミナルでファイルに対して作業をするときには、
<最初に対象ファイルのあるフォルダをターミナルで指定>するのがルールです。
#
cd /root/my-documents/download と私の場合は打ち込みます。
<#>は、最初から先頭に表示されてます。だから実際は<cd>から書き出します。
<cd>は、作業する場所を指定するコマンドです。
よく見てほしいのですが、<cd>の後ろに<半角スペース>があります。
この<半角スペース>の後ろに、/root/my-documents/download と書きます。
面倒くさかったら途中で<Tab>を押してみてください。勝手に入力されます。
#
cd /root/my-documents/download で場所指定が終わったら命令します。
# <使いたいコマンド名><半角><ファイル名> とやればOKです。
私はターミナルを立ち上げて、まず最初に rpm2tgz コマンドで
skype-2.0.0.72-fc5.i586.rmp から、
skype-2.0.0.72-fc5.i586.tgz を作りました。
その後 tgz2pet コマンドで
skype-2.0.0.72-fc5.i586.tgz を、
skype-2.0.0.72-fc5.i586.pet に作り直しました。
実際のターミナルの風景は以下のようになります。
たった3行で、全てが終わります。
各行の最後は、実際には Enter を押しています。
Enter を押すと、行が変わり、行頭に # が表示されています。
ターミナル さんが書きました:# cd /root/my-documents/download
# rpm2tgz skype-2.0.0.72-fc5.i586.rpm
# tgz2pet skype-2.0.0.72-fc5.i586.tgz
rmdir: ./skype-2.0.0.72-fc5.i586: そのようなファイルやディレクトリはありません
#
最後の「そのようなファイルやディレクトリはありません」は
まるきり無視していいみたいです。ちゃんと作業は終了しています。
(たぶん rmdir を調べれば、意味が理解できると思いますが、まだ調べてません)
上記の作業終了後に download フォルダを見てみると、
skype-2.0.0.72-fc5.i586.pet が無事に完成していました。
ここで不要になった残ってる、skype-2.0.0.72-fc5.i586.rpm を削除します。
初心者にとって不思議なことは、
.rpm は残っているのですが、.tgz は残ってません。
.rpm から .tgz を作って、.tgz から .pet を作ったんだから、
.tgz も残ってるはずなのに。。。。と不思議な気がしますが、仕様でしょう。
出来上がった skype-2.0.0.72-fc5.i586.pet をクリックして実行します。
この瞬間は、超!!初心者にとっては、ちと快感です。
自分で初めて作った .pet が動いてくれるんですから、
自分も Linux な人に少しだけ近づいた気がする瞬間です。
すると実行後に開くウィンドウで、、、
skype-2.0.0.72-fc5.i586.pet の実行は成功したけど、???
なんか警告文のようなものが、ウィンドウに書いてあります。
libQtDBus.so.4
libQtGui.so.4
libQtNetwork.so.4
libQtCore.so.4 が不足しているよ〜と警告を受けてしまいました。
超!初心者にとって、こんどはこれは、汗・汗・汗です。
おいおいおい、どうすりゃいいんだよ〜と、嘆きたい気分になります。
が、、、あせらずに、紙とペンを用意しましょう。これ、基本です。
とっても大切なことは、
ここで出てくる警告を、すべてちゃんとメモに取っておくということです。
何が足りないのかをメモせずに、ウィンドウを閉じては絶対に!!! ダメです。
それともうひとつ。
これはたぶん、、、なのですが、.pet パッケージを1回実行するたびに、
面倒くさくても puppy を再起動した方がいいみたいなんで、しましょう。
さて、再起動したら、
さっきメモった<不足しているもの>を、ネットで探します。
グーグルで<不足しているもの>の名前を打ち込んだら、たいがいは出てきます。
私は、フォーラムの先輩に教えていただいた、
http://www.debian.org/distrib/packages.ja.html に行って、
libqt4-dbus_4.4.3-1_i386.deb
libqt4-network_4.4.3-1_i386.deb
libqtcore4_4.4.3-1_i386.deb
libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb を入手しました。
ちなみに私が入手したものは、すべて i386用です。
i386 の深い意味はわかってないです。
powerpc と言うのもあったけど mac のクラッシック用?かな? 興味あります。
さて、上記の4つのファイルですが、
.deb パッケージですので、deb2tgz コマンドが使えるのでは?
と思ってターミナルから実行しましたが、、、以下の結果が出ます。
ターミナル さんが書きました:# cd /root/my-documents/download/skype
# deb2tgz libqt4-dbus_4.4.3-1_i386.deb
mv: cannot stat `data.tar.gz': そのようなファイルやディレクトリはありません
ERROR: ar failed. (maybe libqt4-dbus_4.4.3-1_i386.deb is not an DEB?)
# deb2tgz libqt4-network_4.4.3-1_i386.deb
mv: cannot stat `data.tar.gz': そのようなファイルやディレクトリはありません
ERROR: ar failed. (maybe libqt4-network_4.4.3-1_i386.deb is not an DEB?)
