小ぶりなpup登場(早く家に帰りたい！！)

[タロ兵衛]

あと、wikipedia (英語) の slitaz の項目には、以下のように書かれています。

解説ありがとうございます。時間的にかぶっちゃいましたね。
「SliTaz は永続性を提供しない」これはびっくりな感じです。なのでpuppy陣営？として永続性を備えようとしているのかもしれませんね。

良い子に育つと良いのですが

[ルビー]

在来の puppy では問題なく行われるものと考えています。
本家フォーラムの tazpup のスレッドを読むと、開発の初期段階では、「保存ができなかった」と書かれているので、技術的に難しい部分なのかもしれません。

すみません。
また言葉足らずでしたが、正規のパピーに関してじゃなくて、TazPupのUSBメモリへのpupsave書き出しに、何か問題を含んでいるのかもと言いたかったのです。

あと、wikipedia (英語) の slitaz の項目には、以下のように書かれています。

デフォルトのSliTazは、データ保存を提供しないって事は、その場限りの使用を想定したOSって事なのかな。
だから小さい？
ext4もサポートしないって事？
何だか良く分からなくなってきたけど。

ネットワークのWindowsの共有フォルダを、mount -t cifs でマウントしようと思ったら、うまく行きませんでした。
今までの正規のパピーなら、簡単に繋げてくれるのだけど。

もしかして、samba が要るのかなと思って、Package Manager から入れたらpupsaveの残量０になっちゃった(^^;。
それでも、マウントできなかったし。

[ルビー]

やっぱり、TazPupはパピーではないですね。
一番の理由は、thinkpadnerdさんが言ってる様に、パッケージ管理がパピーとは別物な事です。

パピーはコンパクト志向が一貫してるから、パッケージマネージャでアプリのインストール時には、事前にインストールサイズや依存関係も分かるけど、TazPupのパッケージマネージャ（Slitaz Panel）は、それが事前に分からない。
インストール始めると、全自動で依存関係も片っ端から入れてくれます。
処理が終わるまで、pupsaveがどれだけ消費されるのかも分かりません。

大容量のディスクにフルインストールなら問題ないけど、限られた容量のpupsaveには不向きです。
まあ、ディレクトリ形式のpupsaveもあるけど、基本はファイル形式だし。

「SliTaz は永続性を提供しない」これはびっくりな感じです。なのでpuppy陣営？として永続性を備えようとしているのかもしれませんね。

パピーの新しいバージョンと考えると？がいっぱい沸くけど、Slitazの新顔と考えると違和感はないのかもしれませんね。
thinkpadnerdさんが言う様に、Frugalインストール可能なSlitaz。

作者はパピーよりも、Slitazの方が好きなのではないのかな。

[thinkpadnerd]

”ルビーさんが書きました:
> デフォルトのSliTazは、データ保存を提供しないって事は、その場限りの使用を想定したOSって事なのかな。

"Simple, Light, Incredible, Temporary Autonomous Zone"
temporary は「一時的な」と言う意味ですね。
ネットで調べても情報は少ないのですが、あるブログに、Live CD からの起動で session を保存しない仕様であるという記述がありました。


tazpup をフォルダごと usb メモリから HDD にコピーして起動してみました。ブートローダは grub4dos です。
フォントの設定をして再起動すると、設定は保持されています。midori も前回の session の履歴を記憶した状態で起動するようになりました。これまでは、midori の設定 (/root/.config/midori) が再起動の度に消えていたのです。

tazpup の iso には syslinux の一種 isolinux が使われています。puppy 日本語版では grub4dos がポピュラーですが、海の向こうでは syslinux (isolinux) が普通です。しかし、usb メモリで syslinux からの起動だと違いが生じるのか試すのは面倒くさい...

あと、CD から起動して、session を HDD に保存する方式を試してみることも考えられます。
追記
CD から isolinux で起動しても、save file が HDD 上にあると随時書き込みするので、おそらく HDD から起動するのと同じことになりますね。

[ルビー]

tazpup をフォルダごと usb メモリから HDD にコピーして起動してみました。ブートローダは grub4dos です。
フォントの設定をして再起動すると、設定は保持されています。midori も前回の session の履歴を記憶した状態で起動するようになりました。これまでは、midori の設定 (/root/.config/midori) が再起動の度に消えていたのです。

901XのSDHCカードに、FrugalインストールしたTazPupを使ってみました。
確かにウィンドウのデザイン設定とか、Pale Moonの設定などが、再起動すると消えてしまいますね。
/root にディレクトリ作っても消えます。
何故かファイルは残る。
pupsaveは、ext4です。

これでは、USBメモリにインストールしての使用は出来ないですね。
Slitazの「Temporary Autonomous Zone」の仕様が、何か悪影響しているのかな。
ハードディスクの場合の信頼性も、？になりそうだけど。

