開発のみなさま、いつもご苦労さまです。nyu さんが書きました:そのためにももっと多くの方々にテストして頂ければ幸いです。
素的なPuppyを使わせてもらっています。ありがとうございます。
さて、私はまだ、Linux初心者なのですが、なんとかチャレンジ出来そうだったので、4page目のnyuさんの手順で、initrd.gzの日本語環境を作ってみました。以下はその結果です。ただし、SCSI+USBの変則的環境で構築してあるので、その点はお断りしておきます。
●環境
機種[ 自作 ]
CPU[ Pentium 2.53GHz ]
RAM[ 1GB ]
グラフィックカード[ Matrox G550 ]
Xサーバの種類[ Xorg ]
お使いの解像度[ 1280x1024 ]
LANカード[ オンボード(Intel 82562)]
サウンドカード[ オンボード(Creative CT5880)
お使いのパピーのバージョン[ Puppy 4.00.2-jp ]
●動作結果
通常に動作しました。細かいチェックはしてませんが、ネットワークに繋げて、Flash動画の音が出せたので、大丈夫だと思います。肝心のbtermですが、グレーバックに黒字で表示されました。
●その他
実験で"起動中にいきなりPCリセット"等を繰り返していたら、Puppyが起動しなくなりましたが、pup_4002jp.sfsとzdrv_400.sfsをDVDから書き直したら、回復しました。しかし、この辺りからLAN・サウンド・SCSIが使えなくなりました。/tmp/bootsysinit.logを見るとどうも、ドライバのmodprobeに失敗している様でした。この環境を回復させる事はできませんでしたが、pup_save.2fsを作りなおしたら、元通り全て使えるようになったので、これの原因は、実験のせいでpup_save.2fsの何かが壊れた為、と思われます。
さて、一応、よく分からないながらも、rc.xxx以降のbterm化を考えてみました。5page目のYoNさんの書き込みによると、rc.xxxが終わった後は、/etc/profileが呼ばれる様です。たぶんオートログイン時にシェルから呼ばれるのだと思います。このprofileの中を見ると、たしかに、xwinしているので、このファイルを少し書き換えてみる事を検討してみました。
とりあえず/etc/profileを以下の様な感じに変更すると、一応、無理矢理っぽいですが、Puppy終了まで、btermを起動させる事が出来ている気がします。
コード: 全て選択
--- profile.org 2008-08-26 21:32:39.000000000 +0900
+++ profile 2008-08-26 21:32:18.000000000 +0900
@@ -146,6 +146,12 @@
#v4.00 run e3vi whenever vi excuted...
alias vi=e3vi
+#v4.00.2-initrd-jp
+if [ ! -f /tmp/bootcnt2.txt ];then
+ touch /tmp/bootcnt2.txt
+ exec bterm-deb -f /lib/unifont.bgf /bin/bash
+fi
+
#v2.12
#xorgwizard creates this file, run once only...
if [ ! -f /tmp/bootcnt.txt ];then
@@ -193,6 +199,7 @@
touch /tmp/bootcnt.txt
# aplay -N /usr/share/audio/bark.au
dmesg > /tmp/bootkernel.log
- exec xwin
+ # exec xwin
+ xwin
fi
fi
簡単な確認しかしていないので、ちゃんと動作出来るかどうかは保証出来ません。また、Xから「プロンプトに戻る」でターミナルに落ちた後、exitとすると、btermは終了してしまいます。
まぁ、以上の様な感じなのですが、多少でも参考にしていただければ幸いです。
それでは、失礼します。