# deb2tgz libqtcore4_4.4.3-1_i386.deb
mv: cannot stat `data.tar.gz': そのようなファイルやディレクトリはありません
ERROR: ar failed. (maybe libqtcore4_4.4.3-1_i386.deb is not an DEB?)
# deb2tgz libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb
mv: cannot stat `data.tar.gz': そのようなファイルやディレクトリはありません
ERROR: ar failed. (maybe libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb is not an DEB?)
これって本当にDEVファイルか? って puppy に言われてしまうんです。
本当に .deb ファイルなんですけど、そう言われてしまいます。
なんでなんだか、わかりません。何度やっても、同じ結果が出ます。
どうも deb2tgz は、私が使い方を間違えているのか?
あるいは、これらのファイルには使用できないようです。
そこで、すべて undeb で解凍して、dir2pet で PET化することにします。
ちょっと面倒くさいんですけど、最初に新しいフォルダを作ります。
4つのファイルにそれぞれひとつ。つまり4つのフォルダを作ります。
面倒くさいのはファルダ名に、ファイル名と同じものを入力することです。
(間違ってるかもしれません。フォルダ名は、何でもいいかもしれません。)
フォルダができたら、それぞれに同名のファイルを移動します。
フォルダ内で .deb を解凍して、解凍したものを、.pet に変えてあげます。
解凍するとゴチャゴチャになるんで、フォルダを分けた方が便利なんです。
私はまず、libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb の解凍から始めました。
まず、
cd / ....で、ファイルのあるフォルダを指定します。
次に、
ls と打ち込んで、ファイルを確認します。
(ls は、そこに何があるのか?を表示するコマンドです)
その後、
undeb コマンドを使用します。
(undeb は、.devファイルを解凍するコマンドです)
ターミナルでの作業を、以下にコピーしましたんで注目してください。
よく見れば分かると思うのですが、
何度も言いますが、コマンドを書き込む方法は、どれも完全に同じです。
コマンド書いて、
半角スペースを開けて、
ファイル名を書き込んで、Enter すればOKです。
ここで使用するコマンドは、
cd と
ls と
undeb と 最後にもう1度
ls です。これだけです。
ターミナル さんが書きました:# cd /root/my-documents/download/skype/libqtgui4_4.4.3-1_i386/
# ls
libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb
# undeb libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb
# ls
libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb usr
#
cd /root/my-documents/download/skype/libqtgui4_4.4.3-1_i386/
でEnter してから、
#
ls を入力して Enter すると、
libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb が表記されます。
(これがあったよ!! って puppy が言ってくれてるんです)
#
undeb libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb で Enter してから、
#
ls で Enter すると、
libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb usr が表記されます。
注意して、この行を良く見てください。
libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb
usr とあります。
さっきより
usr が増えてます。
これは、
libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb と、
usr のふたつになったよ!! ってことなのですね。
Windows の場合、zip や Lzh を解凍すると、
もともとの圧縮ファイルはそのまま残り、
それとは別に、解凍されたフォルダが同じ場所にできますよね?
あれとまったく同じです。
.deb が解凍する前のもので、
usr が解凍されたものです。
実際に作業していた対象のフォルダの中を除くと、
最初に入れた libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb の他に、
usr という名前の新しいフォルダができています。
この解凍してできた usrフォルダを、
今度は .pet パッケージに変換するわけですね。
.pet パッケージにまとめちゃうんだから、
もともとフォルダの中に入れた libqtgui4_4.4.3-1_i386.deb は
もはや用済みのものです。だから、こいつは削除してしまいます。
で、、今度は .pet 化の本番です。
フォルダになったものを .pet にするには、dir2pet コマンドを使用します。
これもターミナルの中で作業します。これまでと方法は同じ。簡単です。
最初に
cd /.... でフォルダを指定して、Enter。
dir2pet と打ち込んで、半角スペースあけて、フォルダ名を指定します。
(今まではファイル名でしたが、ここではフォルダ名です。圧縮ですから当然です。)
#
cd /root/my-documents/download/skype
#
dir2pet libqtgui4_4.4.3-1_i386/
さて、ここで Enter すると!!! ちょっと慌てます。