PCManFMで、Windowsのエクスプローラと同じく、プロパティでディレクトリのバイト単位の実際のサイズが出ます。
でも、何故かファイル数が、実際より多く表示されます。
隠しファイルでもないし、奇妙な挙動です。
TazPupだからなのかな。

ファイルをコピーしようと、何気にROX-Filer感覚でファイルをドラッグして、移動されたのに気づく。
と、まあ、だんだんTazPupに否定的なコメントが多くなってしまいましたが、反面教師的に、正規のパピーの良さを再認識させられました。

[thinkpadnerd]

”ルビーさんが書きました:
> 確かにウィンドウのデザイン設定とか、Pale Moonの設定などが、再起動すると消えてしまいますね。

データは save file の外に保存するとしても、設定が保存されないのは困りますね。

> ファイルをコピーしようと、何気にROX-Filer感覚でファイルをドラッグして、移動されたのに気づく。

PCManFM は、windows エクスプローラに似た動作をするように設計されているのでしょう。同じドライブの中でドラッグすると移動になり、別のドライブの場合はコピーになる。それ以外の操作は右クリックで、「コピー」「切り取り」「貼り付け」を選ばないといけません。

/usr/share/applications にあるメニュー項目をデスクトップにドラッグして、ショートカットを作ったつもりでいたら、メニューから消えていて、思わず苦笑しました。「移動」されていたのです。ROX-Filer だとショートカットを作ってくれるのですが。

[タロ兵衛]

ネットブッククラスのPCに入れてみましたが、どうにも無線LANに嫌われました。
wlanconfigまでもどって頑張りましたがギブアップです。
APの検出もしないからドライバが合わないのか…
ま、アルファってことで。
PCは通常のpuppyならfrisbeeで簡単に繋がるやつなんだが。

スマホとのUSBテザリングもUSB接続は認識するものの、接続には至らずでした

設定の保存ですがGTKとかブラウザのお気に入りなんかは保存できています(HDD)。

ブラウザはPC起動後最初の一回は起動時間結構かかりますね。sfsのchromeと変わらないかな。

[ルビー]

PCManFM は、windows エクスプローラに似た動作をするように設計されているのでしょう。

パーミッションが簡単に見られないのも不便です。
ROX-Filerは詳細表示にしてあれば常に表示されるけど、PCManFMの詳細表示は出ないし。
設定で出せるのかは、そこまで使い込んでないので分かりませんが。
プロパティでのパーミッション表示も、Windows風にしてあるみたいだけど、かえって分かりづらく感じます。

パピーを使い始めた頃は、詳細表示のパーミッションが邪魔に思えたのだけど、ext～以外のファイルシステムにファイルをコピーすると、パーミッションが変わるので、良く見る様になりました。

正規のパピーがROX-Filerを選んだのは、軽いだけじゃなくて、いろいろ考えて選んであるのかなと思いました。

[thinkpadnerd]

”タロ兵衛さんが書きました:
> ブラウザはPC起動後最初の一回は起動時間結構かかりますね。sfsのchromeと変わらないかな。

midori ですか。メイン sfs をメモリにコピーしてOSが起動しても、sfs の中に組み込まれているアプリを起動するには解凍が伴うので、多少時間がかかるのではないでしょうか。tahrpup や xenialpup に組み込まれている pale moon も意外と時間がかかるように思います。
追加 sfs の場合も解凍が必要なので、サイズの大きいアプリほど時間がかかります。(xz 圧縮だとなおさらです。) frugal インストールした puppy のハンディキャップですね。


tazpup alpha 14 が出ていたので、usb メモリにインストールしてみましたが、保存が不完全な点は改善されていませんでした。

tazpup は初期状態では印刷システムを持っていないのではないでしょうか。サイズが小さいのはそれなりに理由があるようで。今のところ、tazpup で印刷しようとは思いませんが...

[thinkpadnerd]

usb メモリから起動した場合に保存動作が不完全になる問題

本家フォーラムでアドバイスをもらいました。(回答してくれたのは作者さんではありませんが)

/usr/sbin/snapmergepuppy の137行目
tail +2 の前に busybox を加えて、busybox tail +2 とする。
または
tail -n +2 とする。この場合は busybox は付けない。

busybox の tail コマンドと coreutils に含まれる tail コマンドで書式が異なるのが原因で、エラーになっていたということらしいです。snapmergepuppy は ram disk の内容を save file にマージ(結合)するスクリプトと思われます。

いずれにしても、一般のユーザーが触る部分ではないので、改良を待つしかないのですが、一応、上記の方法で保存がうまくいくことを確認しました。

[ルビー]

本家フォーラムでアドバイスをもらいました。(回答してくれたのは作者さんではありませんが)