突然!!! ターミナルに長い英語が!!! ダーッ!!! と出てきます。
私のような 超!!初心者は絶対に慌てます。でも、慌てなくていいんです。
何も読まず、何も考えず、
ひたすら画面が停止する度に Enter を継続してください。
不安が頭を重ねても、ひたすら画面が停止する度に Enter です。
実際のターミナルに出てきた英語の紹介は、
あまり〜に長ったらしいのでコピーはしません。割愛します。
いずれにしても最後には、
libqtgui4_4.4.3-1_i386.pet が、フォルダ内に完成しています。
そしてここでも、やっぱり、
libqtgui4_4.4.3-1_i386.pet ができたフォルダに、
libqtgui4_4.4.3-1_i386 という圧縮前のフォルダが残ってます。
用済みなので捨てます。
ヨッシャとばかり、
残りの3つの .deb パッケージでも、同じ作業をひたすら繰り返します。
libqt4-dbus_4.4.3-1_i386.deb
libqt4-network_4.4.3-1_i386.deb
libqtcore4_4.4.3-1_i386.deb を同様に全部やり終えると、
libqt4-dbus_4.4.3-1_i386.pet
libqtgui4_4.4.3-1_i386.pet
libqt4-network_4.4.3-1_i386.pet
libqtcore4_4.4.3-1_i386.pet が完成します。ご苦労様でした。
新しく出来上がった4つの .pet パッケージだけ残して、いよいよ本番です。
念のためにいったん再起動してから、
libqt4-dbus_4.4.3-1_i386.pet を実行します。
(4つの順番はどうでもいいです)
すると、このスレで kometsukibatta さんがおっしゃってたとおり、
追加で libQtXml.so.4 が不足していると警告が出ました。
これも、しっかりメモにとります。また探さなきゃ!! ってことです。
libQtCore.so.4 が不足しているとの警告も出ました。
すでにこれは用意済みのものですが、しっかりメモにとります。
これが依存関係というものなんで、最悪の場合、役に立つかもしれません。
再び、念のために再起動してから、libQtXml.so.4 を
http://www.debian.org/distrib/packages.ja.html 内で検索。
libqt4-xml_4.4.3-1_i386.deb を入手します。
libqt4-xml_4.4.3-1_i386 フォルダを作成して、その中に移動。
undeb して解凍し、dir2pet で .pet 化します。
あとはここまでに書いてきた作業をひたすら繰り返します。
何度も言いますが、やりかたはまったく同じです。
要は、puppy ちゃんの警告が出てこなくなるまで、
ファイルを探してダウンロードし、undeb して解凍し、
dir2pet で .pet 化し、実行し、不足してるよ警告をメモって、再起動。
ひたすら、これの繰り返しです。
いつか必ず puppy は満腹になって、文句を言わなくなります。
私の場合の今回の実際のターミナル作業と、注釈は以下のとおりです。
基本的には上記までと同じことを繰り返しているので、一気に書きます。
超!!初心者にわかりやすいように、コマンドの部分だけ色を変えます。
ターミナル さんが書きました:
# cd /root/my-documents/download/skype/libqt4-xml_4.4.3-1_i386/
# ls
libqt4-xml_4.4.3-1_i386.deb
# undeb libqt4-xml_4.4.3-1_i386.deb
# ls
libqt4-xml_4.4.3-1_i386.deb usr
ここで、libqt4-xml_4.4.3-1_i386.deb を削除。
ターミナル さんが書きました:
# cd /root/my-documents/download/skype
# dir2pet libqt4-xml_4.4.3-1_i386/
上記と同じく、英語は読まずにひたすら enter を繰り返し、
libqt4-xml_4.4.3-1_i386.pet を作成。
libqt4-xml_4.4.3-1_i386 フォルダは削除。
libqt4-xml_4.4.3-1_i386.pet を実行。再び、
libQtCore.so.4 が不足しているとの警告が出ました。
ここで再び、念のために再起動してから、
libqtcore4_4.4.3-1_i386.pet を実行。
今度は、不足しているライブラリの警告は出ませんでした。
再び、念のために再起動してから、
libqtgui4_4.4.3-1_i386.pet を実行。
するとここでも、kometsukibatta さんがおっしゃってたとおり、追加で
libaudio.so.2 が不足しているとの警告が出ました。また私の場合は、
libtiff.so.4 も不足しているとの警告が出ました。ここは人によって違う?
http://www.debian.org/distrib/packages.ja.html に行き、
libaudio2_1.9.1-5_i386.deb
libtiff4_3.8.2-11_i386.deb を入手。
同名フォルダを作成し移動して、ターミナルで一連の操作をし、
(同じ内容↑の繰り返しなので割愛)
libaudio2_1.9.1-5_i386.pet
libtiff4_3.8.2-11_i386.pet を作成し、ここで再起動。
libaudio2_1.9.1-5_i386.pet を実行。
不足しているライブラリの警告は出ませんでした。
再び、再起動。
libtiff4_3.8.2-11_i386.pet を実行。
不足しているライブラリの警告は出ませんでした。
再び、再起動。
最後に残った libqt4-network_4.4.3-1_i386.pet を実行。
不足しているライブラリの警告は出ませんでした。
再び、再起動。
これで、全て終了です。
Fedora 7 用の Skype最新版が、めでたく私の puppy で動いてます。
フォーラムの皆さん。
ここまで本当に、有難うございました。
なんとか、かんとか、遅々とですが、なってきました。
これからもよろしくお願いします。