お疲れ様です。
何だか、thinkpadnerdさんと似た様なハンドル名の方が居るな～と思ってました。
同じハンドルで、変えなくても良かった様な気もしますが(^^;。

本家の人がこちらを覗いた時に、別人と思うかもしれない。
でも、来ないか。
来たとしても、英語環境では日本語のページは読めないですね。

busybox の tail コマンドと coreutils に含まれる tail コマンドで書式が異なるのが原因で、

busybox は詰め込みコマンドって事しか知りませんが、正規のパピーでも、結構使われているのかな。
571JPをfindコマンドで探したら、/bin/busybox がありました。

[タロ兵衛]

メイン sfs をメモリにコピーしてOSが起動しても、sfs の中に組み込まれているアプリを起動するには解凍が伴うので、多少時間がかかるのではないでしょうか。

そっか。メインsfsといえど使うファイルだけ解凍しつつメモリにロードなのか。確かに全部解凍してたらメモリ足らなくなる。普段よりそう感じるのはxzのせい。なるほど。

15出てますね

[thinkpadnerd]

”ルビーさんが書きました:
> busybox は詰め込みコマンドって事しか知りませんが、正規のパピーでも、結構使われているのかな。

/bin にある多くのコマンドが busybox へのリンクになっています。puppy のようなサイズの小さいディストリビューションでは多用されているらしいです。

スクリプトの先頭に #!/bin/sh と書いたりしますが、#!/bin/ash や #!/bin/bash と書く場合もあります。# で始まるので読み飛ばされるのかと思っていましたが、コマンドシェルは、この先頭行を見ているのでしょうか。基本的なことかもしれませんが...
追記
wikipedia に解説がありました。

シバンまたはシェバン (英語: shebang) とはUNIXのスクリプトの#!から始まる1行目のこと。起動してスクリプトを読み込むインタプリタを指定する。

追記終り

例の snapmergepuppy ですが、tahrpup のものは、#!/bin/ash で始まっています。tazpup alpha 14 は #!/bin/bash でした。

追記
> 同じハンドルで、変えなくても良かった様な気もしますが(^^;。

このフォーラムでも thinkpadfreak を使いたかったのです。最初これで申し込みましたが、おそらく yahoo のメアドで申し込んだために、受理してもらえませんでした。別のメアドで再度申し込もうとしたら、thinkpadfreak は、はじかれてしまいました。
追記終り

”タロ兵衛さんが書きました:
> 15出てますね

新しい版が出るのが速い... 保存動作も修正されているようですが、まだ見ていません。save file はまた新たに作って動作検証しないといけませんね。

[ルビー]

15出てますね

試しに15を使ってみましたが、個人的に不満な所はそのままでした。

・マウスのクルクルスクロールが効かない
・ネットワークのWindowsの共有フォルダをマウントできない
・xkb、Xmodmap でのキーカスタマイズが効かない

ググると、SliatzでWindowsの共有フォルダをマウントできないとあったので、Slitazが抱える問題なのかも。

TazPupのPale Moonで、これを書いていますが、ダイヤモンドカーソルが使えないので入力しずらい(^^;。
メニューもだいぶ見慣れてきたけど、同じ項目があっちこっちにダブっていて、見慣れても使いづらく感じます。

ゴシックホラー風の壁紙も、あまり好きでないので、外しちゃいました。
もうちょっと、パピーっぽくして欲しいです。

それにしても、画面キャプチャがしょぼい。
ブラウザのmidoriもそうだけど、最低限の機能を用意して、あとは自分で使いたい物を使ってくださいと言う仕様なのかな。
Slitazもそんな感じのOSみたいだし。

[thinkpadnerd]

Alpha 15 を usb メモリから起動して、保存がきちんとできることを確認しました。その他、Startup フォルダが追加されるなどの改良点があります。

”ルビーさんが書きました:
> ブラウザのmidoriもそうだけど、最低限の機能を用意して、あとは自分で使いたい物を使ってくださいと言う仕様なのかな。

midori はバージョン情報のところに copyright 2007 - 2012 と書いてあって、かなり古いですが、一応 html5 動画再生に対応しています。映像や音声の再生には gstreamer を使っているようです。しかし、標準的な puppy に搭載されている ffmpeg がない (追加はできますが) のは、やはり不便です。

CD の再生は alsaplayer でできますが、DVD を見ることはできないようです。一応、レポジトリには vlc がありますが、これはサイズが大きいのではないかと心配になります。
追記: mplayer や mpv もレポジトリにありました。

結局、初期状態では、レスキューCD (または usb) のような使い方しかできません。実用的に使うには、必要なものを足していかないといけませんが、それも慎重に行わないとシステムを壊してしまいそうな気がします。

最初から印刷システムや DVD 再生機能を備えていて、安定して動く、標準的な puppy が一番ですよ。